Track 11

ぼっちでかわいくてほっとけないコン狐

外は生憎季節外れの大雨と暴風、あまりのすさまじさに学園は本日休校 コン狐 「・・・雨・・・強いな・・・、はぁ・・風も・・・凄いなぁ・・・師匠今日は来ないよね。学校もお休みになっちゃ ったし・・・わかってたのに・・・なんで来ちゃったんだろう・・・」 コン狐 「あ・・・水戸公門の時間だ・・・観よう・・・んしょ・・・ふぅー、今日は、越後が舞台かぁー・・・あ、電車動 いたんだ、はは、もう遅いかな・・・なんだろう・・・あんまり楽しくないや・・・あ、九曜に水あげなきゃ」 コン狐 「んしょ・・・最近は師匠も水をあげるようになったから元気だなぁ・・・・・・私・・・なんで・・・、1ヶ月前 と同じなのに・・・前は一人でも平気だったのに・・・なんでこんなに寂しいんだろ・・・」 主人公が勢いよく部室に入る 主人公 「悪い、コン狐遅れた!」 コン狐 「へ・・・師匠?は・・・は・・・わーん、なんで、なんで師匠きたの?外凄い雨なのに、学校休みなのに、 電車動いてないのに」 半泣きつつも喜ぶコン狐 状況が理解できない主人公 主人公 「いや、約束したじゃん、お祝いって」 コン狐 「え?約束したから?な、ならちゃんと時間通りにきてよぉー、ばか、ばかー」 主人公 「え、いや、電車ほとんど動かないから電話とかメールしたじゃん」 コン狐 「へ?電話とかメールしたの?・・・あ・・・寮に置いてきちゃった・・どうせ師匠以外誰もからもかかってこない し・・・え、えへへ、ごめん・・・あ・・・師匠・・・ほっぺからちょっと血が出てる・・・」 主人公 「あ、ほんとだ気づかなかった、こんなのこうして」 コン狐 「風で飛んできた木の枝で切ったの?あ、だめだよ擦ったらばい菌入っちゃう・・・師匠じっとして て・・・いいから!」 コン狐ほっぺの傷口にキス&舌なめ コン狐 「ちゅっ・・・えろ・・・んっ・・・ちゅ、れろ・・・妖弧の唾には傷を癒す効能があるんです、れろっ、えろっ、 このぐらいなら私でも治せるよ・・・んっ、えろっ・・・ちゅっ、はい、血、もう止まったよ」 主人公 「あ・・・ありがとう・・・」 コン狐 「あ、あの・・・実は私も怪我をしたから師匠に治療をお願いしたいなぁと思うんだけど、いい・・・かな?」 主人公 「な、コン狐、怪我どこだ!?」 コン狐 「わっ、そ、そんなに大した怪我じゃないから、慌てないで!?この傷はね、師匠の協力で簡単に治 るの、だから師匠・・・目瞑って・・・い、いいからっ!・・・お願い・・・」 主人公 「・・・(目を瞑る)」 目を瞑った主人公のコン狐キスby唇 コン狐 「・・・んちゅ・・・んっ、ちゅ・・・師匠、ありがとう、怪我なおったよ。私、もうぼっちじゃ寂しくてだ めみたい。えへへ・・・師匠・・・好き・・・」 主人公 「・・・(混乱中)」 コン狐 「あ・・・言っちゃった・・・」 コン狐 「・・・・・・」 主人公 「・・・(混乱中)」 コン狐 「・・・・・・」 コン狐 「何か言ってよ師匠!人が告白したのに何固まってるの!うぅ、もう師匠なんか知らない・・・あっ」 主人公コン狐の頭に手を置く 主人公 「あ、あぁ、ごめんな(素に戻る)」 コン狐 「頭に、手なんか置いて何?あっ・・・頭撫でて・・・こんなことで私の機嫌が直ると思ったら大間違いだ よ・・・んっ・・・あ・・・えへ・・・むっーだ、ダメ、師匠も好きって言ってくれなきゃ機嫌直さない・・・」 主人公 「・・・俺も、お前がほっとけない」 コン狐 「へ、・・・俺も、お前がほっとけない・・・何それ師匠、返事になってない」 ムスッとしているコン狐 コン狐 「でも・・・師匠らしくて好き・・・んちゅ、ちゅ、ちゅ」 コン狐 「今回は今ので、許してあげます。でも、罰としてこれからは私をほっとかないでね・・・」 主人公 「・・・それって」 コン狐 「ふふっ、師匠、これからは、友達付き合いじゃなくて、恋人のお付き合いの師匠になってね♪」 主人公 「い、いや俺も付き合ったことなんてないし」 コン狐 「え、お付き合いの経験はないから師匠になれない?」 主人公 「むしろ、いきなりキスしたコン狐のほうが上級者だろ」 コン狐 「え、むしろいきなりキスした私の方が上級者?・・・師匠のいじわる・・・思い出したら・・・恥ずかしい よ・・・」 主人公 「・・・(自分も恥ずかしくなった)」 コン狐 「・・・」 コン狐 「・・・師匠も恥ずかしいの?・・・えへ、じゃあ一緒にお勉強していこ♪」 主人公 「お、おう」 コン狐 「うん、これからもよろしくね!じゃあ、今日も一緒にスタンプ押すね、あ、今日は記念にこの前の シールにしよ、付き合った記念にもなったね・・・では・・・」 コン狐 「せーの、いっちぜーん♪」