『耳のオイルマッサージ』
;ボイス位置:7
【クリス】
「あっ、そういえば面白いものを買ったんですよ」
【クリス】
「これ、なんだか分かりますか?」
【クリス】
「実はですね、耳のオイルマッサージに使う専用のオイルなんですよ!」
【クリス】
「ゼミの友達に教えてもらっちゃいまして、自分でもやってみたらすごい気持ちよくって」
【クリス】
「よし、それじゃああなたにもやってあげよう! と思い立ったわけです!」
【クリス】
「嫌じゃなかったら、是非ともさせてください」
【クリス】
「ささ、こちらの椅子にどうぞ」
;SE:椅子に座る音
;ボイス位置:5
【クリス】
「いらっしゃいませ~! イヤーサロンクリスにようこそ!」
【クリス】
「あ、名前まんまだとちょっとあれですね」
【クリス】
「イヤーサロン……ええと、フロイラインにようこそ!」
【クリス】
「フロイラインってドイツ語でお嬢さんって意味なんですよ。私にぴったりですね!!」
;ボイス位置:3 囁き
【クリス】
「未婚女性に対する敬称なので、再来年は違うかもしれませんけどね。なんて」
;ボイス位置:5
【クリス】
「では、そろそろ施術にとりかかりましょうか」
;SE:オイルを耳元で手に垂らす音
【クリス】
「とぷとぷとぷって、すごくとろとろした音がするでしょう?」
;SE:オイルを手に絡めていく音
【クリス】
「これを満遍なく指先に絡めて、で、指をお耳に入れるんです」
;ボイス位置:3 囁き
【クリス】
「すごく気持ちよくなれますよ……ふふふ」
;ボイス位置:5
【クリス】
「最初は慣れる為にも浅めにやっていきますね」
;SE:両耳のオイルマッサージの音 浅め
【クリス】
「ふふ。くすぐったいですか? もぞもぞ動いちゃいますよね」
【クリス】
「私も初めて自分でやった時は、すごくくねくねしちゃいました」
【クリス】
「じきに慣れてくるから安心してくださいね」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「ではそろそろ耳の中まで指を入れていきますね~」
;SE:両耳の中に指が入ってくる音
【クリス】
「痛かったら手を上げてくださいね。急に動くと危ないので、じっとしていて頂けると助かります」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「私の指が細くて良かったです」
【クリス】
「こうして、あなたの耳の奥の奥までマッサージをしてあげる事ができますから」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「今度はお耳の深い所と浅い所を、ゆっくりと往復させましょうか」
;SE:両耳の中を人差し指が出たり入ったりする音
【クリス】
「気持ちいいですか?」
【クリス】
「このまま、じっくりじっくりと耳をもみほぐしていきますからね」
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「少し早めにしましょうか」
;SE:両耳の中を人差し指が出たり入ったりする音 少し早める
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「では最後に、耳のふちをゆっくりとなぞっていきますね」
;SE:両耳の中で指がゆっくりと回っていく音
【クリス】
「(一分ほど息遣い)」
【クリス】
「ふう。いかがでしたか?」
【クリス】
「もしまたして欲しくなったらいつでも言ってくださいね」
;ボイス位置:7 囁き
【クリス】
「ふぅ~~~っ。ふふ。あなたに喜んでもらう事が、私の喜びですから」