Track 3

本撮影開始

;ボイス位置:9 普通に会話 【さゆ】 「えっと、それじゃ……撮影、よろしくお願いします」 【さゆ】 「ポーズとかは……? とりあえず、寝そべるだけですか? わかりました」 ;SE:さゆがベッドに寝そべる音 ;SE:カメラマンがさゆに近づいていく足音 ;ボイス位置:1 普通に会話 【さゆ】 「あの、こんな感じでいいですか? はい。それで、ここからどうしたら……」 【さゆ】 「彼のこと? 思い浮かべればいいんですか? えっと、例えばどんな……?」 【さゆ】 「好きな所、ですか? そうですね、優しいところとか……。その、サークルに入った時の私、ちょっと浮いてて孤立気味だったんですけど。でも彼は、積極的に話しかけてきてくれて。みんなで遊びに行くのにも、私のこと混ぜてくれて」 【さゆ】 「気づいたら、その、好きに、はい……。コス続けてるのも、彼のために、っていうところもあって。やっぱり喜んでくれるのは嬉しいので……」 【さゆ】 「えっ? これから、裏切る……? それってどういう……あ、設定ですよね? この子がセンパイに内緒で、っていう……」 【さゆ】 「だ、大丈夫です、ちょっと混乱しちゃって。はい、眼、開けていいんですね? ……ひっ!」 ;SE:シャッター音、二回 ;SE:さゆがベッドの上で身じろぎする音(衣擦れ音。激しめ) 【さゆ】 「あ、あ、あの……なんで脱いでるんですか? いや、たしかに下着は履いてますけど……でも、そんな……!」 ;SE:シャッター音、三回 【さゆ】 「や、やだっ! いや……!」 【さゆ】 「だ、だって……彼以外の男の人の裸、見るの初めてで……。これ以上はダメです、本当に……」 【さゆ】 「設定、なんですから……手は出さないでください……。そこだけ約束して貰えるなら……はい。我慢します……」 ;SE:さゆがベッドの上で移動する音(衣擦れ音、静かめ) ;ボイス位置:2 【さゆ】 「ポーズ、ですね? じゃあ、ここに手をかける感じで……こういうのとか、どうでしょう?」 【さゆ】 「へっ……お、お尻? 向けるんですか、カメラに……? そんなの出来ません!」 【さゆ】 「ほ、本当に、やりたくないです。フリだとしても、そんな、自分からなんて……!」 ;SE:シャッター音、二回 【さゆ】 「あっ! ……い、今の、顔ですか? そんな……。なんか、操られてるみたいで、怖いです……」 【さゆ】 「次は、どんなポーズを? 上目遣いですか。それじゃあ、膝をついて……っ!」 ;ボイス位置:1 比較的小さめの声で 【さゆ】 「あ、あの……カメラマンさんの、近くないですか……? なんでそんな顔の前に……やっ、やめてください! 匂い……って、そんなのわかんないです! やめてっ……!」 【さゆ】 「……いい顔、ですか? 今の私が……? 本気の表情……た、たしかに」 【さゆ】 「さっきまでは、カメラマンさんのこと、ぜんぜん嫌いじゃなかったですけど……今はだんだん、嫌だなって気持ちが芽生えてきて……自然とそういう顔、できるようになってるかも……です」 【さゆ】 「これで本当にいいんですか? じゃあその、嫌だけど、仕方なくみたいな感じで……わかりました、やってみま……ひっ!?」 【さゆ】 「カ、カメラマンさんっ! あのっ、そこ……大きくなってますっ……!」 【さゆ】 「あ、あの……これ設定っていうか、フリ、なんですよね? わかってます、わかってますけど……これ以上は、怖いですっ……!」 【さゆ】 「や、やめて欲しいわけじゃなくて……他にやり方とか、あるんじゃないかなって……。私からお願いしてて、申し訳ないですけど……こういうやり方はもう……」 【さゆ】 「あ……は、はい、わかります。大人として、そういうのはダメだって……でも、お願いします。これ以上は、彼を裏切ることに……」 【さゆ】 「た、たしかに……彼もそうなっちゃうことはありますけど。でもそれとこれとは、話が別です!」 【さゆ】 「う……は、はい。興奮させることが大事っていうのは、思います。私も、できれば、彼に見てもらって……その、興奮、してほしいですし」 【さゆ】 「わかりました。じゃあ……直接触らないっていうのは守ってくれますか? だったら、少しぐらい我慢します……」 ;SE:シャッター音、何回か ;ボイス位置1 徐々に音量小さく。フェードアウト 【さゆ】 「次のポーズ、ですね。じゃあ次は……こんな感じですか? 了解です……」