Track 2

複数誘惑

 あ~んあはぁ~ん♪ 鏡よ鏡、素敵な鏡さぁ~ん♪ マインディアで最も可愛いのは誰? 誰なの教えてぇ~ん♪ んっ……きゃっ♪ 鏡さんたら正直ぃ♪ ボクの姿が映ってるってことはぁ……ボクが一番可愛い可愛いなんだぁ~♪ ボク嬉しい~んきゃっきゃっきゃっ♪  う~んそうだよね~ボクって誰にでも好かれる美少女プリンセスだからぁ……うんうん……自分でもうっとりするぐらいのぉ……はぁん♪ ねぇ鏡さぁ~ん……こんなにボクを綺麗にうつしてくれてありがとう~♪ お礼にちゅーしてなめなめしてあげるねぇ……はぁん可愛い……ボクがボクを見てなめてほめてちゅーちゅーしてうふふふふっ……♪  んっ? んん? なぁに? ボクがせっかくいい気分になってるのに、後ろからむやみに話しかけるのはぁ? んっ? んん? ひぃ、ふぅ、みぃよぉ……むっ、むむむ……。んもーお兄ちゃん達最低だねぇ……本当に最低……。あ~んこのか弱いレディが自分だけの甘い世界にひたっているのにぃ……。んもう、失礼しちゃうなぁ……ぷんぷんぷ~ん!  はぁ……ねぇ鏡さん? 本当にひどいよねぇ? うん……鏡さんもそう思うよねぇ? 本当に本当にぃ……。んっ、ねぇ鏡さん? ボクの時間を邪魔したあいつらにぃ……おしおきしようと思うんだけど……何がいいかな? ねっ何がいいかな? 教えて鏡さぁん……♪  んっ……んん! え~っ。鏡さんたらやっさしぃ~。ん……それならしょうがないなぁ……。ここは鏡さんにめんじて、寛大(かんだい)なる処置で許してあげるねぇ……ふふふ♪ ねぇお兄ちゃん達は運がいいよぉ……。ボクが鏡を見てる時にちょっかい出したらぁ……腕とか足とかぽんぽんきゅーのひゅーどか~~んになってるはずだからぁ……ふふっ♪  本当に……運が、いいね。くすっ♪ んっ……それじゃそれじゃぁ……面倒くさいけど、そろそろ相手をしちゃおうかなぁ……。ん~とね、ボク知ってるんだよぉ~。近頃ボク達マインドサキュバスをやっつけようっ! って動きが高まってるんだよね……うん。    でもそんなのぉ……人間の浅知恵っていうかぁ……絶対無理だと思うのぉ……うん。だってボク達マインドサキュバスだし……ねぇ……何よりボク可愛いしぃ……うん。ボク可愛いから……とにかく可愛いから……人間みんなボクの虜になればいいっていうかぁ……ふふっ♪  ねっ、だからぁお兄ちゃん達のやってることは無駄なの。ぜ~んぜん意味のないこと。本当にくたびれもうけの骨折り損! ふふっ♪ ふふっ♪ ほらもう心が折れちゃったでしょ? 可愛いボクにこんなにきっぱり言われたらぁ……ねっ。ほらわかったらボクにリアリティちょうだぁい……♪ 大丈夫ぅ……ボク優しいし上手だからぁ……んっ……ちゅっ♪  んっ? んん~? なぁにお兄ちゃん達ぃ? 本気でボクと戦うつもりなのぉ? あ~んもう頭の悪いお兄ちゃんって救いようがないなぁ……。戦う相手の力もわからないなんて……。これだから人間って……ふふっ♪ まぁでもいいか。このパラノンちゃんがねちねち弄んであげるからぁ……。わからずやのお兄ちゃん達にぃ……身をもって教えてあげるね……ふふっ♪  んっ……はぁん……あ~ん……あっはぁ~ん♪ ほぉ~らお兄ちゃん達見て見て~ん♪ ボクのミニスカスパッツお尻ぃ~ん♪ この柔らかい腰つきにみとれていいんだよぉ? ほらっ……おいでぇ……近くにきてぇ……ボクのこともっと知りたいでしょう? ほらっ、ほらほらほら……。  あはぁ……どうしたのお兄ちゃん達? ボクもう攻撃してるんだよぉ……。うん、これちゃんとした攻撃。お兄ちゃん達を誘惑……お尻突き出しポーズでエッチな感情に染めて、ボクのことしか考えられなくして魅了……。そのまま深く支配して意のままに操ってぇ……。  ん……ねぇ……どう? ボクの小ぶりだけどむちむちのお尻♪ 男なら後ろからぁ、がって理性失ってはめたいでしょう? ほら……ほらほら♪ うふっ♪ あ~んもう足がすくんで動けないのぉ? も~やっだぁ~♪ ボクに立ち向かってくるんだからぁ……ちょっとは骨のあるお兄ちゃんだと思ったのにぃ……。なんか期待はずれで損しちゃったぁ~♪  う~んボクがっかり~♪ ねぇ鏡さんもそう思うよねぇ? ボクと鏡さんの時間を邪魔してこれじゃあ……ふふっ♪ んもーボク怒ったからねぇ……お兄ちゃん達どうなっても知らないからねぇ……ふふっ♪  んっ……んっ……♪ ねぇお兄ちゃん……そこのぉ……一番前にいるお兄ちゃん……。ボクのこと……好き? 好きだよねぇ……初めて見たときから……ボクが鏡に喋ってるときからもうメロメロでさぁ……。うん……それが正常な反応だよ。ボクを見たら誰でもそうなるの。ボクがパラノンだから……それは当然……。  ねっ……ボクと気持ちよくなりたいよね……。なりたい……なりたいなりたい……もちろんなりたい。理想的なボクの兵士……ずっと……。ボクを守る……守りたい……大切な人。お兄ちゃんだけが頼り……ほら……ボクのために戦ってお兄ちゃん……んっ♪ ねぇ……ほらお尻フリフリ……んっんっ♪  頭がぽーってリアリティとろとろ……思考回路がこねくりねろねろ……。ボクのことしか頭にない……。お尻の誘惑に負けちゃう……。スパッツに包まれたむっちりしたお尻に魅了されて……。ほらぁ……このお尻……お兄ちゃんだけが好きにできるのぉ……それとっても素敵でしょう?  ねぇ……だからボクのために戦ってぇ……。わかるぅ? 他のやつらはみんなぷちぷち潰しちゃってぇ……♪ ほーらお人形さん♪ ボクの忠実なるしもべ♪ ほら立ち上がる……ボクのため……ボクの……ボクの……ふふっ♪ くすっ、くすくす……。あ~ん簡単に一人洗脳完了~♪ ボクって可愛いすぎるから本当にぃ……んっ♪  ねぇほらぁん♪ 他のお兄ちゃん達もぉ……早くボクの誘惑にかかってぇ……。みんなで同士討ちぃ……みにくい言い争い……罵詈雑言(ばりぞうごん)の、ののしりあい始めてぇ……♪ ボクはそれをにやにや上から笑っているからぁ……。ボクそういうの好きなのぉ……♪  ボク可愛いお姫様だからぁ……何しても許されるのぉ……。そういうふうに育っちゃったからぁ……好きなのぉ……♪ ボクのためにお兄さんが必死で頑張って戦いを繰り広げてぇ……、ボロボロになりながらもボクに愛の告白しちゃう……。そんな展開好きすぎるのぉ……♪  最初は口げんかだけだったのにぃ……どんどんこんがらがった人間関係がエスカレートして、けるなぐるの直接行為……。そんな風になったらボク感じちゃうの……アソコがじゅん……ってぬれちゃうの~♪ あ~んボクって自分のことだけ考えるとってもパラノイアぁ……♪  自分のことだけ……世界の全ては自分中心に回っているぅ……♪ ボクぅ……自分好きぃ……すごく好きぃ……♪ 大好きぃ……♪ でもボクは許されるのぉ……何をしても許される。なぜならボクはとびっきり可愛いから……。そういう運命のもとに生まれているの……♪  生来のお姫様気質のパラノンちゃんだからぁ……。みんなボクの命令聞いてくれて足元にキスしてくれてぇ……♪ はぁん♪  ねぇ早く争ってぇ……お兄ちゃん達のリアリティの血しぶきが見たいのぉ……。血なまぐさいエログロティックな、生身でむき出しの感情が見たい……見たいの早く見たいのぉ……♪  ほら目を輝かせてかっと見開いて見つめてあげるぅ……♪ 誰が一番強いかぁ……お姫様の寵愛(ちょうあい)を一心に受けるのは誰なのかぁ……。ほら早く戦ってぇ……んっ……次のボクの投げキッスが合図だよぉ……。心がえぐれるぐらいのリアリティをぶつけてごらぁん♪ んっ……ほ~らっちゅっちゅっ♪  んっ……きゃっ♪ あ~んついに男同士の争いが始まっちゃったぁ♪ んっ……このお兄ちゃん達ぜ~んぶボクにメロメロだなんて最高だよね♪ んふふっ♪ あんほら鏡さん見てごらぁん……これが人間のあさましい姿ぁ……。これならマインドサキュバスに支配された方が幸せだよねぇ……ボクみたいな可愛い子にぃ……♪  あ~んすごいすごいすごぉ~い♪ それっ♪ そこそこっ♪ いけっ♪ やれぇ~♪ あっ、右だよ右っ♪ いけいけ~もっと争ってぇ♪ やんっ♪ ボク感じるっ♪ ボクのために争うお兄ちゃん達見てイキそう……んっ……感じるぅ……あん……鏡さんも見てぇ……ボクの変態性癖ぃ……んっんっんっ……やぁ~んあんあんあんっ♪  あ~んその追い詰め方いい……んっ……あんもっともっとぉ……その終末へと向かうカタルシスがいいのぉ……♪ ああん……どんどん少なくなっていくぅ……ボクの愛の虜になったナイト達が次々に倒れてぇ……やぁん♪ ほら最後の二人で一騎打ち……これ一番感じるかもぉ……ほらどびちってぇ……ばらばら……ぐちゅぐちゅっ……ボクのため……ボクのためにぃ……きゃふううぅん♪  んっ……あんっ♪ あんっ♪ あ~ん♪ あはぁ……♪ ふぅ~ん……ボクお兄ちゃん達のバトルで軽くイッちゃったぁ……♪ やっぱりボクって可愛すぎて、いるだけで周囲を混沌(こんとん)に導く罪に濡れたお姫様的なヒロインなのぉ……。はぁんこんな狂気じみた設定自分で作って酔っちゃうぅ……♪ それもボクだから可愛いのぉ……あはぁ……♪  ん……ああそれじゃ最後に残ったお兄ちゃぁん……♪ よくやったねぇ……ふふっ♪ ボクを手に入れるためにぃ……今まで冒険してきた仲間をあんなにしちゃって……ふふっ♪ でもそれは肯定されるんだよぉ……。ボクがいるからね……。ボクのため……ボクがいれば法律も宗教も道徳も信条も何もかも色あせちゃう……。  ボクって存在から見れば、そんなのとってもちっぽけだから……ねっ。ボクが好きっ♪ ほら口に出してみて? ボクが好きボクが好き。パラノンちゃん好き好き大好き好き好き好き~~~~って!  んっ、そう言ってぇ……もっとぉ……ん……もっと大きな声で……ボクのハートを震わせるぐらいに……ん……。あ~ん好き好き……好きって言われると感じるぅ……ボク愛されてるぅ……それで感じる嬉しいのぉ……♪ ボク本当はとっても寂しがりやだからぁ……愛されてないと死んじゃうのぉ……消えてなくなっちゃうう……。  だから言って? 好きっ……好きは魔法の言葉……。口に出すだけでいい……んっ♪ ちゅっ♪ んっ……ちゅっ♪ ほら好きごとにちゅっちゅぅ……♪ 好き……ちゅっ♪ ボクもお返しにちゅっ♪ んっ……ちゅっ……ちゅっ……ちゅちゅ……ちゅぷちゅぷぅ……んんっ♪ いいよぉ……好きの連鎖で導火線が好き好き好きぃ……♪  んっ……好きぃ……ちゅ……好き……ああスイッチはいっちゃうぅ……♪ んっ……好き……ほら好きぃ……♪ 好きのまま愛し合いたい……好き……好き……。ほらつながろう? ボクにたどりついたお兄ちゃんだからぁ、特別にオマンコさせてあげるぅ……♪ こんなの中々ないからねぇ……お兄ちゃんはすごく幸運だよぉ……ちゅっ♪  ほらぁ……んって舌をからめながら……オマンコ。ほら……はいっちゃう……。お姫様の中ぁ……ん……ちゅ……キスしながらゆっくり……そう……んっんっ……。ボクが上になるよぉ……ほらんっ……んちゅ……んむむ……んぶっ、んぶぶぶ……んん~~~~~あん入った入ったぁ~♪  あ~んあんあんあん♪ あぁすごくいいよぉ……♪ お兄ちゃんのリアリティ、すごく伝わってくるぅ……んっんっんっ♪ 思い出……せつない……邂逅(かいこう)……走馬灯(そうまとう)の光がくるくる逆立ちするように回り回って……。ああ最高っ♪ ほらっもっとキスしよぉ? この瞬間を楽しまなきゃ駄目だよぉ……んっちゅっちゅっちゅっ♪  んっ……ん? ああ仲間を倒して本当はくやしかったんだねぇ……んふふ。ボクに支配されててもぉ……本当は駄目だと思ってぇ……ちゅっ♪ 心では涙を流して歯をくいしばってぇ……。ん……でも、でもねぇ……結局ボクを選んじゃったわけだよねぇ……ちゅっちゅっ♪  可愛いボクの魅力に負けてぇ……うんうん。んっ……んん……、でもそれがぁ……当たり前なんだよぉ……。人間さんはマインドサキュバスには逆らえないのぉ……こうやって上から押さえつけられて支配されてるのがお似合いだよぉ……ふふっ♪ ほらお兄ちゃん素直になってぇ……。本当はボクとあんあんしたかったんだよねぇ……。仲間なんかどうでもよくって……女の子とのエッチ優先しちゃってぇ……。  ほらっ、ほらほら……ぎゅ~~って締め付けてあげるぅ……♪ 記憶……頭のすみにかろうじてつながってるリアリティの残滓(ざんし)。それをどば~~って吐き出してみてぇ……。んっ……ちゅっ……んんん……。悲しいことはマインディアにはいらないの……。可愛いボク……そしてお兄ちゃん……。幸せだけ……二人で……だから……。  ほらおいでよぉ……。ボクとつなっがてる……奥に……オマンコの中……無限の宇宙が広がっている……その中に。お兄ちゃんのありったけのリアリティを注ぎ込んでぇ……んんんっ♪ 過去は未来への糧(かて)となる……、ボクは導きの天使だから……ほら……んっんっ……おいでぇ……キスしながら……抱き合って……二人は溶け合う……ねっ……ちゅっ♪ ちゅっちゅっ……ちゅ~~~~っ♪  あああんっ♪ ああんっ♪ あ~んあんっ♪ すごいのが来てるっ♪ ボクの中ぁ……リアリティの洪水……すごい……ああっ入りきらないよぉ……んっ奥まで届いてるぅ♪ そんなにボクのことぉ……んっんっんぅ♪ ほら最後まで出してぇ……抜かないで……もっともっと射精してぇ……ほらほらほ~らぁ……んっ……ちゅぷ……ちゅぷぷぷ……ちゅっ♪  んっ……ぁ……あぁ……いっぱい……いっぱぁい……あんっ♪ ん……ん……ふぅ♪ はぁ……。ああ……すっきりした♪ 人間さんのひ弱なリアリティを根こそぎ搾り取っちゃったぁ……♪ う~んなんて小悪魔なパラノンちゃん♪ 悪い子悪い子……でも可愛いから許されちゃうぅ……うふっ♪ うふふふ……♪  あっ……鏡さぁん……。ずっと見てたのぉ? う~んごめんねぇ? 変なの見せちゃってぇ……。でもあの人間達が悪いんだからぁ……。ねっ、口直しに続きしようね……。うん……今度は鏡にうつった本当に可愛いボクが相手ぇ……まじりっけなしの純正だからぁ……。いっぱい楽しもうねぇ……。うふっ、うふ……うふふふふふ……♪