Track 4

トラック05 「お兄ちゃんの言うことなんて聞かない」

■トラック05――――――――――――――――――――― 【ヒロイン】 「ふふ……あははっ、この前のお兄ちゃんが情けなく射精している姿。今、思い出しても笑える」 【ヒロイン】 「これで、あたしに舐めたことしたら、ああいう目に遭うんだってわかったでしょ?」 【ヒロイン】 「催眠術はちゃんと解除させたし、これで何の問題もなくなった……はずだってのに……」 【ヒロイン】 「お兄ちゃん、あたしに催眠術をかけたみたい」 【ヒロイン】 「はあ……。また、なの? また、同じことされたわけ?」 【ヒロイン】 「また、イジメられたいわけ? また、酷い目に遭いたいわけ?」 【ヒロイン】 「妹のストッキングでチンポ扱かれて、びゅるびゅる射精させられたっていうのに、コリてないの? あり得ないんだけど?」 【ヒロイン】 「どうして、こんなことできるの? お兄ちゃんなんて、妹の言うこと聞いて、わがままを叶えるためだけにいるのに、わかってないわけ?」 【ヒロイン】 「はあ……お兄ちゃんには、いくら教えても理解できなさそうだけど」 【ヒロイン】 「ムカつくし、死なしてやろうかって思うけど、ここまでしつこいと、なんか相手するのも面倒くさいんだけど……」 【ヒロイン】 「とにかく、あたしにかけた催眠を解除しなさいよ。そうしたら、あたしには、二度と関わらないで」 【ヒロイン】 「なにをニヤニヤしてるわけ? お兄ちゃんのくせに調子に乗ってない?」 【ヒロイン】 「あたしに、本気で最低で、最悪の催眠術をかけておいて、許してもらえると思ってんの?」 【ヒロイン】 「おしっこをしたくなったら、お兄ちゃんの許可がいるとか……バカなの? ヘンタイなの?」 【ヒロイン】 「しかも、する場所もお兄ちゃんの言う通りにしなくちゃいけないとか、ありえない」 【ヒロイン】 「妹がおしっこするとこ見て、何が楽しいわけ? 見られるほうは最低な気分なんだけど!」 【ヒロイン】 「今すぐこんなバカなことやめろっての。絶対に許したりしねーけど、殺さないでやるからさ」 【ヒロイン】 「ま、そのかわり……あたしにしたのと、同じ催眠をお兄ちゃんにかけさせて、自分が最低で最悪なことしたって、わからせてやるけど」 【ヒロイン】 「あはははっ、あたしってばやさしー♪」 【ヒロイン】 「お兄ちゃんも、あたしの許可なく出せなくして、泣きながら『許してください。出させてください」って言わせてやるから、覚悟しな」