マッサージ編
風呂上り、自分の部屋に戻る主人公 ノック
撫猫 「旦那様、入ってよろしいですか?」
主人公「大丈夫だよ……ごはんできたかな?撫猫さん」
撫猫 「失礼致します……いえ、お食事には少し早いので、今日は旦那様の日頃の疲れを癒してさしあげようと思うのですが……いかがでしょうか?」
主人公「癒し?……うん、まぁ撫猫さんがそう言うなら」
撫猫 「はい、旦那様♪それでは私のお部屋まで一緒に来ていただけますか?準備は整えてありますので……さぁ、ご一緒に」
撫猫さんの部屋は主人公の隣 襖を開ける→歩く→襖を開ける
撫猫 「どうぞ」
撫猫さんのお部屋にはお布団が敷いてある
主人公「ふ、布団!?」
撫猫 「はい、お布団を敷いておきました……畳で直接というは……その痛いですから」
主人公「そ、そうですね(こんどこそこれって)」
撫猫 「あの……お部屋暗くしてもいいですか?……恥ずかしいので……その、こういったことは書物での
知識しかありませんので……上手く出来なかったら……申し訳ありません」
主人公「そ、そうですね!」
撫猫 「旦那様もはじめてなんですか?……安心しました」
主人公「じゃ、じゃあ脱ぎます」
服を脱ぎ出す主人公
撫猫 「あっ、お待ちください旦那様!私は向こうを向いておりますので……あ、下は脱がなくて結構です」
撫猫 「……」
撫猫 「……終わりましたか?……では、お布団にうつぶせで寝ていただけますか」
主人公寝る
※ここからバイノーラル 近づく撫猫さん
撫猫 「私もそちらに行きますね……んっ……」
後側やや近くから語りかける
撫猫 「それではマッサージをはじめさせていただきますね」
主人公「へ?」
右耳に近づきながら問いかける
撫猫 「あの……旦那様、今気の抜けた様なお声を出しましたが、いかが致しましたか?……はっ(何かを察する撫猫さん)」
撫猫 「だ、だめですよ……そういったことは心に決めた人と以外とはしてはいけません……(顔真っ赤)」
気まずいというかドギマギする空気
主人公「そ、そんなこと思ってないよ」
撫猫 「そ、そうですか……私の思い過ごしですか……お恥ずかしいです……いえ、しっかりとはじめに伝えなかった私が悪いんです」
撫猫 「……はーっ(深呼吸)」
撫猫 「マッサージをはじめますね……」
撫猫さん、オイルを出したり軽く準備する。そして本音をぽろっと言う
撫猫 「あの……旦那様はとてもお優しくて……素敵な殿方だと思います」
撫猫 「……(恥ずかしい)」
準備完了
撫猫 「手に少しだけオイルをつけますね……んっ」
オイルの蓋を開け、オイルを取り手に馴染ませるように揉み込む
主人公の右耳にぐっと近づきながら
撫猫 「あの、旦那様この香りはお嫌いではないですか?……いい匂いですか……ふふ、これ、調合してみたんです……私の自信作なんです」
撫猫 「今日は上半身を中心に施術致しますね……それでは最初は全体を軽くさすりながらマッサージをしていきます……」
撫猫 「まずは背中から……殿方の身体に直に触れるのは緊張しますが……がんばります」
背中を摩りはじめる撫猫さん
撫猫 「んっ……ん……いかがでしょうか?マッサージをする前はこうして筋肉をほぐしておくと効果的なんです……今日はお風呂上りなので軽めで大丈夫ですね」
撫猫 「背中を摩るアドリブ30秒」
撫猫 「背筋を伸ばすように腰から首にかけてつーっといきますね」
撫猫 「背中を下から上にすーっとするアドリブ30秒」
撫猫 「少し腰の辺りこってらっしゃいますね……あとでしっかり揉みますね……」(揉みながら)
撫猫 「次は肩の辺りをさすります……」
撫猫 「肩を摩るアドリブ30秒」
撫猫 「こちらも少々こってらっしゃいますね……いえいえ、こういったものは日々の積み重ねですから……それだけ旦那様ががんばっていらっしゃるという証拠ですよ……こちらも後程しっかり揉みほぐしていきますね」(揉みながら)
撫猫 「腕の方も失礼致します……」
右腕を肩から手に向けてさする やや右から語りかける
撫猫 「まずは右からです……」
撫猫 「右腕を肩から手に向けてさするアドリブ40秒」
今度はやや左から語りかける
撫猫 「左も……」
撫猫 「右腕を肩から手に向けてさするアドリブ20秒」
撫猫 「あ、申し訳ありません。お手に触れてしまいました……(恥ずかしい)続けますね」
撫猫 「右腕を肩から手に向けてさするアドリブ20秒」
中心(主人公の真後ろ)に戻って
撫猫 「はい、これで上半身はほぐれました……いかがですか、旦那様」
撫猫 「ふふ、少し身体がぽかぽかしますか?それは血行が良くなっているんですよ……さぁ旦那様、そろそろ本格的にマッサージを致しますね」
撫猫 「それではまた腰からです……んっ」
少し離れつつ
撫猫 「旦那様の腰に両手をあてます……んっ……そしてこうして左右に揺らすように……」
撫猫 「腰をマッサージするアドリブ30秒」
撫猫 「お加減はいかがですか?……はい、丁度いいですね……これ、なんだかお蕎麦をこねる時の動きに似ている気がしますね」(マッサージしながら)
撫猫 「腰をマッサージするアドリブ1分」
撫猫 「……え?意外に力がある?ですか?……ふふ、これは上手く重心を乗せているんです……力はほとんど使っていませんよ……少しこってらっしゃいますからね……しっかりとマッサージさせていただきます」(しながら)
撫猫 「腰をマッサージするアドリブ1分」
撫猫 「はい、腰はこれぐらいでいいですね……次は背中から肩にかけてです」
少し頭に近づきながら(声が近くなる)
撫猫 「んっ(移動)……今度は両掌を重ねるように致しまして……」
撫猫 「……左右に動かしながら、それぞれ円を描くように動かして揉み解していきますね」
撫猫 「背中を回すようにマッサージ 20秒」
撫猫 「ふふっ、気持ちいいですか?……背中はそれほどこってはいないようですね……でも……油断は大敵です……知っていましたか旦那様?背中のコリがたまると胃腸が弱ってしまうらしいですよ?……旦那様にはいつも私の料理を美味しく召し上がっていただきたいですから……ちゃーんとほぐします」(もみながら)
撫猫 「背中を回すようにマッサージ 1分」
そっと耳もとで
撫猫 「はい、そのまま肩にいきますね……」
撫猫 「こちらは指を使って揉み解します……それぞれの肩の根元を包むように手をおきます……んっ……こうして揉んでいきます」
撫猫 「肩を揉むアドリブ20秒」
撫猫 「やはり肩はこってらっしゃいますね」
撫猫 「ではちょっとしたツボを押します……首の後ろあたりにある窪み……ケンセイというツボを押します……んっ……」
撫猫 「指先でツボを押すアドリブ (動きとしては、5秒押す、10秒指でもむ×3)」
撫猫 「いかがですか?……少し肩が軽くなった気がしますか?……ではもっと軽くしてさしあげますね」
撫猫 「肩を揉むアドリブ1分」
撫猫 「ふふ、この動きはおにぎりを握る時の手つきに似ていますね……強すぎず弱すぎず、リズミカルに握っていくんです……ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ……あ、申し訳ありません……料理の話ばかりしていたらお腹が空いてしまいますよね……お夕食ですか?……今日はいい鮭が手に入ったので石狩鍋です……身体の外と中から温まってくださいね」
撫猫 「肩を揉むアドリブ1分30秒」
撫猫 「はい、肩はこれでおしまいです……」
少し近づきながら
撫猫 「あの……いかがでしょうか大分ラクになりましたか?……そうですか♪それはよかったです」
撫猫 「……では最後に軽く腕をマッサージしますね」
少し右側に移動
撫猫 「右腕から」
撫猫 「右腕をマッサージのアドリブ15秒」
撫猫 「あ……あくび……ふふ、マッサージって眠くなってしまいますよね」(しながら)
撫猫 「右腕をマッサージのアドリブ40秒」
左耳に近づきながら
撫猫 「はい、反対の腕もします」
撫猫 「左腕をマッサージのアドリブ1分」
中心に戻って
撫猫 「お疲れ様でした、旦那様。これでマッサージは一通り終わりです……日々のお疲れ、少しは取れたでしょうか?」
撫猫 「え?もう少ししてほしいですか?……いけません旦那様、マッサージはやりすぎも良くないんですよ……またいつでもして差し上げますから」
撫猫 「それでは旦那様、私はお鍋の準備を致しますので、もう少しこのままお休みになっていてくださいね」
立ち上がる撫猫さん 少し離れながら
撫猫 「……はぁ、このお布団ですか?……普段は私が使っているものですが……何分思いつきでしたもので……」
ぐっと近づきながら
撫猫 「私の匂いがする……はっ……恥ずかしいことを言わないでくださいませ……そんなこと言う旦那様はいじわるです……(顔真っ赤)」
撫猫 「お食事の準備をしてきます(まだ恥ずかしい)」
撫猫さん立ち上がり、部屋の外に出ていく
数秒後襖を少しだけ開けて言う 遠くから
撫猫 「あの……旦那様の匂いだってそのお布団についているんですからね?……おあいこ……ですから(恥ずかしい)」
襖そっとしまる?