合戦の作法しかとなんとか
土曜日、この学園は半日授業
ドアを開ける主人公 そこにコン狐がにっこり笑って待っている
コン狐 「えへへ♪師匠、待ってたよ。」
主人公 「な、何?」
コン狐 「今日は土曜日で半日授業だから、師匠もお昼ごはんまだだよね?」
主人公 「あ、あぁ」
コン狐 「よ、よかったら、一緒にごはん食べようよ?」
主人公 「うん、いいけど」
コン狐 「わーい、では、師匠、いざ参りましょう!合戦の場へと!」
主人公 「合戦?なにそれ?」
コン狐 「え、やだなぁ師匠、とぼけちゃってー、我が校の合戦の場と言えば一つしかないよ。そう・・・学食♪」
この学校の名物の一つでもある大型の学食、土曜日の授業ということもあり、
学食内は、沢山の生徒で賑わっている
コン狐 「こ、これが音に聞こえた学食・・・・・・こ、こんなにいっぱい人いるんだ・・・」
主人公 「はぁー、相変わらず混んでるなぁ」
コン狐 「ど、どうしよう、じ、実は師匠。私・・・初陣でございまする」
主人公 「はい?」
コン狐 「だ、だからぁ、学食はじめてなの!ひ、人こんなにいっぱいいると思わなかったし、なんだか券売
機とか窓口一杯あるし、混乱して変化が解けちゃいそうだよ~あわわわ」
主人公 「はぁ・・・仕方ないコン狐こっち」
主人公焦るコン狐の手を引き券売機へ引っ張る
コン狐 「あ・・・師匠、手を引いて・・・こっち?あ、あの・・・どこに・・・」
手を引いて少し空いている券売機へ連れていく主人公
コン狐 「え、この券売機で食券を買えばいいの?・・・うん、わかった。はぁー、落ちついたー、・・・手ありが
とう・・・私達注目されちゃったね・・・」
主人公 「あ、あぁ」
コン狐 「よし・・・食券を買えば・・・どどどど、どうしよう師匠、いっぱいメニューがあって決められないよ。
Aセット?日替わり定食?どれにすればいいんだろう、あ、私達の後ろに人が並んじゃった早く決めないと・・・迷惑が・・・あ、また、緊張で変化が解けちゃいそうだよ~~」
主人公 「わー、わー!わかった、俺が決めてやるから」
コン狐 「ど、どうしよ、・・・え、決めてくれるの?流石、師匠!じゃあ、師匠のオススメで♪」
ボタンを押す
コン狐 「ねぇねぇ、師匠」
主人公 「何?」
コン狐 「さっき私オススメって言ったけど・・・きつねうどんは安易じゃないかなぁ・・・」
主人公 「しょうがないだろ咄嗟なんだから」
そして食券を買った後比較的空いている席で、主人公が適当に決めたごはんを食べる二人