『耳かき(右)』
;SE:扉が閉まる音
;ボイス位置:3
【クリス】
「ただいまー。ふぅ~……やっぱり我が家がナンバーワンですね!」
【クリス】
「ここまで荷物運びをしてくれてありがとうございます!」
;ボイス位置:3 囁き
【クリス】
「お礼に今日も、いつもの耳かき、してあげますね」
【クリス】
「はい、こちらに頭を預けちゃってください!」
;SE:膝に頭を預ける音
【クリス】
「じゃあ始めますよー、肩の力を抜いてくださいねー」
;SE:耳かきの音
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「いかがですか? 気持ちいい?」
【クリス】
「耳かきもいつの間にかやるようになっていましたよね。たしか最初も……あなたに荷物持ちをしてもらったお礼に」
【クリス】
「あれって何か月……うーん、何年前でしたっけ?」
【クリス】
「大学に入ってからだったと思いますけど、ずいぶんと長い時間が経った気がしますねぇ……」
【クリス】
「最初はぎこちなかったですけど、今はもう天才的に上手いでしょう?」
【クリス】
「ほらほら~ぞりぞりー」
;SE:耳かきの音 強め
【クリス】
「ふふふ。強めにやると、可愛い顔してくれますよね」
【クリス】
「それがすごく嬉しいです。ああ、気持ちよくなってくれているんだなぁって」
;ボイス位置:3 囁き
【クリス】
「だから、もっともっと気持ちよさそうな顔、させちゃいますね?」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「どんどん口が緩んできていますよ~。いい調子です」
【クリス】
「このままぐにゃあってなっちゃいましょうね~」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「細かい耳垢、少し飛ばしましょうか」
【クリス】
「ふーーーっ、ふっふっ、ふーーーーーっ」
;ボイス位置:3 普段の感じで
【クリス】
「良い感じに飛びましたが、少し硬いのが残っているみたいですね」
【クリス】
「ではさらに強めに、ごりごりと削っていきましょう!」
;SE:耳かきの音 さらに強め
【クリス】
「痛くないですか? 長い事あなたの耳をかき続けてきたので、力加減はなんとなくわかってるつもりですが」
【クリス】
「大丈夫そうですね……よかったです」
【クリス】
「では強めに続けていきますね」
【クリス】
「(一分ほど力を込めるような息遣い)」
【クリス】
「よしもう一回……ふーーーー……ふーーー」
【クリス】
「よし。これで耳はかなり綺麗になってきましたね」
;ボイス位置:3 囁き
【クリス】
「でも、まだ終わりじゃないですよ」
【クリス】
「もっともっと奥の方を、ぞりぞりしちゃいます」
;SE:耳かき 深め
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「ぞり、ぞり……今日も眠たくなったら眠っちゃっていいですからね」
【クリス】
「夢の中でも話し相手になりますし、反対側のお耳もちゃんとお掃除しますから」
【クリス】
「それに、あなたの寝顔を眺めるのも好きなので、むしろ寝てくれる方が嬉しいかもしれません」
【クリス】
「よしなに」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
;ボイス位置:3 普段の感じで
【クリス】
「名残惜しいですが、そろそろ仕上げに取り掛かりましょう」
【クリス】
「では、少し長めにいきますね?」
【クリス】
「(耳吹き、一分弱、強弱有)」
【クリス】
「オーケーオーケー! 完璧ですっ!」