Track 2

2.『VRやってるときにまんこするの?』

 んー。  えい。  こうか。  ……ほい。ほい、ほいっと……  ふぅ。家ができた……。  とりあえず拠点確保っと。  あとは……飲み水だな~。  海に行って亀でも探すかぁ……。  …………。  ……あれ?  キミかぁ。  いたんだ。  これ、集中してると、誰かが入ってきても全然気づけないね。  うん。  とうとう、VR用のやつを買っちゃったんだよね~。  ずーっとやりたかったからさ。  なかなか高かったけど……いっちゃったよ。ふふ。  んー?  ああ……別に、バイト始めるきっかけは、これ買ったから……ってだけじゃないんだけどね?  もちろん、理由の一つではあるんだけど。  んー? あ。やってるゲーム?  とりあえず、お試しでやってみよっかなーって思って……  持ってるゲームで、VR対応してたやつからやってる。  あー、そうそう。森でサバイバル生活するやつ。  ……んー?  いや。さすがに、今日はやめとくよ。  キミがいるのに、キミの姿を一切見られないゲームをするのはないでしょ。  なんか、二人でできるゲームを……  ……え?  プレイしてていいの?  いや、まあ……うん。ゲームのモニター出力、一応できるけど……  ウチの実況プレイが見たい的な?  ……あー。  ウチも、キミのカノジョ始めてから、結構長いからね……  キミのしたいことがなんとなく分かってきた。  まあ……VRのお試しはしたいし。別にいいけど。  ……はい。モニター、映したよ。  じゃあ……プレイの続き、するね。  うん。ゲーム音量、さすがに下げた。会話は全然できるよ。  え? あー。  椅子に座ってるとプレイしづらいんだよね。立ったほうがやりやすい。  普通に手とか結構振り回すしさ。  キミも、ウチの前には立たないようにしといてね。危ないし。  キミ、このゲームやってた?  マルチもマルチで楽しそうなんだけど……ウチは普通にソロで進めちゃってたな~。  これ、見た目は無人島でサバイバル、って感じなんだけど……洞窟とかいっぱいあって、そこの探索がホラーチックで楽しいんだよね。  ん? うん。とりあえず、最初は生活基盤を作っていこうかなって。  水と……あと食料かな。まあ、しばらくは、初期地点の飛行機に通えば割と何とかなるんだけど。  あ。そうそう。  木を切ったりするときは、こういう風に……  腕を振ると、キャラの動きも連動して……  切れるようになるんだ。  いや……この動き、地味にしんどい。  明日、普通に筋肉痛になりそう。はは。  …………。  ……ん?  あのー、キミの手が、ウチのあらぬところに当たっている気がするのですが……?  まあ別に、おっぱい触るくらいだったら、いいけど。  でも、腕、気を付けてね? ほんとに。  ん……。  んっ、んっ、んっ、んっ、ん……。  あ。亀、いた~。  少し可愛そうですが……ウチの糧となっていただきましょう……。  えい。  えい、えい、えい……。  あー。そうなんだよ。武器使うときも、こうやって……手、振らなきゃいけないんだ。  このゲーム、弓があるんだけど……弓使うときも、ちゃんと手を引かなきゃいけないんじゃなかったかな?  ちょっとめんどいと言えばめんどいんだけど……でも、やっぱ、没入感がすごいよ。  楽しい。  …………。  キミ、ずーっとおっぱい揉んでるし。  いや、いいんだけどさ。  ウチのおっぱい、気持ちいい?  そっか。よかった。  でも、ブラの上からだと、手応え、固くない?  ……え。  だからって、ブラ外すの?  なかなか強ムーブだね。  ……外されたし。  ん……。  直にもみもみしてるし。  ほんと、楽しそうにおっぱい触るな~、キミ。  顔は見えないけどさ。至福のひととき、って感じが、手から伝わってくるよ。  いや。乳首、くりくりってするのは……さすがにくすぐったい。  うん。それは、結構、感じる。  それだったら、ぐにゅぐにゅ揉まれたほうが、まだマシ……かな?  まあ、大体予想はついたけど……  視界が奪われた状態で、セクハラ……とか。まあまあなことしてるよ? キミさ。  やっぱり、興奮するの? それ。  目隠しプレイ、とか、一つのジャンルとしてあったりするよね。  でもあれってさ、視覚って情報がないから、触られる感覚が、もっと敏感になる……ってだけでさ。  女の子がゲーム中だとあんまり意味なくない?  ……いや。うん。  乳首はくすぐったく感じてるけどさ。  ん……  んっ、んっ、んっ、っ、んっ、んっ、ん……  ……ん?  あの。ひょっとして……パンツ、脱がそうとしてませんか?  え。おっぱいだけじゃなくて……まさか、まんこしようとしてる?  うわぁ。やっぱり。変態だぁ。  割とこれ、変態のラインを踏み越えてると思うよ。  ……いや、そんなに今までと変わんない……か?  えー。別に、イヤじゃないけどさー?  お試しだから、そんなに真面目なプレイでもない……けど。  まあ……さっきも言ったけどさ。  ウチの腕には気を付けてね?  ……ゴム付けてる音がする。  うぁ。まんこにローションも塗ってきてるし!  一連の動作がめっちゃスムーズだ……。  あー。準備できた?  はいはい。まんこ、どーぞ。  見えないけど……多分、立ちバックの姿勢、だよね?  倒れないように、しっかり支えててよ?  ん……  うわー。おちんぽ見えないのに、まんこに熱い感覚がする。  変な感じ……。  ん……ん、ん……  んっ、んんんんん……。  はぁ、ふぅ……  違和感、すごい。  えっちとまったく関係ない光景なのに……まんこだけ埋められてる……。  ……いやいや。この前の〝整ええっち〟とは全然違うよ。  これは単純に……視界とまんこのチグハグさに、脳がバグってる感じ。  あー、ほら……止まってるエスカレーターを歩くときの違和感、みたいな?  はぁ、はぁ、ふぅ……  ……ん? おちんぽ、動かさないの?  ここまでハメちゃったんだから、ウチに気を遣うも遣わないもなくない?  ……そうじゃなくて?  え。じゃあ、普通にプレイ続けるけど……  ん……  ……んっ?  んっ、んっ、んっ、んっ、ん……  ……あー。キミが何をしたいのか、ようやく分かった。  つまり……アレだね。映画でいうところの、4DXだね?  要は、ゲームの動きに連動して……おちんぽ、突いてくるんだ。  ウチの予想の斜め上だったよ……。  んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……。  ……ウチが木を切るたびに、ほんとにピストンしてきてるし。  んっ、んっ、っ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……  ……ん。  でも……これはこれで、臨場感ある気がしてきた。  普通に木を切ったりしたら、絶対反動あるだろうし……  地味にリアルな衝撃かも。  まあ、腕からじゃなくて、お尻のほうから伝わってくるから……やっぱり違和感はあるけど。  んっ、んっ、んっ、ふぅ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……  おちんぽ、ほんっと、熱いなー。  キミ、いつも以上に興奮してる気がする。  ある意味、無抵抗な女の子を犯す、って気分なのかな……。  キミ、実はそういう性癖あった感じ?  いや。〝玲菜だから〟って……  こういう状況で、ときめくこと言われても、リアクションに困るんですけどー?  ……あ。日、暮れてきちゃった。  ってか、敵の声するし。  え? ああ、うん。  この無人島、人型の敵がいるんだよね~。  普通に、プレイヤーに襲いかかってくる。  しかも……大体パーティー組んでるから、一人だと結構辛い。  まあ……慣れれば、ヒットアンドアウェイで何とかなったりするんだけど……  うわ。見つかった。  こっち来るーーー。  敵、四人……五人かな?  とりあえず、各個撃破で……  ん……っ。  んっ、んっ、ん……。  おちんぽの動き、強くなったぁ……っ。  んっ、んっ、んっ、んっ、んんん……っ。  あー。  攻撃食らう……  食らってる……。  んっ、んっ、んっ、んぅ……っ。  んんん……っ。  自分にダメージ入ったときの、おちんぽ……  この衝撃は、めちゃくちゃリアルだよ、正直……  どちゅどちゅって、まんこ、突かれて……  リアルに、ダメージ入ってる感じ、する……。  体、熱くなってきて……  視界が赤くなるのも、それっぽいし……。  ……悔しいけど、なんか、これはこれで楽しくなってきちゃったな。  だったら……  ふふ。キミはこの動きについて来られるかなっ?  敵の、攻撃を……回避してっ。  反撃っ。  ふぅ。まずは一人……  次は……あいつだっ。  んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ふぅ、はぁ、ふぅぅ……。  えいっ、とおっ。やぁ……っ。  ふぅ。もう一人……  あ、あれがリーダーかな?  うん。仰々しい恰好してるのが、パーティーのリーダーでね。  あいつさえ倒せば、他の敵の戦意をなくさせたりできるんだけど……  持ってるのが初期武器だからなー。いけるかな?  弓矢作っておけばよかった……  ん……  んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、っ、んっ、んっ、ん……  ……は、ぅっ。  ちょ、ちょっとぉ……その一撃は、重ぉ……っ。  ん、んぅ……。  響く、なぁ……。  ウチの体力、だいぶ減っちゃったし……  これ、やられたら、めんどいんだよなぁ……。  もうちょっと、慎重に……  んっ、んん……っ。  はぁあ……。  ……あ。結構、効いてる感じ、する。  もうちょい……もうちょい。  ……ふふ。いや。敵のリーダーもだけど。  おちんぽ、まんこの中で、ビクビクしてるからね……。  おちんぽ、イキそうになってきてるでしょ?  敵と一緒に、おちんぽミルク、始末してあげよう。  ん……んっ、んっ、っ、んっ、はぁ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……  これを……避けて。  こうやって、こう……。  あと、一撃……っ。  んっ、ぁ……っ。  うわ。周り、囲まれたぁ……っ。  な、殴られて、るっ、んっ、んんん……っ。  はぁ、んっ、んっ、はぁ、んっ、はぁ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……。  あ……もうちょい、もうちょい……っ。  おちんぽ、もうちょっと……っ。  はぁ、はぁ、ふぅ、はぁ……っ。  あ……っ。  イク……っ、イく……っ。  イ……イッ、て……っ。  んっ、んんんんんんんんんん……っっ。  はぁ……はぁ、ふぅ、はぁ、ふぅ……。  ……リーダー、倒せた。  激しい戦いだった……。  はぁ、はぁ、ふぅ……  お腹、あっつぅ……。  おー。部下たち、逃げていくね。  歯向かってこないのであれば、見逃してやろう。  体力キツいし。  はぁ、はぁ、ふぅ……。  ……ふぅ。  キリいいし……いったんセーブしよ。  はぁ、ふぅ、はぁ……。  ……おっけー。セーブ完了。  あ。おちんぽ、抜く?  んっ、ふぅぅぅぅ……。  ウチも、ディスプレイ外そ……。  ……ふぅ。  なんか、現実世界に戻ってきたって感じ、する。  解放感がすごい……。  てか、ウチもめっちゃ汗かいてるし。  はぁ、はぁ、ふぅ……。  あ。拭いてくれてありがと……。  ……いや。うん。  正直、いつもの〝ながらえっち〟みたいかなって思ったけど……  思ってた以上に楽しかった。VRえっち。  リアルにダメージ受けた感覚したよ。  ……これ、アトラクションとして売り出せたりしないかな?  キミも気持ちよかった? そっか。  ってか、いつも以上に興奮してたよね。ふふ。  はー。楽しかった。  さて。  じゃあ、今度は、キミの番ね。  えー。当然でしょ。  ウチだって、キミのゲーム中にセクハラしてみたいよ。  ほらほら。ディスプレイ付けて付けて。  たっぷりお返ししてやるからなぁ……。ふっふっふ。