Track 6

『坊ちゃん、耳かきの時間だよ(右)』

;ボイス位置:1 普通の会話 【結希】 「ほら、ぼくのお膝においで」 ;SE:膝に頭を預ける音 ;SE:頭を優しく撫でる音 ;ボイス位置:3 普通の会話 【結希】 「ふふ。いい子だ」 【結希】 「じゃあ、始めようか。耳かき。最初はゆっくりと、優しくね」 ;SE:耳かきの音 【結希】 「耳垢、溜まってきているね。まあ人間は基本的に耳かきしなくていい生き物らしいし、最近忙しかったからね」 【結希】 「今日は根こそぎ掃除してあげるからね。任せてくれたまえよ」 【結希】 「(一分ほど息遣い)」 【結希】 「お気に召してくれているかな? もう少し奥も掃除してみようか」 ;SE:耳かきの音 ゆっくり深め 【結希】 「(しばらく息遣い)」 【結希】 「こうやって膝枕で耳かきをしていると、ぼくも少しは女の子っぽく見てもらえるかな」 【結希】 「ぼくは誰かのヒーローよりも、ヒロインになりたいんだ」 【結希】 「他の女の子にキャーキャー言われるのは悪くないんだけどさ」 【結希】 「一度イメージが定着すると、それを覆すのは中々難しいんだよね」 【結希】 「執事服みたいなこういう格好いい服装も好きなんだけど、たまにはさ、メイドみたいなフリフリのかわいい服も着てみたいなって思うんだ」 【結希】 「まあ、色んな人に驚かれてしまうかもしれないけどね」 【結希】 「ふむ……思えばスカートを最後に着用したのはいつの事だったかな……」 【結希】 「坊ちゃんと出会うもっと前……小学低学年まで遡ってしまうかもしれないね」 ;ボイス位置:3 囁き 【結希】 「今度着てこようか? メイド服でも、可愛らしい女の子女の子した服でも、坊ちゃんのお望みのままに」 ;ボイス位置:3 普通の会話 【結希】 「君以外に見られるのは恥ずかしいから、二人っきりの時限定でね」 ;SE:耳かきの音 【結希】 「(一分ほど息遣い)」 【結希】 「ほら、見てごらん? 沢山耳垢が取れるよ」 【結希】 「いくら耳かきをしなくても大丈夫とは言っても、これからはもう少し頻度を上げて耳かきをした方が良さそうだね」 【結希】 「毎週日曜日の朝とかはどうだろう。多忙とは言え、日曜日は他の日に比べて用事が少なめになるからね」 【結希】 「うん、それが良さそうだ。試しに来週からやってみる事にしよう」 ;SE:耳かきの音 【結希】 「(一分ほど息遣い)」 【結希】 「よし、そろそろ耳かきで取れないような耳垢の塵を飛ばすとしよう」 【結希】 「少し、失礼するよ……」 【結希】 「ふぅぅぅっ、ふっ、ふっ。ふぅぅぅぅぅぅぅぅ」 ;SE:上のような感じで一分ほど耳吹き 弱め 【結希】 「なんだか背徳的だね、仕えている主(あるじ)の耳をふーふーするなんてさ」 【結希】 「坊ちゃんも気に入ってくれたかな? もう少し続けようか」 ;ボイス位置:3 囁き 【結希】 「今度はちょっと強めにね?」 【結希】 「すうううううう……ふうううううううううううううううううっ」 ;SE:一分ほど耳吹き 一息一息が長く、強め 【結希】 「はい、おしまい」