Track 3

第3話 実験2日目(日)

次の日(土曜日)ネル子が行くと主人公は全快。朝はネル子の食事を食べて、昼は二人で 外で食事。そしてその帰り道、お礼も兼ねてぶらぶらデート中 ネル子 「はー、部長、お昼ごはんごちそう様でした」 ネル子 「ふふ、部長もうすっかり回復ですね♪まさか、朝行ったらもう元気で、いきなり私を襲う準備とは……大胆です♪」 ネル子 「え、シャワー浴びてただけ?またまたぁ、そんなこと言ってー、本当は昨日ヌいてない欲情を私にぶつけて…あぁ、先に行かないでください~」 ネル子 「ねぇねぇ、部長、手繋ぎましょう♪成り行きとは言えせっかくの休日デートなんですから」 ネル子 「え、私が繋ぎたいなら……いいんですか?あ、看病のお礼ですか~?気にしなくていいんですよ~?でも、せっかくなので……えい!」 ネル子 「えへへ、手繋いじゃいましたー♪じゃあ、どこいきましょっか?」 ネル子 「へ、私の希望、聞いてくれるんですか?ではラブ…え、ラブホ以外ですか…最近思考パターンを読まれている気がしてなりません……ふむう、どうしましょうかねぇ……部長と行きたいところ、行きたいところ……あ!フ・フ・フ…ありましたよー行きたいところ」 ネル子 「では行きましょう…秘密の園へ」 場面転換 ネル子が連れて行った場所、それは女性下着専門店だった。 ネル子 「はーい、着きました♪じゃあ、部長行きましょうか」 ネル子 「え、ここですか?下着屋さんですけど…今日は部長に私に似合う下着を選んでほしいなって思うんです♪」 ネル子 「なーんて、ウソです!ゲーセンでも行って…へ…い、いいんですか……!?」 ネル子 「……」 ネル子 「えっと、いいというのは英語でOKという感じでいいんでしょうか」 軽く困惑し混乱するネル子 歩き出す二人 ネル子 「お、おーけーですか、じゃ、じゃあ、行きますか……」 ネル子 「な、なんですか、この展開は、高レベルダンジョンの顔見せぐらいの気持ちで来たら即攻略とは……私もいささか心の準備が出来ていませんが、こうなれば楽しむのみです!」 自動ドアが開く ネル子 「部長はこういうお店来た事……あるわけないですよね。まぁ大体普通の服屋さんと同じです。 まず入口の目立つところには、イチオシ商品が置いてあります。今の時期だとかわいい系下着推しですね……って何ひたすら天井眺めてるんですか」 ネル子 「……はぁ、確かにお店の中も結構明るくてオシャレですよね……じゃあ、ぐるっと回りましょうか♪ほら、こっちです♪」 手をつないで歩く二人 ネル子 「ふふ、キョドらなくても大丈夫ですよ。ここってカップルも結構来るんですよ?」 ネル子 「はい、たとえばー、この辺の普通のやつ見たりとかー、あ、これ今私着けてるのですね……あ、これはおねぇちゃん持ってる奴です。大っきいから高いんですよね」 ネル子 「んー、まぁ今日はこの辺はいいですね。次行きましょうか、あれ?ずっとしゃがんだまま下を向いてどうしたんですか?……靴紐が解けたんですか?……そうですか?次いきましょう」 歩く二人 ネル子 「この辺はルームウェアですね。こういうのも売ってるんですよ?」 ウサ耳のついた部屋着を手に取るネル子 ネル子 「ねーねー部長、これフサフサでウサ耳ついてますよ?」 ネル子 「んー、ネタ系ではありますが、フードになってる分あったかいのかもしれませんね…… 部長、少しは慣れてきましたか?」 ネル子 「そうですかぁ、では次行きましょうか……ぐへへ」 歩く二人 ネル子 「じゃーん、お待ちかね、セクシーランジェリーコーナーです♪」 ネル子 「ほらほら部長~紐パンですよ~、紐パン!おほ、このベビードールもえっちっぽいけどかわいいですねー。おーオトナの魅力、ガーターベルトもあります!部長はどれがお好きですか?って……目、擦ってどうしたんですか?」 必死に目を擦る主人公 ネル子 「はぁ、目にゴミが入ったんですか。そうですかー、部長にも見てほしかったので残念です…じゃあ、次行きますかーと見せかけて、しましまパンツです」 ネル子 「ふふ、驚きました?何故かそこにありました。ある意味セクシーなのかもしれませんが マニアックなチョイスです……」 ネル子 「はいはい部長、イジワルしてすいませんでした。行きましょ♪」 歩く二人 ネル子 「さて一周して、入口のオススメコーナーに戻ってきましたね」 ネル子 「あれ?なんか凄く疲れてませんか?」 ネル子 「はぁ、大丈夫ですか。なんかホントに今日の部長ヘンです……しかしこうなれば行けるとこまで 行ってみましょう(ボソ)」 ネル子 「ねぇ、部長!やっぱり折角なので、下着買って行こうかと思うんですけど、部長選んでくれませんか……(チラッ)」 ネル子 「はひ!い、いいんですか…えっとそれはフランス語でダゴール的な……え、知らない?と、とにかくいいんですよね!?…じゃ、じゃあお願いします」 入口方向に顔を向けて下着を見ないように適当に指差す主人公 ネル子 「……えっと、これですか?…あの、なんで全然違う方向見ながら指さしてるんですか…どれどれ、あ、オススメのピンクのかわいい奴ですか」 ネル子 「では、コレにしますね。えへへ、部長に選んで貰っちゃいました♪」 ネル子 「え……プレゼントしてくれるんですか!?そ、そんな悪いですよ!?看病のお礼……は、はい!じゃあ、私も今度いっぱいお礼しますね♪」 その後流石にレジにはネル子が持っていき会計