Track 5

合戦の作法しかとなんとか

土曜日、この学園は半日授業 ドアを開ける主人公 そこにコン狐がにっこり笑って待っている コン狐 「えへへ♪師匠、待ってたよ。」 主人公 「な、何?」 コン狐 「今日は土曜日で半日授業だから、師匠もお昼ごはんまだだよね?」 主人公 「あ、あぁ」 コン狐 「よ、よかったら、一緒にごはん食べようよ?」 主人公 「うん、いいけど」 コン狐 「わーい、では、師匠、いざ参りましょう!合戦の場へと!」 主人公 「合戦?なにそれ?」 コン狐 「え、やだなぁ師匠、とぼけちゃってー、我が校の合戦の場と言えば一つしかないよ。そう・・・学食♪」 この学校の名物の一つでもある大型の学食、土曜日の授業ということもあり、 学食内は、沢山の生徒で賑わっている コン狐 「こ、これが音に聞こえた学食・・・・・・こ、こんなにいっぱい人いるんだ・・・」 主人公 「はぁー、相変わらず混んでるなぁ」 コン狐 「ど、どうしよう、じ、実は師匠。私・・・初陣でございまする」 主人公 「はい?」 コン狐 「だ、だからぁ、学食はじめてなの!ひ、人こんなにいっぱいいると思わなかったし、なんだか券売 機とか窓口一杯あるし、混乱して変化が解けちゃいそうだよ~あわわわ」 主人公 「はぁ・・・仕方ないコン狐こっち」 主人公焦るコン狐の手を引き券売機へ引っ張る コン狐 「あ・・・師匠、手を引いて・・・こっち?あ、あの・・・どこに・・・」 手を引いて少し空いている券売機へ連れていく主人公 コン狐 「え、この券売機で食券を買えばいいの?・・・うん、わかった。はぁー、落ちついたー、・・・手ありが とう・・・私達注目されちゃったね・・・」 主人公 「あ、あぁ」 コン狐 「よし・・・食券を買えば・・・どどどど、どうしよう師匠、いっぱいメニューがあって決められないよ。 Aセット?日替わり定食?どれにすればいいんだろう、あ、私達の後ろに人が並んじゃった早く決めないと・・・迷惑が・・・あ、また、緊張で変化が解けちゃいそうだよ~~」 主人公 「わー、わー!わかった、俺が決めてやるから」 コン狐 「ど、どうしよ、・・・え、決めてくれるの?流石、師匠!じゃあ、師匠のオススメで♪」 ボタンを押す コン狐 「ねぇねぇ、師匠」 主人公 「何?」 コン狐 「さっき私オススメって言ったけど・・・きつねうどんは安易じゃないかなぁ・・・」 主人公 「しょうがないだろ咄嗟なんだから」 そして食券を買った後比較的空いている席で、主人公が適当に決めたごはんを食べる二人