■第6話・雨は上がって
[朝のホットサンドでも使ったトマトソースとチーズを使った、ポモドーロのパスタを食べた後のふたり]
(遅めの晩ごはんを食べ、元気な少女と眠そうな主人公)
【正面・近距離】
ふぅ……ごちそうさま。
(主「足りた?」)
なんだよ、また人をハラペコキャラみたいに……
ああ、足りたよ。
お腹が満たされると、やはり幸せだな。
(胃の所をさすりながら)
お前の愛が、胸の中で燃えているように感じるよ。
トマトのパスタ、見た目にも情熱的なイメージだったしな。
……しかし、今日はなんだかんだ、一日中寝てたおかげで、全く眠くないな。
代償として、電気が使えないと、途端にできることがなくなってしまうのが露呈したわけだが……
うーむ……とは言え、今回のは流石にイレギュラー過ぎるか。
普段ならあんなに長い間停電することもないし、今日はタイミングも悪かったしな。
(頬杖付いてうとうとしてる様子の主人公)
ふふ……お前、人の話聴いてないだろ?
そんなに眠そうな顔をして……今日はもう寝るか?
ただでさえ心配かけたのに、その上さんざん我儘に付き合ってもらったわけだしな。
(主「じゃあそうしようかな」)
(フラフラと立ち上がる主人公)
ふふっ……ここまで疲れてるお前、結構レアだよな。
食器の片付けとか明日の準備とか、後で私がやっておくよ。
(主「いいの?」)
【少し右に動き、椅子から降りて】
↓何を今更。
↓どうせ朝まで起きてるんだし、そのくらいさせてくれ。
【立ち上がって近づく感じの動き】
(同じく立ち上がり、主人公の前に立つ少女)
【キス】
それと……んむ、ちゅ……
(ふらついてる主人公の頬を両手でつかみ、背伸びしてキスをする)
はぷ、はむ、はぷ……
おやすみのキスも、必要だろう?
ふふ……
はむ、はぷ……ちゅぷ、ちゅ……んむ、ちゅ……
んむ、んぷ……んふふ……
(主人公の頬を撫でて感触を楽しむ少女)
【正面・至近距離】
顔、熱くなってるな……少しひげも伸びてきてる……
【キス】
んむ、ちゅ……
ちゅぷ、ちゅ、んちゅ……
【正面・至近距離】
ふふ……今日もお疲れ様。
どうする?耳も、するか?
(主「すぐ寝るだろうけど、せっかくだしお願いしようかな」)
ふふ、強欲だな。
……じゃあ、ちょっとだけな。
気持ちよく眠って疲れが取れるよう、子守唄代わりに……してやるよ。