第4話 耳かきを装備した
第4話 耳かきを装備した
えっち禁止令から3日ほどがたった二人、やがないを鑑賞中・・・もう1期最終話
フー子 「おー、つ、ついにヤサラが髪を切って自分がサラだと明かした・・・これは、遂に幼馴染ヒロイン
として、本領発揮なのか、しかしメインヒロインの星夜も黙ってはいまい・・・これは最近流行りの修羅場という奴だな・・・くっ、最終回だと言うのに気になりすぎる!」
主人公 「お、おう、そうだな(今日は結局4話か・・・流石に毎日は疲れる)」
やがない一期13話鑑賞完了
フー子 「はぁー、やがない堪能したぞ!うん、素晴らしい作品だった、キャラクターがとにかく可愛いな、
流石ラノベ界のトップを走るだけのことはある」
主人公 「2期のブルーレイのもうあるぞ」
フー子 「な、2期のブルーレイもあるのか!み、観た・・・オホン・・・今日はもう4話もキサマに付き合って
やがないを見てしまったからな~・・・まぁだが、カノジョとしてキサマが観たいなら付き合ってやるのもやぶさかではないぞ(しらじらしい)」
主人公 「じゃあ、やめとくか流石に」
主人公ちょっといじわるしかしある意味本心
フー子 「ま、待て!今、やめると言ったか?私の聞き違いだよな、観るよな、やがない2期観たいよな!?」
つかみかかるフー子
主人公 「・・・は、はい、観たいです」
フー子 「ふふん、そうかキサマが観たいか!・・・なら付き合ってやろう感謝しろよ?ほ、ほら早く!・・・
そうそう早くディスクを入れ・・・な、なぁ・・・」
フー子ディスクチェンジの間にちょっとだけ冷静になる
主人公 「なんだ?」
フー子 「冷静に考えると・・・私達付き合ってからアニメ観ることしかしてないよな・・・」
主人公 「そうか?」
フー子 「そ、そうだぞ!風紀活動を終わらせて部室でアニメを暗くなるまで観て一緒に帰る・・・
ほむほむみたいにこのループだ」
主人公 「ん?フー子は楽しくないか?」
フー子 「い、いや私はむしろ最高に楽しいぞ!・・・だ、だがなぁ・・・これでは恋人になった意味がないでは
ないかぁ」
主人公 「そうか?いいんじゃないか?マッタリで」
フー子 「キサマがよくても私が不満なんだ!決めた、アニメは中止だ。何か・・・恋人らしいことをするぞ!」
主人公 「えっちなのはなしね」
フー子 「わ、わかってる、えっちなのはナシだろ。まったく普通は逆だろうが・・・んー、ではこれから
はじめてみるか、見つめ合う・・・」
フー子 「・・・じーっ(見つめてみる)」
主人公 「な、なんかごめん・・・ガンつけられてるみたい」
フー子 「なんでいきなり謝る!・・・え、ガンつけられてるみたいで怖い・・・くっ、風紀活動のくせで睨んで
しまった・・・難しいな」
フー子 「では次だ手を握ってみるか・・・ほら・・・手出せ・・・んっ・・・握ったぞ・・・」
主人公 「・・・」
フー子 「・・・」
主人公 「・・・で、どうするんだ?」
フー子 「・・・だ、ダメだ下校中ならいざ知らず、何の目的もなく手を握っていてもどうしていいか
わからん・・・くっ・・・目的か・・・あっ、そうだ、ちょっと待て!」
フー子部室のパソコン机の一番上の引き出しに置いてある耳かきを取り出す
フー子 「んしょ・・・確かそこにあるパソコン机の一番上の引き出しに・・・あった・・・これなら!」
フー子 「ふふふ、耳かきだ・・・これでキサマの耳掃除をしてやろう」
主人公 「うーん、そんなに耳溜まってないしなー」
フー子 「え・・・そんなに溜まってない・・・い、いいんだ、これは私の気分なんだ、つべこべ言わずに耳かき
されろ」
主人公 「はー、わかったよ」
フー子 「ふふっ、わかればよろしい・・・じゃあ、正座するから私の膝に頭を乗せろ・・・んっ、何を恥ずかし
いがっているのだ、べ、別にこれはえっちなことじゃないだろう?ほら・・・こっちこい・・・・・・んしょ・・・乗せたな・・・んっ?・・・もっとしっかり頭を乗せろ・・・この期に及んでまだ恥ずかしがるか・・・ほら・・・そうだ・・・んー、そこは影になるからもう少し奥・・・うん、そこだ・・・そのままだぞ」
フー子 「・・・ふふっ、なんだかこうして顔まっ赤にしているキサマの顔を見下ろすのは楽しいな・・・どう
だ?私の膝気持ちいいか?・・・そうか・・・んー、な、なぁ、する前に一つ質問があるのだが・・・耳かきというのはこれくらい耳に入れればいいのか?・・・え、指の幅が大きすぎ・・・耳に突き刺さる?・・・で、ではこのくらいか・・・?半分ぐらい・・・そうか・・・ふんふん・・・よし大丈夫だ・・・おそらく・・・」
ここから左耳パート
フー子 「では、さっそくやってみるか・・・まずは左からだ・・・んー・・・あっちを向いてくれ・・・うん・・・は、
はじめるぞ・・・ふむ・・・キサマの耳をじっくり見るのはじめてだな・・・よし、ピアス等は空けていないようだな・・・あっ・・・すまん風紀委員の癖が・・・んっ、やはり言うだけあって耳そこそこ綺麗だな・・・じゃあはじめるぞ・・・最初は耳の外側で練習するか」
耳かき外側開始 ※耳かき音が入るので間はかなり多めにとってください
フー子 「はじめは・・・そーっと・・・んっ・・・ん・・・このくらいか・・・ん・・・ふむ・・・もう少し弱くか・・・こんな
ものか?・・・うん丁度いいか・・・んっ・・・・・・ふむ・・・・・・んっ・・・・・ん・・・・・・・・・・・お、少し取れた・・・どうだ?気持ちいいか?」
フー子 「ふふっ、そうか・・・では続けるぞ・・・・・・外側から内側に・・・んっ・・・ん、ふむふむ・・・んっ・・・・・・
んー?・・・あっ・・・もぞもぞ動くな・・・危ないだろ・・・頭抑えておくぞ・・・ん・・・ふむ・・・んー・・・ん・・・・・・・・・もうすぐ終わりだ・・・ん・・・・・・・ん・・・よし!出来たぞ!」
フー子 「・・・ふぅ・・・耳かきというのは中々緊張するものだな・・・ふふ?キサマも緊張したか?・・・お互い様
だ・・・ほら・・・頭撫でてやるから少し落ち着け・・・んっ・・・うむ・・・髪も脱色や染色をしていないな・・・あっ・・・髪ふさふさしてる・・・んっ・・・・・・うん」
フー子 「・・・では落ち着いたようだし耳の中いくぞ・・・そんなに不安そうな顔をするな・・・大丈夫だ・・・
たぶん・・・」
耳の中耳かき
フー子 「んっ・・・ん・・・・・・・うーん・・・こうか?・・・・おぉ・・・・・・んっ・・・・・・ふむ・・・・・・あ・・・・・・少しでも
痛かったらすぐ言えよ・・・んっ・・・・・・・・・ん・・・・・・・ん?・・・・・・ほうほう・・・・・・んっ・・・・・・あっ!?・・・中々難しいな・・・」
フー子 「・・・こういうの苦手なんだ・・・・・・私はあまり手先が器用ではないからな・・・まだちょっと手が震え
る・・・あっ・・・・・・だががんばるぞ・・・恋人に膝枕しながら耳掃除は必須事項だからな・・・いずれ絶対にキサマを寛がせてみせる・・・え・・・ちょっと強いか・・・すまん・・・んっ・・・よし奥のを取るから動くなよ・・・動けば安全の保障はできん・・・」
フー子 「はーっ(緊張)・・・んっ!・・・・・・ん・・・・・・うん・・・・・・焦ったらだめだ・・・・・・んっ・・・ん・・・・・・
よし・・・・・いける・・・・いけるぞ・・・・・・んっ・・・・・ん・・・・・これで・・・終わりだ!・・・・・・・・んっ・・・はぁー、はぁー・・・・・・み、見ろ・・・・・ちゃんと取れたぞ・・・・・・」
フー子 「・・・よし・・・念のためもう一度・・・んっ・・・・・・・・ん・・・・・・・もう細かいのしかないな・・・・・・
んっ・・・・・・・ん・・・・・・ふむ・・・・・・・・・・・・そーっと・・・・落ち着いて・・・うん」
フー子 「はーっ・・・できたぞ・・・・・・だがこれ以上は細かすぎて耳かきではとれんな・・・あっ・・・そうか、
このモフモフしたのでとればいいのか・・・うん・・・よくできているものだな・・・」
モフモフ
フー子 「んっ・・・どうだ?くすぐったくないか?・・・そうか・・・うん・・・・・・んっ・・・おぉ取れるな・・・んっ・・・
ここもしっかり・・・・・・・んっ・・・うむ・・・んー、まだ小さいのが残るな・・・・・・フーッ(息)」
フー子 「ふふ、ぞくってしたか?小さいやつだったからな、息で飛ばした・・・もう一回いくぞ・・・
フーッ・・・フーッ・・・よし左耳完了だ」
ここから右耳側パート
フー子 「では今度は反対側をやるからこっちを向け・・・・・・そうだ・・・ほら遠慮するな顔をもっと私に近づ
けろ・・・ん・・・近づけすぎた!・・・ほら・・・このへんだ・・・ついでに頭撫でてやる・・・んっ・・・・・・お腹じっと見るな・・・ちょっと恥ずかしいだろ・・・じゃあはじめるぞ」
フー子 「ではまた外側からだな・・・・・ん・・・・ふむふむ・・・・・・少し馴れてきた・・・・・・ん・・・あっ・・・・・・
ふふっ・・・なんというか・・・アニメを観るのとはまた違う満足感があって楽しいな・・・・・・ん・・・ん・・・・・・・ふむ・・・・・・・ここは・・・・・うん・・・ん・・・・・ん・・・・・・ん・・・・そのまま内側に・・・・・・・んっ・・・痛くないか?・・・・あぁ・・・・ん・・・・・・んっ・・・・・・・・あ・・・・ふむ・・・・ん・・・・・・うん、できた」
耳かき停止
フー子 「あ・・・なんだか安らいだ顔をしているな・・・そんな顔されたら私ももっと耳かきしてやりたくなっ
てしまうではないか・・・・・・え、キサマもしてほしい・・・・・・あっ・・・そ、そんなこと不意打ちで言うなんて卑怯だぞ・・・むぅ・・・」
耳かき中へ
フー子 「じゃあ、中やるぞ・・・動いたらダメだからな・・・・・・んっ・・・・・慎重に・・・・・・ん・・・・・んっ・・・・・痛く
ないか?・・・・・・よかった・・・・・やはり中は緊張する・・・・・んっ・・・・・・あっ・・・・・・これではキサマも緊張してしまうな・・・・・はぁー落ち着け・・・・・・よし・・・・・・もう大丈夫だ・・・・・んっ・・・・・あっ・・・・・ふむふむ・・・・・・お、横のほうにもあるな・・・・・・んっ・・・・・・うーん・・・・・・ん・・・・・あっ・・・・うーむ妙に夢中になるなこれ・・・・ん・・・・・・あ・・・・・・ここだ・・・・・ん・・・・・・よし」
フー子 「・・・・・・おっ・・・・奥に大きいのがあるな・・・・・挑戦してみるか・・・・・・んっ・・・・くっ難易度が高い
な・・・・んっ・・・・耳かきの制御が難しい・・・・・・ん・・・ここか・・・・・ん・・・・ふむ・・・・よし・・・・・ん・・・・・このまま・・・・・あっ・・・・・くっ・・・・手元が狂った・・・・もう一度・・・・・んっ・・・・・・・しなやかに・・・・・そして大胆に・・・・・んっ・・・・今度こそ・・・・んっ・・・ん・・・・・・・あっ・・・・・・で、できたぞ!」
フー子 「ほら、見ろ!こんなに大きい!・・・・・・あ・・・すまん・・・ついはしゃいでしまった・・・・・・」
ここからモフモフで掃除
フー子 「ふぅ、大体とれたな・・・またモフモフで細かいの綺麗にするぞ・・・・・・」
フー子 「・・・・・・ん・・・・・ん・・・・うん・・・・ここまだ残ってるな・・・・んっ・・・・うーん・・・・・ん・・・・・・ん・・・・・
よしいい感じだ!では仕上げ・・・ふーっ・・・ふふ、さっきのおかえしに不意打ちだ・・・ふーっ、ふーっ・・・・・おしまい」
主人公、フー子に見下ろされる
フー子 「ふぅー、なんとかできたな・・・どうだ?私の耳かきは?最後は中々サマになっていただろう?」
主人公 「あぁ、最初は冷や汗かいたが後半は普通によかったなぁ」
フー子 「ふふん・・・うんうん、そうか・・・では耳かきがしたくなったら私に言うがいい・・・・・・いつでも私が
してやろう」
主人公 「あ、ありがとな(なんだろう・・・うれしいけど嫌な予感がする・・・なぜだ)」
フー子 「・・・・・ふふっ、キサマを膝枕しているのは楽しいな・・・照れる顔が丸わかりだ・・・こら・・・起き上が
るなこのままだ・・・もう少しだけ・・・・・な」
フー子 「ほら?これ・・・恋人・・・っぽいだろ?」
主人公 「そ、そうだな・・・・・・・」
フー子 「・・・・・・」
フー子 「・・・不思議だ、こうしていると無言も心地いい・・・にしても耳かきは我ながら名案だな。少し鍛錬
してみるか・・・ふむ・・・ぐー(お腹の音)」
その時フー子お腹がなるそして焦ってその後しおらしく恥ずかしくなる
フー子 「は!?・・・こ、これはそのなんというか・・・・き、聞いたか・・・・・?」
主人公 「う・・・うん」
フー子 「・・・せっかくのいい雰囲気が・・・」
主人公 「しゃーない、なんか帰りに食べていこうぜ」
フー子 「え、帰りに何か食べ・・・買い食いか!い、行きたい!あっ・・・おほん、風起委員としては推奨は
できないが、彼氏のキサマが言うなら付き合うぞ・・・・・・え、駅前のクレープがいい(ボソ)」