STAGE6:夢味
[すぐ後、主人公の寝室で隣同士の二人]
ふわぁ……(あくび)
お前のおかげで、なんだか随分疲れたな……体痛い……
今日一日で3日分くらい愛されたような気がする……
昼過ぎに起きたはずなのに、もう眠くなってしまった……
もっと体力がほしい……ゲームみたいにアイテムとか装備で上げられたらいいのに……
……まあ、そのおかげで今日はお前と一緒に眠れるんだがな。
今日をきっかけに生活リズムが朝方になってくれると、お前ともっと同じ時間を共有できるんだが……
まあ、いつも通りすぐに元に戻るんだろうな。
長年培ってきたバイオリズムを変えるのはなかなか大変だし、
それに夜型の方が、お前がいなくて寂しく思う時間が短くて済む……
お前は知らないかもしれないが、私はいつもお前の帰りを待ち遠しく思っているんだ。
だから……今日みたいに遅く帰ってこられると……その……な?
(主「ごめんね」)
……仕事が大事なのは理解してるんだ。もちろん私のことを、それよりも大切に思ってくれていることも……
でもこればっかりは……寂しいのだけは……耐えられないんだ。
(心なしか震えいてる少女にキスを)
ん……ちゅ……ちゅる…………
……ふふ、お詫びのキスか?
ああ、だったらしっかりと補填してくれ。
詫びキスと、詫びギューと(ソシャゲで言う詫び石的な意味で)……あ、でも、もう今日はえっちなのは無しだぞ。
確かに日付は変わってしまっているが、私の言う一日一回の日付更新は「寝て起きた時」だからな?
ん、ちゅぷ、れる……んちゅ、ちゅ、ちゅぴ……れりゅ、ちゅぷ……
ぁぷ、んちゅ……れる、ぢゅる……ちゅぷ、れる、れる……れりゅる……
ぷぁ……あぷ、れる、じゅるる…………
ふふ……優しい時はとことん優しいな、お前のキスは。
暖かく包まれて……とろかされて…………ふふふ…………
好き…………んちゅ…………好きぃ…………
ん……ちゅる……れりゅ、ちゅ…………
……なぁ、お前……
やっぱりまだ少し……眠れなさそうな気がするんだ……
それで、その……変な要求で申し訳ないんだが、お前の指……舐めててもいいか?
いや、別にさっきのが不完全燃焼だったとか、そういうことじゃないぞ?
ほら……私って、時々寝ながら指しゃぶりしてる時があるだろ?
だから、何かを口に入れてたほうが落ち着いて、眠れるんじゃないかと思うんだ。
でも、お前の目の前で堂々と自分の指を咥えたりなんてできないし……
……嫌?
(主「なんだか変態だね」)
変態とか言うなよ……お前だっていつも私にそういうことさせようとするじゃないか、馬鹿者っ……
ほら、代わりに私の指も舐めていいから……
嫌いじゃないだろ?お前はいつも私の口に指を入れてくるから……それの逆だよ。
どの指がいい?親指?人差し指?
(主「どこでもいいよ」)
だったらほら……好きに味わってくれ……
(少女の人差し指と中指をくわえる主人公)
ん……二本も…………んふふ……
お前の口、暖かいな……
暖かくて、しっとりしてて、柔らかくて……すこし、ぬるってしてる……
あぅ……こらお前、舌を動かすと……くすぐったい……んぁ……
んふぅ……でも、気持ちいいんだな……これ……
お前の舌に包まれてるみたい……私の指が細いから……すぐにお前の温度になってしまうな……
私も……お前の指…………ぁぷv
(指を咥えたまま)
んぷ……ちゅる…………あ、でも……舌動かすの……結構いいんだな……
お前の指……じっくり味わってるみたいで、楽しいぞ……
んれ、れぅ……りゅる……ん……
……な、お前。
私は……その……美味しい……か?
(主「ちょっと甘い」)
甘い?んふふ……本当?
まあでも……私は料理が苦手だから……ん、れる……いつも美味しいご飯を作ってくれるお前に味わってもらえるの、なんだか嬉しいな。
(指舐めをやめる主人公)
ん……もういいのか?
(主「うん、ごちそうさま」)
「ごちそうさま」ってお前……なんだかやらしい……
(/指を咥えたまま)
そういえば……最近気づいたのだが……お前、右手だけ……親指と人差指、あと中指だけ、いつも爪を短くしてるだろ?
ああ……他の指と長さが違う時があるから、気にはなってたんだ。
……私の口に入れるために、か?
(主「ふふ、まあね」)
んふふ……正直なやつだ。
いいぞ……せっかくお前が私のために整えてくれてるんだ。
お望み通り、いっぱい舐めてやる……んむ、ぷゅ……
ちゅぷ、ちゅむ……んぷ、ちゅ、ちゅっぷ、んぅ、ちゅぷ、んちゅ……(唇で指先にキスを)
(指を咥えたまま)
こうやって……んりゅ、れぁ……咥えてると……ん……
お前の指……大きい…………ん、れる、りゅぷ……
あ……舌をぐいって……んぅ……
んぁっ…………ふ……喉の方……弄るなよ……
んりゅ、れる……んぷ、んむ……
お前、気に入ってるだろ……私がこんなふうになるの……
……ぷちゅ、れぷ……気持ちいいけど……今は眠りたくて指を咥えてるのに……
そんなにされたら……んちゅ、ぷゅ……興奮して眠れなくなりそう……んじゅる、ちゅぷ……
えぷ、んじゅ、れりゅ、ぁぷ、んりゅ……(舌に触れながら出し入れする)
こらお前……あんまりするようだと、指噛むぞ……
んぷ、ちゅ……そうだ、そうやってじっといてれば……んれ、ちゅぷ……
でもこれ、結構よだれが出てきてしまうな……
このまま眠ると、布団を汚してしまうかも……
(主「じゃあやめとく?」)
ううん……このまま寝る……
お前の指、おいしいなぁって思いながら……眠りたい……
んぅ……んむ……れる…………んぷ…………
(れるれると指を舐めながら徐々に眠りにつく・1分)
(/指を咥えたまま)
END