Track 1

Track 1

;夕方、駅で 「……あ、ようやく着た……なんでわざわざ外で待ち合わせなんて……待った、と聞かれればそこそこ待たされた、と答えるけど? ……ぷ、あははは! こんな風に返されて困るなら、最初なら聞くなっての……ま、10分も経ってないわよ。んでー? そっちが時間かかったのは……その浴衣の為、ってところかな? そりゃねぇ……お祭り当日に借りようと思ったら多少は待たされるでしょ」 「てかさ……おにぃも浴衣着るならその……これ……あたしにくれたのと一緒に用意すれば良かったじゃん……てか、なんであたしの浴衣は買って自分はレンタルなのよ……ぷ、あははは……本当、そういうところは正直っていうか……思っててもあんまハッキリ言う事じゃないんだけどねぇ……ま、ダメだって事は無いわよ、あたし相手ならね……ふふ、でも……ばーーーか、くすくす」 「で、浴衣まで用意してやりたかったのはお祭りデートって奴? おにぃにしては珍しいなーって思ってさ……だって、おにぃって人混み嫌いじゃん。外に出るのもあんま好きじゃないの知ってるし……ふふ、ま、確かにね。あたしはそういうの好きだし、今年の夏はまだこういうお出かけしてなかったしねぇ……んじゃ、精々楽しませて貰うとしましょうかねぇ……リード、してくれるんでしょ?」 「そりゃ、こういう時は男がリードしてくれた方が好感度高いし? せっかくここまで頑張ったんだから、もうちょっと頑張りなって……くすくす……はい、んじゃお祭り会場へ……って、そういえばどこでお祭りなんて……あのさぁ、それなら車出せば……ま、いっか……どーせ浴衣着て、周りに見せながら行きたいとか、そういう事でも考えてたんでしょ? それくらい付き合ってあげるよ」 「ふふ、おにぃは判りやすいからねぇ……ま、こんだけお金出したんだし、役得無いでしょ……ちょっとはおにぃの希望、聞いてあげるって……ふふん、ま、こういう時くらいはね……んじゃ、行こっか?」 ;3秒程度間 「人が多くなってきたねぇ……それに浴衣も……お祭り会場に近づいてる、って感じだねぇ……ふふ、いや、結構久しぶりだから忘れてたなぁ、って……んー、1人で行くのもだし、おにぃが居るから男が居る状況で、っていうのは……ま、ちょっと悪いかな、ってそういうのはお断りしてるしねぇ……おにぃがいつまでもしつこく言ってるだけで、あたしはそういうとこ、そこそこ考えてるっての」 「んー、やっぱりカップルが多いわねぇ……うん? ま、あたし達も端から見れば……そうなんじゃない? 今日ならそこそこ格好気にしてるから、余計にそうじゃん? ……ふふ、だっておにぃあんまり格好気にしないし? 普段なんかはぼっさぼさの髪の毛にくたびれたシャツとGパンじゃん……あたしと出る時は多少、気を付けるようにしてるみたいだけどね」 「あたしは1人で出かける時だってそこそこ見た目、気にしてるしね……ま、そこそこの格好した女とダラっと格好の男なら、まだ兄妹に見られるかもしれないけどね……あたしらの見た目で夫婦は無いし、てなればそういう飾り気の無い格好ならそう見られる事もあるんじゃない? 今日は……ま、平気だろうけどね。この格好見て、カップルじゃなくて兄妹って気づいたら、エスパーだよ、それ」 「んー? 兄妹と見られるよりは、カップルって見られた方が良いけど……そりゃねぇ、兄妹でこんなことしてるって思われるよりはカップルでしてる、って思われた方が良いに決まってるし……ん、何よ……え、ちょ、ここ電車……ん、はぁ……あ、んぅ……」 「あ、あのねぇ……いきなり抱きついてきたら、ビックリするんだけど……ん、はぁ……ちょ、こら……手、浴衣の中……ダメだって、浴衣崩れるから……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……撫でるだけならって、どんな超理論よ……てか、周りの人に見られるってば……」 「あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、はぁ……んぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、はぁ……ん、はぁ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……んぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……ん、はぁ」 「ちょ、本当にそれはダメだって……別の事なら、少しくらいなら良いから……え……た、例えば手を握るとか……あ、あのねぇ、ここ電車、そんな場所でこんなの許す訳……んぁ、はぁ……あ、んぅ……だから、ダメだって言ってるのに……本当、子供みたいに……言い出したら聞かないんだから……」 「あ、はぁ……はぁ、ふぁ……んぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、はぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、はぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……んぅ」 「これ、痴漢だって言って騒いだらおにぃ、完璧に捕まるよね……しないけどさ、しないけど……はぁ、ふぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……だから、身体撫でるのダメだって……せめて電車降りてから……ん、判った……他の事なら……少しくらいなら許してあげる……え、ちょ……それは流石に……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ、ちゅぅ」 「……なんで、キスしたかな? そりゃ、キスしてればそうだろうけどさぁ、だからって本当にする? あ、ちょ、こら……人の話を……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……おにぃ、最初からこういう事するつもりだったんでしょ……ん、ちゅぅ……そら、何となく判るっていうか……話の繋がりがなさすぎだもん……はぁ、もう……ちょっとだけだかんね……ん、ちゅぱ……ちゅぅ」 「ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ……」 「あー、うん……今日はね……流されてる訳じゃなくて、本当しょうがないなぁって思いながらしてるっていうか……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ま、普段なら怒ってさせないけど……周り見てるとねぇ……意外とこういう事してるカップル居るし……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……うっさい、そんなら脚踏んづけて止めてさせても良いんだけど? ……なら、あんまそういう事言わないの」 「れろ、ちゅぱ…ちゅぱ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、れろ、ちゅ……」 「……でも、おにぃの言う通り、あたしも変わったなーとか思うかなぁ……そりゃ、前なら絶対こんなんさせなかったもん……家の中でならともかく、外でなんてね……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ま、ちょっとくらいなら、おにぃが頑張って用意したんだから、そうやって甘やかしてる内にあたしも甘くなったなぁ、って……くすくす……ま、気分が良い時にちょっと許してあげるくらいはね」 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ふ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「ん……こーら、手の悪戯はダメ……さすがにそれは人が居る場所じゃね……キスだって他にしてるカップルが居るからって、本当はやって良い理由にはならないんだから……あ、んぅ……ちゅぅ……今はキスで我慢しときなよ、これでも十分以上に周りに見せつけられてるって……てか、たまーにおにぃってそういう意味不明な理由でバカな事するよね……付き合うあたしもバカだけどさ、ふふ」 「ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……んちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ」 「ん、はぁ……イチャイチャするっていうなら、これくらいでも十分なんだって……てか、浴衣乱れたら直すの大変だし……出来るから大丈夫って、そういう意味じゃなくて……ホント、おにぃってバカだよねぇ……ふふ、そういう感想も出てくるって……あ、んぅ……ちゅぅ……あたしからもしてあげるから、今はキスで我慢しておきなって……どーせ後でエロイ事、するつもりなんでしょ?」 「んちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぱ、ちゅぅ」 「ん、はぁ……ひぁ……こ、こらぁ……首筋、撫でるなぁ……くすぐったいのもあるけど、その……変な声、出そうになるから……ああ、もう……手持ちぶさたとか、アホな事言ってると思いっきり脚踏みつけるけど? ……本当、しょうがないんだから……ま、ここまでしたし今更か……良いよ、ほら、口開けて……これ以上の事、するつもりなかったんだけど、また悪戯されるよりは良いからね」 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……んちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ」 「ん……ここまでしてるの、あたしらくらいなんだから……これで我慢してよ? その……おっきくなったの、押しつけてこなくても興奮してるのは判るからさ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……てか、あんましつこいと握ってボキって無理矢理折っちゃうから……くすくす……聞き分け良いじゃん。想像して、ひゅってなった? ん、あんまり悪戯しなければ……今日は許したげるからさ」 「れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……れろ、ちゅう」 「くすくす……それにさぁ、バレたら大変なの、あたしよりもおにぃだよ? 実の妹相手に電車内でキスかましてさぁ……あ、ちょっと萎えた……くすくす……本当、ヘタレっていうよりは考え無しだよね……ちょっと考えればすぐ想像出来る様な事じゃん……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ほら、ダメだって……おにぃがやり始めたんだし、今更逃げてもどーせ色んな人に見られてるっての」 「んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅる……んちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ」 「ん……おにぃがヘタれたら、結構楽しくなってきたんだけど……ふふ、ドSって言われてもなー、あたしってこういう性格だからしょうがないじゃん……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……ほら、おにぃからはもうしないの? せっかくあたしがキスして良いよ、って言ってるのに……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふふ、そうそう。毒食らわば、ってね……今更止めたってどうせ同じだし」 「れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ」 「ん……あ、もうそろそろ着いちゃうね……ふふ、ま、到着するまであとちょっとあるし、到着するまでキスしてる? ……ふふん、ヘタレ……でも、ま、別にいっか……おにぃのその情けないというか、ビビった顔見られてそこそこ満足出来たし? ふふ、性悪って言っても、始めたのはおにぃだしぃ? あたしじゃないんだから、そこまでは知らないって……てか、そんな顔してるとさ……ふふ」 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……到着するまで、こうやってキスしてるけど? くす……ま、1度シちゃったんだから今更ビビって止めたってどーせほとんど変わらないし……おにぃのその顔、あたし結構好きだからね、ふふ……というわけでぇ……やっぱり終わりは無し。このまま……駅につくまでキス続けてあげるよ、くすくす……」 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ」 ;フェードアウト ;3秒程度間