Track 10

そんな機械は知りません

ゲームセンターにきているコン狐と主人公 コン狐 「ピ・・・ピコピコがいっぱい・・・目が回りそう・・・・」 主人公 「おい、無理すんなよ、なんでゲーセン行きたいなんて言ったんだよ」 コン狐 「うぅ、だってぇ、普通の学生は放課後はゲーセンというところに溜まると聞いたんだもん、一度く らいは行ってみたいよー」 コン狐 「でも・・・まさかこんなにピコピコがあるなんて、うぅ、機械苦手なのに」 コン狐 「あわわわ、また・・・緊張で変化解けそう・・・」 主人公 「わー、待て!待て!今落ち着ける場所探す」 主人公手を握る コン狐 「え?落ち着ける場所を探す?あっ・・・師匠また手握って・・・う、うん・・・ちょっと我慢する」 主人公 「・・・よし、あそこなら」 プリクラ機を発見、ビニールの囲いがあるので周りからは見えない コン狐 「え、あそこに入るの?なになに?ぷりくら?ぴ、ぴこぴこの中に入るの、こ、心の準備が・・・あっ」 プリクラ機の中にコン狐を引き込む 主人公 「コン狐、一旦変化解除していいよ」 コン狐 「師匠、強引だよぉ、え?変化解除していいの?あ、ここ周りから見えないんだね、・・・変化解除!・・・ はぁー緊張したぁ」 主人公 「落ち着いたか?」 コン狐 「うん、落ち着いた・・・手、もう大丈夫だよ・・・」 主人公 「お、おう!(慌てて離す)」 コン狐 「えへへ、でもなんか師匠に手を握ってもらってると・・・ホッとした・・・ありがとね、師匠」 主人公 「・・・・・・(照れる主人公)」 コン狐 「・・・・・・(照れるコン狐)」 コン狐 「ね、ねぇ、師匠!これ何をする機械なの?」 主人公 「あ、コレは写真を撮ってシールにする機械だ」 コン狐 「写真を撮ってシールにする機械・・・へぇー!師匠、せっかくだから撮ってみようよ」 主人公 「いいよ」 コン狐 「やったー、えへへ、じゃあ師匠やってみて♪、まずは400円入れる・・・あ、師匠出してくれるの? かたじけない・・・ふんふん、そしたら・・・ふれーむを決める?回りの背景がかわった!すごい!・・・わっ、わっ、色々あるんだね・・・あ・・・カップル用とかもあるんだね・・・ど、どうしようか?・・・え、普通のにするの・・・そう(ちょっと残念)」 コン狐 「へ、撮影、た、魂とかとられないよね?あ、もう、わー、ポーズどうしよう、わー、あ・・・変な顔・・・ あと1回、あるの?じゃ、じゃあ今度こそ・・・ピース!ほら、師匠もピース!・・・あっ、とれたー」 コン狐 「・・・はぁ、なんとかできた・・・今度は何?落書きタイム?・・・画面にしていいの?・・・じゃあ師匠の顔 に涙書いちゃおう・・・きゅきゅ・・・むー、消さないでよー、あーひどい!私の顔にバカって書いた!・・・え、あと5秒?わー、だめだめ全部消す!・・・はぁ・・・結局、何もラクガキしなかったね」 シール出てくる コン狐 「おー、シール出たよ師匠。あれ?同じシールが2枚ある・・・オマケかな?」 主人公 「二人分だから、最初から分けられてる」 コン狐 「え、二人分・・・ちゃんとはじめから分けられてるんだぁ、ハイテクってやつだ・・・おー、はい、師匠 のぶん♪」 主人公 「おう・・・(なんかすげー疲れたぞ)」 コン狐 「むー、一枚目変な顔・・・2枚目はおー、師匠も私もピース決まってる、えへへ、誰かに見せたいな ぁ・・・どうしたの師匠?」 主人公 「なぁ・・・コン狐半妖モードだよね、このプリクラ」 コン狐 「え・・・私・・・半妖モードで映ってる・・・?あっ!・・・あはは、これは誰にも見せられないね」 主人公 「・・・そうだな、俺達だけの秘密だな」 コン狐 「うん!師匠と私だけの・・・秘密だね・・・じゃあさ、師匠・・・こんど33個目のスタンプ・・・師匠がぜん 部のお手伝い期間最後の日・・・記念にこれを張ろうよ」 主人公 「あ、あぁ(そういえばそんな話だったかな最初・・・でも俺はコン狐を・・・)」 コン狐 「んっ・・・どうしたの師匠・・・?ぼーっとして」 コン狐 「あ、そうだ!せっかくだから師匠の補修放免祝いも一緒にしようよ!・・・準備しとくね♪」 コン狐 「ね、ねぇ師匠・・落ち着いたからもう少しゲームセンター周ろ?」 主人公 「わかった、いくか」 コン狐 「うん、行こ♪・・・あっ、また手握って・・・え、変化が解けるといけないから・・・うん、そうだね、 手繋いで周ろっか♪・・・師匠・・・ありがとう」