Track 7

苦手とかじゃないです

あれから3日、約束通り善行部の部室で昼ごはんを食べた二人 コン狐 「はぁー、お昼ごはん美味しかったー、ごちそうさま」 主人公 「ふー、食べたぁ」 コン狐 「あー、師匠食べてすぐ横になると牛になるよ」 主人公 「だが畳の誘惑には勝てん」 コン狐 「・・・いいなぁ、畳ごろんって気持ちよさそう。うぅ、いいや、私も寝ちゃえー、はぁー」 主人公 「食べてすぐ寝るとウシになるぞ」 コン狐 「食べてすぐ寝ると・・・ふーん、私は狐ですからウシにはなりません、残念でした」 主人公 「なんだそれ」 コン狐 「はー・・・師匠、お願い聞いてくれてありがとね、一緒にお昼ごはん食べられてうれしかったよ。 えへへ、トモダチっていいね・・・師匠と一緒だとすごく楽しいや」 主人公 「・・・俺もまぁ楽しい」 コン狐 「あ、そうだ師匠、今日はそのまま放課後は帰っていいよ」 主人公 「なんかあるの?」 コン狐 「うん、今日は月に一回、他の妖弧見習いと集まる日なんだ。全然部活来ないけどみんな善行部の 部員だから、活動状況をおじいちゃんに報告するの」 学園長が妖弧達が最近どんな感じか学園長室で聞く会がある 主人公 「ふーん」 コン狐 「だから、今日は部活はなしです!あ、部長らしいこと久々に言ったなぁ。はぁ・・・でも水戸公門 観れないやー、あぁ、今日はせっかくあの伝説の回なのに」 主人公 「そんなの録画すればいいじゃん」 ピタリと固まるコン狐 コン狐 「へ・・・い、今、ろくがすればいい・・・と言ったよね」 主人公 「あ・・・うん」 コン狐 「そ、それはアレだよね、TVをテープに撮るみたいな、そ、そうだよね、Gコードでもいれてパッと」 主人公 「テープ?今時はハードディスクとか」 コン狐 「い、今時はハードディスク?なっ、知ってます!よ、よく小さく時は電気屋さんで買ったよ。 ソフトよりハードが綺麗にとれるんだよね!」 主人公 「・・・(こいつもしかして機械オンチ)」 コン狐 「・・・は・・・は・・・うわーん、私機械全然わからないの!だからビデオもないし、録画なんかできないよ」 主人公 「・・・コン狐、携帯電話持ってるか?」 コン狐 「え、何、師匠?携帯電話?あるよー。私使い道なんかないのに、無理やり持たされたんだ・・・ んしょ・・・はい!」 おじいちゃん用のシンプル携帯 主人公 「老人用・・・ダメか」 コン狐 「だ、ダメ?お、おじいちゃん携帯でもいいでしょ!シンプルイズベストなんです、メールと電話が 出来れば万事解決なんです!どうせ使わないし・・・へ、違う?」 主人公 「い、いやワンセグ録画すればいいかなって」 コン狐 「わ、わんせぐろくが?犬に何か関係が・・・?え、携帯電話でテレビが録画できるの、でも私の携帯 はその機能がない・・・あぁそういうことなの」 主人公 「じゃあ、俺ので撮っておいてやるよ、今度見せてやる」 コン狐 「え、師匠の携帯で録画しておいてくれるの、本当に!ありがとう!って・・・あれ、私の携帯に何を 入力してるの」 主人公 「あと俺の連絡先入れといた」 コン狐 「・・・師匠の連絡先、電話とメール、うん!絶対連絡するね!ていうか今する・・・いいの、ニンゲンの お友達とは、はじめてだから記念・・・よし、じゃあ気分を出すために隣の囲炉裏部屋からかけるね」 歩いて隣の部屋&襖開け閉め&電話をかける コン狐 「・・・あ・・・もしもし師匠?今日は部活はナシです。え、知ってるし目の前にいる?うーっ、記念なん だから気分出してよー、・・・(仕方なく応対)はい、はい♪ではそのように♪」 電話を切る&襖が開く コン狐 「はぁー、電話って便利だね師匠♪」