トラック2:珍魚・ゴッコ鍋で元気に~☆
;SE:10/正面遠方 お盆の上に物を置き終える音
;10/正面遠方
【金星人】
「うん、これでひととおりね~。じゃあ……」
;SE:10/右上→1/正面へ足音
;SE:1/正面 座る音
;SE:1/正面 鍋道具一式(出汁が入った鍋、一人前用の鍋、カセットコンロ、
ボウル3つ、おたま、まな板、包丁)、食材の入ったビニール袋を置く
;1/正面 通常
【金星人】
「(鍋道具一式・ビニール袋を置く音:少し長めの息遣い)」
【金星人】
「お待たせ~☆ まずは、この・お・な・べ・を一緒に囲んで、
キミとの親睦を、深めていくわよ~」
;SE:1/正面 鍋の蓋をあける
【金星人】
「お出汁は、私が潜って獲ってきた新鮮な昆布よ~。
そして、こっちはスーパーで買ってきたお野菜ね~」
;SE:1/正面 お盆の上のビニール袋から野菜を取り出す
;声優さんへ:SE:1/正面 まな板の上に食材をセリフを述べながら並べる
【金星人】
「白菜、長ネギ、えのき、水菜、
ごぼう、大根、生青海苔と、それと豆腐~☆」
【金星人】
「皮とかの下処理は済ませてるから~、
これらを一口大に切ればいいだけよ~☆」
【金星人】
「あとは、メインディッシュね~。
この子も私が潜って、連れて帰ってきたんだけど~
この子を、キミは見たことがあるかしら~?」
;SE:1/正面 ビニール袋からホテイウオを取る
:SE:1/正面 ホテイウオを見せる
【金星人】
「じゃーん、ホテイウオ☆
別名は……ごっこ、だったかしら~?」
;SE:リスナー身じろぐ音
【金星人】
「んふふ、見た目で判断するようなことしちゃ、ダ~メ☆
キミが思っているより、この子、美味しいんだから~☆」
【金星人】
「ちなみにこの子の生息地は、深海よ~☆
そう、深海魚ってやつね~」
;SE:1/正面 テーブルにホテイウオを置く。
【金星人】
「ねぇ~、深海魚を食べたことがある~?
深海魚はね~、普通のお魚よりも
栄養価バツグンの高級魚なのよ~☆」
【金星人】
「今日は捕獲の日で、私が潜って獲ってきたのだけど~、
この子を味わえるなんて、私とルームメイトでよかったわね、キミ☆」
【金星人】
「あらあら、また不思議そうな顔ねー?
その顔は、深海まで潜れるって部分に引っかかったのかしら~」
【金星人】
「もしかして、私がどこの星出身か忘れちゃったのかしら~?
私の住む星は……」
;3/右 接近
【金星人】
「き・ん・せ・い、でしょ?」
;1/正面 通常
【金星人】
「くす、金星の気圧はね、地球の深海と同じなのよ~☆
だから、地球人じゃ、到底調べられない深海も、
私たちなら、普通に素潜りして調べられるわけ~」
【金星人】
「だけども、こうして獲っても、普通はすぐに研究所行きよ~☆
なんせ、深海は地球にとって、まだまだ未知なことだらけだもの~☆」
【金星人】
「でも、お世話になってる漁師さんたちに一度だけ、
この子を食べさせてもらったことがあってね~」
【金星人】
「見た目はこれでも、とーっても美味しくて、
身体の調子も、とーってもよくなったわ~☆」
【金星人】
「金星人の私が、食べてよかったんだったら~、
地球人のキミなら、なおさら良くなるはずよね」
;SE:1/正面 リスナー身じろぐ音(後ずさる)
;SE:1/正面 リスナーの手を掴む音
【金星人】
「はい、逃げないの~☆
きちんと食べないと、元気になれないわよ~?」
【金星人】
「あ、それともキミがこのままお腹を空かせて、
金星についての講義を聞きたいのなら、
それはそれで構わないのだけど~」
【金星人】
「やる分には、みっちり叩き込んであげるわ~☆」
;SE:1/正面 リスナー身じろぐ音(観念して座る音)
【金星人】
「ふふ、じゃあ~、おとなしく食べなさい。
ほら、調理を始めていくわよ~☆」
;SE:1/正面 カセットコンロが点火する音
【金星人】
「……ああ、すごい。こーんな小さな装置で~、
簡単に火を点けられちゃうなんて、地球はホントいい星ね~」
【金星人】
「(コンロの火を見つめる:短めの息遣い)」
【金星人】
「――ふふ、いつまでもこの星の技術の粋をみてたけいけど~、
待ってる間に、沸騰されても困るから、早速来ちゃいましょうか~」
【金星人】
「さーて、何から切っていこうかしら~?
そうね~、手元の白菜と長ネギからかしらね~」
;SE:1/正面 食材を掴み、自分の前に持ってくる
;SE:1/正面 食材に包丁を入れる音 遅
【金星人】
「(包丁を入れる:少し長めの息遣い)」
【金星人】
「……ん、これぐらい~♪
えのきは石づてを切って……」
;SE:1/正面 切った食材を避ける音(食材を切るたびに:継続)
;SE:1/正面 食材を掴み、自分の前に持ってくる(食材を切るたびに:継続)
;SE:1/正面 食材に包丁を入れる音 遅
【金星人】
「(包丁を入れる:楽しそうに少し長めの息遣い)」
;SE:1/正面 鍋がグツグツ煮立つ音
【金星人】
「のんびりしてたら~、鍋が煮立ち始めちゃったわね~。
これは、少しテンポを上げようかしら~☆」
;SE:1/正面 食材に包丁を入れる音 遅~中(速度を変える)
【金星人】
「(包丁を入れる:楽しそうに少し長めの息遣い)」
【金星人】
「……ごぼうと大根は、少し硬いから、
速めだけど、丁寧を心がけて~☆」
;SE:食材に包丁を入れる音 遅~中(速度を変える)
【金星人】
「(包丁を入れる:楽しそうに少し長めの息遣い)」
;SE:1/正面 食材に包丁を入れる音 停止
【金星人】
「お野菜はこれでバッチリね~☆
じゃあ、いよいよメインの、こ・の・子~☆」
;参考動画:https://youtu.be/LRLZne9LhDw
;SE:1/正面 食材を掴み、自分の前に持ってくる
【金星人】
「……わぁ~、ぶにゅぶにゅね~☆
これでも内臓は取って、きちんと下ごしらえは済ませてるのよ~☆
見てみて、お腹をごかいちょう~☆」
;SE:1/正面 テーブルから食材を取り、見せる
【金星人】
「(処理された魚の身体の内側を見せる:短めの息遣い)」
【金星人】
「ねー? なにもなかったでしょー?
野菜と同じく、この子を食べやすくするには……
そうね~、3枚に下しちゃいましょうか」
;SE:1/正面 食材に包丁を入れる音
【金星人】
「食材に包丁を入れる音 少し長めの息遣い」
【金星人】
「普通のお魚と違って~、この子達は骨も食べられるのよ~」
;SE:1/正面 食材に包丁を入れる音
【金星人】
「食材に包丁を入れる音 少し長めの息遣い」
;声優さんへ;セリフに沿って、以下の演技をお願いします。
;SE:1/正面「鍋の方は……」で蓋をあける
;SE:1/正面「いい感じに」から鍋が沸騰する音
;SE:1/正面「いい感じに」から楽しそうな演技をお願いします。
【金星人】
「うんうん、余すところなく全部切れたわね。
鍋の方は……いい感じに沸騰し始めたわね」
【金星人】
「じゃあ、お野菜とこの子を……
お鍋のプールに入れてあげましょうね~☆」
;SE:1/正面 まな板を持ち上げる
【金星人】
「お鍋の中でいっぱい泳ぎさなさ~い。
はい、ザバ~ン☆」
:SE:1/正面 鍋の中に食材を入れて、水が跳ねる音
【金星人】
「(食材を鍋に入れる音:短めの息遣い)」
;SE:1/正面 まな板をテーブルに置く
【金星人】
「お出汁のプールにきちんと浸かったら~、
強火でこのまま、ゆっくりまぜまぜよ~」
;SE:1/正面 コンロのつまみを捻る音
;SE:1/正面 コンロの火が強まる音
【金星人】
「んふふ……鍋の中~、
いっぱい泳ぎなさい~☆」
;SE:1/正面 テーブルからおたまを取る音
;SE:1/正面 おたまで鍋の中をかきまぜる音
【金星人】
「(鍋を掻き混ぜる:少し長めの息遣い)」
【金星人】
「アク、いーっぱい出てきたわね~。
けど、これはぜーんぶいらないもの~☆」
;SE:1/正面 鍋の中のアクを掬う音
;SE:1/正面 アクを脇のボウルに入れる音
【金星人】
「……綺麗に取れたわね~☆
はーい、引き続き、まぜまぜ~☆」
;SE:1/正面 おたまで鍋の中をかきまぜる音
【金星人】
「(鍋を掻き混ぜる:少し長めの息遣い)」
;SE:1/正面 おたまで鍋の中のアクを掬う音
【金星人】
「……浮かんだアクは、バイバ~イ☆」
;SE:1/正面 アクを脇のボウルに入れる音
:SE:1/正面 おたまで鍋の中をかきまぜる音
【金星人】
「(鍋を掻き混ぜる:少し長めの息遣い)」
【金星人】
「もうちょっとかしらね~……んっしょ☆」
;SE:1/正面 鍋の中のアクを掬う音
;SE:1/正面 アクを空いたボウルに入れる音
【金星人】
「はい、もう一回、まぜまぜ~♪」
:SE:1/正面 おたまで鍋の中をかきまぜる音
【金星人】
「(鍋を掻き混ぜる:少し長めの息遣い)」
;SE:1/正面 おたまで鍋を軽くまぜる(停止)
【金星人】
「……もう出ないわね?
じゃあ、火も弱めましょうか……」
;SE:1/正面 コンロのつまみをひねる音
;SE:1/正面 火を弱火にする
【金星人】
「ん……残りは味付けよ。
みりんと醤油を入れて……」
;SE:1/正面 袋からみりんと醤油を取り出し鍋に注ぐ
【金星人】
「しっかり、味が染み込むように、まぜ、まぜ~」
【金星人】
「(鍋を掻き混ぜる:少し長めの息遣い)」
【金星人】
「……いいニオーイがどんどんしてきたわね~☆
これを食べやすいように綺麗なお鍋に移して……」
;SE:1/正面 用意した別の鍋に具材移す音
【金星人】
「(綺麗な鍋に移す:短めの息遣い)」
【金星人】
「……ん。あとは、ふたを重ねて、
もう少しだけ煮込むだけ~☆」
;SE:1/正面 ふたをする
;SE:1/正面 コンロのつまみをひねる音
;SE:1/正面 火を中火にする
【金星人】
「(鍋の煮込みを待つ:少し長めの息遣い)」
;SE:1/正面 鍋が沸騰する音
【金星人】
「頃合いみたいね~☆ ふた、取ってみましょうか~」
;SE:1/正面 コンロのつまみをひねる音
;SE:1/正面 火を弱火にする
;SE:1/正面 鍋のふたを取る音
;SE:1/正面 蒸気が鍋からあふれる音
【金星人】
「わぁ~、美味しそうな音~☆
じゃあ、これをお椀に移したら~」
;SE:1/正面 おたまで鍋から食材を掬う音
;SE:1/正面 お椀に食材を入れる音
【金星人】
「(食材をお椀に入れる:短めの息遣い)」
【金星人】
「――はーい、どうぞ。
……って、あらら、お箸も一緒に渡さないとね~☆」
;SE:1/正面: ビニール袋からお箸を取る音
;SE:1/通常→接近 皿をリスナーの前に置く。
【金星人】
「召し上がれ~☆」
;SE:リスナー身じろぐ音(戸惑う音)
【金星人】
「ん……勇気が出ない? きちんと食べられるものよ。
あっ! それとも、食べさせてもらいたいとか~?」
【金星人】
「いいわよ、いいわよ~。
そっちの方が、親睦が深まる感じがするものね~☆」
;SE:リスナー身じろぐ音
【金星人】
「……もぉ、遠慮しなくていいのに~。
なら、きちんと食べなさい。
ほら、お手手を合わせて、いただきまーす~☆」
;SE:リスナー身じろぐ音(箸を掴み、食べる)
【金星人】
「(食べる姿を見つめる:少し長めの息遣い、楽しそうにしながら)」
【金星人】
「…………お味は、いかが~?」
;SE:リスナー身じろぐ音(皿と箸がぶつかる音)
【金星人】
「くす、止まらないわよね~。
見た目はどんなに不気味でも、
さっぱりしていて、コクと旨味がつまってるもの~」
【金星人】
「(食べる姿を見つめる:少し長めの息遣い)」
;SE:リスナー身じろぐ音
【金星人】
「……くす、見られると食べづらい~?
それでも我慢して、食べなさ~い☆」
【金星人】
「キミってば、さっきまで箸も持ち上げられないぐらい疲れた顔をしてたから、
勢いよく食べる姿を見てたら、少しうれしくなっちゃって~」
【金星人】
「そうだ~! ご飯も持っていきましょう~。
締めに雑炊にするのも、結構おいしいのよ~」
;SE:リスナーの身じろぐ音
【金星人】
「あ、キミは、そのままそのまま~☆
ついでに私も自分のお皿とか、取りに行きたいから~」
【金星人】
「キミの今のお仕事は~、
いーっぱい食べること、うふふ~☆」