Track 6

06.ホーリース大神殿にて -Hシーンなし-

/**/06 △:ようこそホーリースおいで下さいました。 エルトリアの姫聖女のお二方。 私は神官長のカトリーヌです。 ●:エルトリア王宮 姫聖女、姉のリオラ=エルトリアです。 ○:同じくエルトリア王宮 姫聖女、妹のウルスラ=エルトリアです。 △:お話は伺っております。淫獣の呪いとは災難でしたね。 もう獣の耳まで生えてるという事は… 呪いもかなり進行してしまっているようで…。 ●:えぇ… ○:不本意ながら… △:聖女様程の理性の持ち主であればもっと食い止められると 思っていたのですが… ●:……んん ○:そ、それほどまでに強力な…の、呪いなのです。 △:ご存知ここは「聖処女ミシェル様」を祀る神殿。 正面に見える大きなミシェル様像が、 世界中の民を優しく見守っております。 彼女の加護をうければ、必ずや呪いを解くことが出来ましょう。 しかし、ここは神聖な地。 穢れのある者が足を踏み入れることは許されません。 ●:ん…、私は生まれてこの方、人々を先導する姫聖女としての立場を胸に、 聖女として恥じない生き方をしてきました。 災いや敵から民を護り、そして日々の鍛錬も怠らずにして参りました。 ○:私は大自然に耳を傾け、生きとし生けるモノの声を聞き、 生命の息吹を感じ、 か弱き女性達の支えとなるようにこの魔力を使って参りました。 △:聖人君子とはまさに貴女がた姉妹の為にあるような言葉。 人民の模範となる聖女姉妹のお二人であれば穢れとは無縁でしょう。 ●:当然です。私達姉妹は、清廉そして潔白。 ○:誰に見られても恥ずかしくない生き方して参りました。 △:ミシェル様と同様、男を知らぬ穢れなき処女だけが この神殿に入る事が許されます。 一度でも男性と交わった女性は決して足を踏み入れてはなりません。 念のための確認ですが… お二方はこれまでに男性と深い関係を持ち、 処女を散らしてなどいませんよね? ○:っ……。 ●:あ…当たり前です。 国を代表する姫聖女として、一度たりとも男性と交わった事はありません。考えるだけでもおぞましいっ。 ○:私も…ありません。 勇者様以外の男性に興味はありませんし、魅力を感じた事もありません。 これまでも、これからも高貴なおまんこを男などという低俗な相手に 提供することはないでしょう △:聖女様お二人はご立派な方。 勇者様は例外中の例外。 勇者様とだけは交わったとて処女性が失われる事はありませんので ご安心を。 ●:ん…んん… ○:んふ… △:一方…男性は神殿に入る事は許されませんが、 特別な来賓のお付きの方という場合にのみ、例外的に入る事が許されます。 しかし、それにも条件がございます。 ●:条件ですか? △:ええ。幼き心を脱した強き殿方。 つまり非童貞のみが神殿に入る事が出来ます。 一番気になるのは荷持持ちの貴方。 …正直、冴えませんね。典型的な童貞のお顔をされていますが…? ●:……。 ○:……。 △:まぁ非童貞?w それは驚き。 貴方のような男性の相手をする女性がいるのですね…w 概ね、田舎の街の路地裏にいる安い娼婦にお金を払って 童貞を捧げたと言った所でしょう? ●:…………。 ○:………。 △:まぁいずれにせよ。信じて差し上げましょう。 童貞か否かは調べる事は出来ませんからね。 処女かどうかは処女膜を見ればわかりますが… ●:さ、さ、先を急ぎましょう。 ○:え、ええ、私達には時間がないのですから。 △:お待ち下さい、お二方。 ○:何でしょう。 △:ここでミシェル様に奉仕をする神官全員がバージンの女性。 発情した彼が神官を襲うなど…間違ってもあってはなりません。 ○:その懸念は重々承知しているつもりです。実際彼は性欲が強いですから。 ●:性欲の獣であることに変わりはありませんが、 聖女の私達が「躾」という名の首輪とリードを付けておりますので ご安心頂ければと思います。 ○:万が一にも…そのような事が無いよう 神殿を離れるまでは私達の目の届く所に置いておきます。 △:聖女のお二人が見張っておいて頂けるのであれば安心です。 お二方のお部屋は来客用一番のスイートルーム。 窓から聖処女ミシェル様像が一番よく見えるお部屋となります。 聖女様お二人には別々のお部屋をご用意させていただきました。 ●:ありがとうございます。 ○:お気遣い、恐れ入ります △:それと一つお二人にお願いが。 男性はサルのように自慰をする生き物と聞きます。 彼も自慰もさせる事のないようにお願いします。 ●:わかりました。 汚らわしい自慰など私達が許す訳もありませんが… 厳しく言い付けておきます。 ○:ここは聖処女ミシェル様を祀る大神殿。聖域中の聖域です。 性欲の塊のような貴方ですが、オナニーなど決してしてはいけませんよ? 聖域では禁欲に努めるようにして下さい。わかりましたか? 返事をなさい! 全く……。