Track 3

『お兄様、スタイリングをいたしますわ』

;ボイス位置:1 【真姫亜】 「お兄様、歯を磨いている間に髪の毛が少し乱れているのを確認しましたので」 【真姫亜】 「私がスタイリングをいたしますわ」 【真姫亜】 「こちらの椅子にお掛けになってください」 ;SE:椅子に座る音 ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「では始めますわね」 ;SE:まんべんなく吹きかける霧吹きの音 【真姫亜】 「うふふ。やはりお兄様は濡れると格好良さが際立ちますわね」 【真姫亜】 「雨の日は髪が濡れぬように注意しませんと」 【真姫亜】 「他の方に惚れられでもしたら大変ですからね」 【真姫亜】 「お兄様にフィアンセはおりませんが、いずれはこの家を継がれる方」 【真姫亜】 「もしもがあってはなりませんから」 【真姫亜】 「よし、このくらいですね」 【真姫亜】 「クシで髪を整えてまいりますね」 ;SE:クシで髪を梳かす音 ;ボイス位置:6 【真姫亜】 「うふふ。人の髪をとかすのってとても楽しいですわ」 【真姫亜】 「家が家で無ければ美容師になるのも良いかもしれませんね」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ん……どうしても、立ってしまう髪の毛がありますわね」 【真姫亜】 「枝毛も少しありますし、切っていきましょうか」 ;SE:髪の毛を切る音 ;ボイス位置:6→5→4に移動しながら 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:4 小声 【真姫亜】 「あっ……少しバランスが……」 ;ボイス位置:4 通常 【真姫亜】 「いっ、いえなんでもありませんわ……!」 【真姫亜】 「お兄様、今の髪型になって久しいですし、少しイメージチェンジいたしましょうか」 【真姫亜】 「大丈夫です。真姫亜を信じてくださいませ、お兄様」 ;ボイス位置:4→5→6に移動しながら 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「よし、こんなところですわね」 【真姫亜】 「いつも格好いいお兄様ですけど、本日はより一層格好いいですわ」 【真姫亜】 「私、頑張りました。えへん」