『アロエを切る(良い)』
;◆ダミヘ位置・正面1を基本にして、自由に動いて下さい。
【姉ちゃん】
「さて、髪も切ってさっぱりしたところでー……。
キミさっき言ってたじゃない?ASMRに興味があるってー……」
【姉ちゃん】
「お姉ちゃんも少しだけ気になって調べてみたんだけど、
これ、絶対やりたいなってヤツがあったんだよね」
【姉ちゃん】
「じゃん。それがこちらです。アロエ」
【姉ちゃん】
「……首をかしげているね。その疑問、わかります。
アロエとASMR、どう関係あるんだよってお顔だね。このアロエを、切るのです」
;◆声 ささやき
【姉ちゃん】
「包丁を皮と身の間に入れて、すーっと切り離したり……、
こまかーーく……ざくざくざくって切っていったり……」
【姉ちゃん】
「アロエ、めちゃめちゃいい音するんだよ。すごくない?
アロエってすごい。やけどにも効くし」
【姉ちゃん】
「……ふふ。早く聞きたい? うんうん。じゃあ、やってこっか? 目ぇ、閉じて?
……ぁ。ナイフは子供用の刃とかついてないやつ使うから、安心してねー……」
;◆声 ささやき
【姉ちゃん】
「まずは……アロエの皮を、包丁で切り離していくからね…………」
;◆SE アロエの皮を包丁でゆーーーっくり切り離す
【姉ちゃん】
「(アロエを切る演技。慎重~に集中しながらアロエと向き合っている)」
【姉ちゃん】
「……ど? ……ぅん。くす。……すごいよね、この音……っ。
アロエの……硬い緑色の皮と、白い身の間に……包丁を差し込んで……ゆーっくり……切ってるの」
【姉ちゃん】
「(アロエを切る演技。真剣)」
【姉ちゃん】
「ふぅーーー……っ。これ、なかなか集中しちゃう。でも、けっこー楽しいかも……。
ふふ……キミも……なんだか、嬉しそうなお顔、してくれてるし……」
;◆声 ささやき
【姉ちゃん】
「そうだぞー。君のお姉ちゃんは、アロエを切っててもかわいいんだぞー?
いまさら気づいたかー?」
【姉ちゃん】
「(アロエを切る演技。少し緊張もほぐれて、ゆったりとしている)」
【姉ちゃん】
「次は……アロエを縦に、ざくざくって切っていこっか?
新鮮なアロエは……身がパンパンに詰まってて……いい音、するんだよ……?」
【姉ちゃん】
「(アロエを切る演技。ザクザクというアロエを楽しんでいる)」
【姉ちゃん】
「キミは……目を閉じたまま……ゆーったーーり……まったーーり……してー……。
力を抜いて……りら~っくす……しててねー……♪」
【姉ちゃん】
「ASMRって……寝ようとしながら聴くと……体の緊張が取れて……、
睡眠の質が良くなるらしいよ? ……今度、寝るときやってあげようか?」
【姉ちゃん】
「布団で寝ている弟の横で、ひたすらアロエを切る姉。全く新しい妖怪みたいだな」
【姉ちゃん】
「(アロエを切る演技。まーったりとアロエを切ることに集中している)」
【姉ちゃん】
「……これ、切ったあとのアロエは……どーしよっか。
おねえちゃん、最近、カスピ海ヨーグルトを作るのにハマってるんだけど……それに入れちゃおっかな」
【姉ちゃん】
「みんな大好きアロエヨーグルト。……ぜったいおいしい」
【姉ちゃん】
「(アロエを切る演技。まったり、ヨーグルトについて考えている)」
【姉ちゃん】
「最後は……なにげにいちばんやばいやつ。
アロエを……なんと、縦に切っちゃいます」
【姉ちゃん】
「何だそんなことかみたいな顔しないでよ。これ、ケッコー重要なことがらですから」
【姉ちゃん】
「ふふ、聞いておののくとよい」
【姉ちゃん】
「(アロエを縦に切る演技。ゆーっくり長めに切っていく)」
【姉ちゃん】
「……どう? 今までの音と、ぜんぜん違うでしょ? え? ほとんどかわらん? わかってないなぁ」
【姉ちゃん】
「(アロエを縦に切る演技。まったりとした呼吸)」
【姉ちゃん】
「アロエのねばねばが……手までついちゃって……。
これ、美肌効果とか絶対あるやつだな……。ちょっともったいない気もするけど」
【姉ちゃん】
「アロエってホントにすごいよね。食べても美味しいし塗ってもいいしやけどにも効くし。
それにこんな見た目の植物って他にないもん。……改めて考えると、変な草だなこいつ」
【姉ちゃん】
「(アロエを縦に切る演技。軽い深呼吸混じりの深い呼吸。アロエを切る感覚を楽しんでいる)」
【姉ちゃん】
「はぁーい。こんなところでアロエはおしまいです。
ふぅー……はじめてやるASMRにしては上級者向け過ぎたかも……。でも、楽しかったな」
【姉ちゃん】
「キミも、リラックスしたみたいな顔してくれてるし……また、やってあげたいナ……。
ふふ……弟の幸せは……姉の幸せ、なのでね……♪」