トラック6:『耳吹き、左耳、こそばゆい』
;ボイス位置:7
【真夜】
「ああ、耳かきは終わりましたけど、このままで良いっすよ」
【真夜】
「この重量感、猫が乗ってるみたいで嫌いじゃないですし」
;ボイス位置:7 囁き
【真夜】
「にゃーにゃー……なんてね」
;ボイス位置:7 普段の感じで
【真夜】
「ウッ……自分でにゃーにゃー言うのは結構キツイっすね、あとになって反動が……」
【真夜】
「はぁ……夜風が気持ちいいっすねぇ……」
【真夜】
「ん……そうだ。いい事を思いつきました」
;ボイス位置:7 耳に直接
【真夜】
「ふーーーーーーーーーーっ」
;ボイス位置:7 普段の感じで
【真夜】
「多分、風です」
【真夜】
「まあ吐息なんですけどね」
【真夜】
「最近、巷(ちまた)のカップルで密かなブームらしいっすよ。知らんけど」
【真夜】
「もしお兄さんがこのまま頭を預けるなら、同意とみなして」
;ボイス位置:7 囁き
【真夜】
「悪戯、しちゃいますね」
【真夜】
「ふーっ、ふーっ」
【真夜】
「ふふ。こそばゆいっすか?」
【真夜】
「こうやって悪戯をするの、思ったよりも楽しいっすね……」
【真夜】
「お兄さんも逃げそうにないですし、続けちゃいます」
【真夜】
「ふっふっふっふっ、ふーっ、ふーっ。すぅぅ……ふぅぅぅぅぅぅぅぅ」
【真夜】
「お兄さんはどれがお好みっすか?」
【真夜】
「この感じだと……全部っぽいっすね」
【真夜】
「じゃあ、まんべんなくやっちゃいますか」
【真夜】
「ふっふっふっふっ」
【真夜】
「(一分ほど上の感じで耳吹き 段々弱くなっていく)」
;ボイス位置:7 普段の感じで
【真夜】
「ぜぇ……ぜぇ……腹筋が……思ったよりも……ギヅい……」
【真夜】
「ボク、基本……家と学校の往復と、深夜に散歩するくらいしかしてないんで……貧弱、なんですわ……」
【真夜】
「へへ……ハードディスクは、破壊して、くだ……さい……バタンッ!」
【真夜】
「真夜……良い奴だった……」
;ボイス位置:7 囁き
【真夜】
「良い奴だった……良い奴だった……」
【真夜】
「ちら……ちらちらっ」
【真夜】
「よし。刷り込みは完了しましたね……ふふっ」
;ボイス位置:7 普段の感じで
【真夜】
「休憩はこのくらいにしておいて、再開しましょうか」
【真夜】
「今度は少し長めに。……ふーっ、ふーっ」
【真夜】
「(一分ほど上の感じで耳吹き)」
【真夜】
「ふぅ。このくらいなら疲れづらいっすねー」
【真夜】
「良い奴だった。かっこ、刷り込み、かっことじ」
【真夜】
「では、最後に、長めのやつ……いっちゃいますか」
【真夜】
「ふーーーーーーーーーーーーっ、ふーーーーーーーーーーーーっ」
【真夜】
「(一分ほど上の感じで耳吹き 時折息を吸う音 ゆっくりと吐く息が短くなっていく)」
【真夜】
「はぁ、はぁ……巷のカップルって……すごいっすね……」
【真夜】
「幸せになるコツは、肺活量なのかもしれない……」