Track 4

track04 愛人契約 (

電気消してもいいですか? 明るいところでするような話でもありませんから…あと、ぎゅってしてください。少しだけ不安が紛れるので。…あなたの腕の中にいると、ぽかぽかします。どんなに辛いことがあっても、ここに帰ってきていいんだって、そう思えるんです。…話しますね。…昼間に何があったのか…知っての通り、私たちの会社は、社内恋愛禁止です。いらぬトラブルを生んだり、仕事が亡すかになったり、そういうのを避けるために、昔から禁止されているんです。もし社内恋愛が会社にばれたら、彼氏だけ地方に転勤させられたり、出世が見込めない部署に移動させられて、買い殺しにされるという噂もあります。…だから、絶対秘密だって、いつもあなたに口すっぱく言ってました。でも、ばれるときはばれてしまうものなんですね。どうやら、私たちがアパートの同じ部屋に入るところを見られてしまったようなんです。それに、証拠の写真まで……うかつでした。ちゃんと帰る時間をずらすべきでした。その話が、総務にも伝わったみたいで。…部長が何とか、総務を言いくるめてくれたそうなんですが、それでも限界はあると言われました。私の出世や、あなたの会社での立ち位置にも影響すると。でも、私の、誠意次第で、揉み消すこともできる。つまり、部長は、私たちのことを守ってやるから、代わりに私の体を差し出せと。そう、言ってきたんです。一週間限りの愛人契約。これから命令されれば、いつでも、どこでも、どんな時でも、体を差し出さなければならない。そう、ですね。ほとんど性奴隷のような扱いです。部長は、私の肩に腕を回して続けました。私は有望だから、こんな形で見ずみ捨てたくない。私の為を思って提案しているのだと。何の説得力もない、上辺だけの言葉です。その証拠に、肩に回されていた彼の手は、いつの間にか、私の胸に伸ばされていました。その大きさを確かめるように、握られ、揺らされ、シャツが乱れるほど激しく触られました。私が抵抗しないのを良いことに、今度は、お尻も触ってきて。嫌がっても、やめてくださいと何度言っても、やめてくれず。むしろ、私が嫌がるほどに、彼の鼻息は荒くなってきました。そして、大きくなったものを私のお尻にグリグリと、おまけに、髪の隙間から首筋を舐めてきたんです。本当に気持ち悪い。どうせ、警察に通報すると言いました。しかし、それも部長の想定内සもちろん、あなたが横領したという事実はありません。でも、会社の力を使えば、あなたの人生を終わらせることくらい簡単にできてしまう。部長は創業者一族のもので、調査部ともつながりが強いですから。彼が言えば、本当に実現できるのでしょう。私に選択肢はありませんでした。だから、その場で土下座して、彼に許しを請いました。私の体は好きにして構わないから、どうか今回の件は見逃してください。頭を上げたその先に、彼の、その…汚らしいものが露出していました。あなたのより太くて、長くて、醜い、恐ろしい怪物のようでした。私は、蛇に睨まれたカエルのように動けなくなったんです。そんな私の顔に、彼のものが押し当てられました。頭がくらくらするほどの汚臭の匂い。鉄のように固い、ごつごつとした感触。部長はこれを咥えろと言ってきたんです。あなたとキスをするための唇で、こんな怪物の相手をしなければならない。他の仕事なら何でもするからと言っても、聞いてもらえませんでした。だから、仕方なかったんです。仕方なかったんです。口がいっぱいになるほど太いものを咥えました。涙だけでも、むせ返りそうになるんです。早く終わらせるために、必死で吸い付きました。頬をへこませて、舌を合わせて。しかし、それでも物足りなかったようです。あなたのチンポにしているやり方では満足させられませんでした。私の頭をつかんで、喉奥までゴリゴリと何度も押し込まれました。そして、便器に放出するように、私の口の中に出したんです。むせかえるほどの量に、私はその場で嘔吐を吐き出しました。マスクで、臭くて、思い出しただけでも気分が悪くなります。ごめんなさい。駄目な先輩で、あなたを守る方法がこれしかありませんでした。今日はとりあえず家に帰されましたが、明日から彼の家で過ごさせられることも多くなると思います。一週間だけ、ごまんしてくれますか? あなたにとって、とてもつらい一週間になるかもしれません。それでも、私を信じて待ってくれますか? ありがとうございます。あなたを守れるように、もっと強い先輩になります。あの男にだって負けません。だから、あなたは心配しないでください。でも、少しだけ甘えていいですか? 手をつないでください。私が離れないように、抱きしめてください。おやすみなさい。