Track 9

『お背中お流しします』

(このシーン中はお風呂場の音声効果をお願いします) ;SE:カポーンという音 ;ボイス位置:4 【クリス】 「バスタイム! いぇーー!!」 ;SE:お風呂に豪快に入る音 ;SE:お風呂をちゃぷちゃぷする音 ;ト書き:ちゃぷちゃぷしながら ;ボイス位置:3 【クリス】 「いやー、お風呂って色んな入浴剤があるから楽しいですよね」 【クリス】 「今日はなんと、ラムネの匂いの入浴剤にしましたよー!」 【クリス】 「すごいですよね、今ってほんといろんな匂いの入浴剤があるんですよ?」 【クリス】 「子供の頃はあんまり使わせてもらえなくて、お風呂が好きじゃ無かったんですけど」 【クリス】 「一人暮らしになってから、色んな匂いのお風呂に入るのがすごく楽しみになりました!」 【クリス】 「それに今なら……」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「水着を着て、あなたと一緒のお風呂に入っても、親に何も言われないですからね」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【クリス】 「まあ、お父さんがこの状況を見たら気絶してしまうかもしれませんがね! あははっ」 【クリス】 「(一分ほど鼻歌)」 【クリス】 「ふぅぅ……お風呂は落ち着きますねぇ」 【クリス】 「温かいお風呂に浸かると、バイトや勉強で凝った肩がどんどんほぐれていきます」 【クリス】 「このままお風呂に溶けてしまいそうです」 【クリス】 「溶けちゃう前に、髪の毛を洗いますかぁ」 ;SE:二人が湯舟から上がる音 ;ボイス位置:5 【クリス】 「ほらほら、髪洗いますよ」 【クリス】 「今日はこれ! 炭酸シャンプー!」 【クリス】 「実はさっき目に入ってこっそり買っておいたんですよね」 【クリス】 「炭酸のシャンプー……一体どうなるんでしょうね?」 【クリス】 「シュワシュワするんでしょうか? それともただ普通のシャンプーだったり?」 【クリス】 「私もまだ試していないのでどうなるかは分かりません……」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「なので、私とちょっとだけ冒険してみませんか? ね?」 ;ボイス位置:5 【クリス】 「では、始めますねー」 ;SE:シャンプーを手で泡立てる音 ;SE:パチパチとする音 【クリス】 「oh! ほんとにパチパチするんですね!!」 【クリス】 「これを頭にやったらすごく気持ちよさそうです」 【クリス】 「じゃあ、いきますね?」 ;SE:炭酸シャンプーが髪に触れる音 【クリス】 「ふふ。すごくパチパチ言いますね」 【クリス】 「私の手もなんだか気持ちいいです」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「炭酸シャンプーって、どういったきっかけで思いついたんでしょうね?」 【クリス】 「企画会議の前に炭酸でも飲んでいたんでしょうか?」 【クリス】 「ひらめきって案外、関係のなさそうな所から湧き上がってきたりしますからね」 【クリス】 「まじめな理由を考えると……炭酸による刺激で頭皮を活性化、とかそういう感じの可能性もありけり?」 【クリス】 「もしそうなら、あなたの髪の毛も活性化して、明日起きたらもじゃもじゃになっちゃってるかもしれませんね」 【クリス】 「ご安心ください。きっとどんな髪型でも、あなたなら似合いますよ!」 【クリス】 「それに、髪の毛を切りたくなったら私が切ってあげますので!」 【クリス】 「だから今は気にせずに、この気持ち良さに身をゆだねてくださいね」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「では、そろそろ洗い流しますかぁ」 ;SE:シャワーを出す音 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「目を閉じて下さいね?」 ;SE:シャワーを頭にかけて手でわしゃわしゃしていく音 ;SE:シャンプーのパチパチ音 ;ボイス位置:5 【クリス】 「おお、すごい。シャワーをかけたらさらにパチパチしてますね!」 【クリス】 「なんかシュワシュワパチパチとしたものってワクワクしてきませんか?」 【クリス】 「ワクワクするから炭酸が好きなんですよね」 【クリス】 「まあ、お酒のシュワシュワが待っているから早いところ洗い流しちゃいましょうか!」 【クリス】 「(三十秒ほど息遣い)」 ;SE:シャワーを止める音 【クリス】 「これでエンドです! FOOOO!!」 【クリス】 「では、先に上がって今夜のお酒の準備をしますから、あなたはゆっくりしていてくださいね!」 【クリス】 「ではまた! お楽しみに!」