第13話 実験17日目(月)
今日もご機嫌なネル子。鼻歌交じりに部室に向う。
ネル子 「~♪最近は以前にも増して放課後が待ち遠しいです」
メモを開きながらニヤニヤと歩く
ネル子 「さぁ、今日はどんなプレイにしましょうかねー。そろそろ変化球で行きますか。教師プレイとか
もいいですねー。いやここは悪代官と町娘プレイなんかもいいかもしれません。ジュルリ……あ、つきましたね……では!」
ドア開く
ネル子 「ぶちょー、今日は悪代官プレイにしましょお、……は、はひ」
主人公前回のお願い通りネル子に抱きつく
ネル子 「あ、あの!ど、どうしたんですか!急に私に抱きついて、も、もしかしてまた具合でも悪いんで
すか!?」
主人公ネル子をじっと見つめる。ネル子恥ずかしがる。
ネル子 「な……なんですか……じっと見つめて……顔真っ赤ですよ……本当に具合悪かったりするんじゃ
……」
ネル子 「な、何か言ってくださいよぉぉ……ふぇ、目を閉じてなんですか……顔近いですよ……
あの、これはもしかしてキスでは……あ、ちゅっ、ちゅっ」
ネル子 「……は……は、なんで部長がキスするんですか……いえ、してくれてむしろうれしいんですけど
……あの、あの、あぁぁっ、恥ずかしいです……ど、どうしましょうこれ?……今度は何ですか!なっ……もしかしてベット行くんですか」
ベットに押し倒す主人公
ネル子 「はっ……本当に押し倒されてしまいました……これは、あれですよね?……映画とかでよく見る
……ラブなシーン一歩手前というか……地上波ではカットされてしまうアレですよね……」
ネル子 「あ、という事はここでCMカットで事後ということに……ならない……ですよね……
本当にしちゃうんですか……」
ネル子 「……わ、わかりました部長……しま、しましょうか……」
もう恥ずかしすぎて訳がわからなくなっているネル子、
主人公も覚悟を決めて手を出そうとするが近づこうとする
ネル子 「はっ……あの、上の制服は脇にファスナーがついてて……んっ……脱がせちゃうんですか……
部長が……ふぁ…」
ネル子 「…………ご……ごめんなさい部長!」
咄嗟に主人公を押しのけネル子部室の外へ
少し間
ネル子 「……はぁはぁ、逃げてしまいました……部長、ショックでしょうか……こんな、こんなはずでは
ないんです……迫ってほしいなんて言ったくせに……私どうして……」
そこに主人公追いかけてくる
ネル子 「あ……部長……追いかけてきてくれたんですか……」
ネル子 「え、部長……謝らないでください……そんなことされたら、私、私……もうどうしていいかわか
らないですよ……ごめんなさい……私が悪いんです……だから頭を上げてください」
ネル子 「部長……今日は私帰りますね……頭冷やしてきます」
無理してニコリと笑うネル子
ネル子 「……それに今日はお姉ちゃんの好きなビーフシチューを作る予定なんです!お姉ちゃん、
ああ見えて結構味に煩いので時間をかけて煮込まないとダメなんですよね」
ネル子 「では、明日は普通に話しましょうね!」
逃げる様に帰るネル子