『しずくによるドライヤーと雑談』
;SE:近づいてくる足音
;ボイス位置:1 普通に会話
【しずく】
「おまたせー!」
【しずく】
「それじゃ、今度はりさちゃんと交代して、私がやっていくねー」
【しずく】
「まずは、その濡れてる髪を乾かそっか」
【しずく】
「ドライヤー準備するから待ってて」
;SE:ドライヤーのスイッチを入れる音
;SE:ドライヤーの音(どこにも当ててない状態)
;ボイス位置:5 普通に会話
【しずく】
「さて、準備できたから、早速あてるねー」
;SE:ドライヤーをあてる音(後ろ)
;SE:手ぐしの音
【しずく】
「うんうん、シャンプーと散髪でかなり髪がいい感じになってるね」
【しずく】
「長さも、量も……ツヤもめっちゃいいよ。最高だね!」
【しずく】
「手ぐしでも、ドライヤーの風通しがよくなって、すぐ乾きそう!」
【しずく】
「手触りもね。すっごくよくなってる! さすがりさちゃんだー」
;SE:右側をドライヤーする音
;ボイス位置:3 普通に会話
【しずく】
「横もいいねぇー」
;ボイス位置:3 耳元で囁き
【しずく】
「りさちゃんね。自信家だけど、本当に実力ある人だからね……。よかったね♪」
【しずく】
「あとねー。プライド高い感じだからとっつきにくいって思われること多いんだけど」
【しずく】
「あそこまで自然に話してたのって、お客さんが初めてだと思うよ」
【しずく】
「誰にでもああいうわけじゃないんだよ。ふふ♪」
【しずく】
「気に入った人には自分の実力を見てもらいたくなるのかもね。でも、今日はそれに加えてすごく楽しそうなんだよ。ふふ♪」
【しずく】
「気に入られちゃったね♪」
【しずく】
「あっ、このこと私が言ったっていうのは内緒ね♪ クスッ」
;ボイス位置:3 普通に会話
【しずく】
「あっ、話してるうちに右側乾いちゃってる。あはは♪」
【しずく】
「逆もやるねー」
;SE:左側をドライヤーする音
;ボイス位置:7 普通に会話
【しずく】
「ドライヤーの音ってさ、結構大きいけど、温かい風で乾かされるのって気持ちいいよね」
【しずく】
「あっ、それとも私の手ぐしが気持ちいい……とかね! あははっ♪」
【しずく】
「今のはジョーダンだよー」
【しずく】
「まぁ、でもー。少しは私の手ぐしが心地いいって思ってくれてたら嬉しいな♪」
【しずく】
「私はりさちゃんほどの技術とかはないけど、真心は負けないつもりだよー。ふふ♪」
【しずく】
「丁寧に、しっかりとお客さんを施す。それが私の役目だからね」
【しずく】
「もちろん、みんな同じように……。ってのが仕事としては大事なんだろうけど」
【しずく】
「私も人間だからねー。好き嫌いはあるから、ちょっぴりは違いあるかもね」
【しずく】
「あはは♪ これも、内緒……ね♪」
【しずく】
「お客さんは不思議だねー。なんだか正直に話しちゃう♪」
【しずく】
「そういう魅力があるのかもしれないねー」
【しずく】
「そりゃ、映えさせたらモテるってりさちゃんが言うわけだよ」
【しずく】
「これ以上、魅力的になっちゃったら女の人は絶対にほっとかないよー。えへへ♪」
【しずく】
「私も……。ほっとかないかも。なんてね♪」
;SE:前髪にドライヤーを当てる音
;ボイス位置:1 普通に会話
【しずく】
「あとは前だけっ!」
【しずく】
「このままパパーっとやっちゃうよー」
【しずく】
「目の前は、ほら。話しながらだと顔見ちゃうから……ね」
【しずく】
「だから、ドライヤーがおろそかにならないように、喋らずやっちゃうよー」
;SE:しばらくドライヤーの音(前方)
【しずく】
「……よし! しっかり乾いたねっ!」
;SE:ドライヤーを止める音
【しずく】
「うんうん。ドライヤーは完了だね」
【しずく】
「それじゃ、次は、クシで髪の毛梳かして整えていくねー」