第7話 はじめてしたけどはじめてはおあずけ
第7話 はじめてしたけどはじめてはおあずけ
膝枕のまま約30分が経過・・・
主人公 「・・・・・・あれ?・・・俺どのくらい寝てた?」
フー子 「・・・んっ・・・?起きたか・・・・・・え、ふむ・・・・・30分ぐらい寝ていたな」
主人公 「わ、悪い・・・帰り遅くなっちまうな」
フー子 「ふっ・・・大丈夫だ、家には生徒会で少し遅くなるとメールしたからな」
主人公 「生徒会ねぇ・・・」
フー子 「い、いいだろ!彼氏に膝枕してますなんて恥ずかしくて言えるか・・・」
主人公 「そいじゃまぁ親御さんを心配させちゃいけないし帰りますか・・・んしょ」
フー子 「あ、起きるのか?・・・んっ・・・膝・・・軽くなった・・・ちょっと残念だ」
主人公 「はー、気持ちよかった、ありがとなフー子」
フー子 「気持ちよかった・・・ありがとう・・・そう言ってもらえると私もうれしいぞ!さて・・・部屋を片付け
て帰るか・・・んしょ・・・・・・あっ!」
ずっと正座してたせいか足が痺れて主人公にもたれかかるフー子
フー子 「す、すまん・・・ずっと正座していたせいかうまく立てなかった・・・支えてくれてありがとな・・・・・・
少しだけこのまま抱きしめさせてくれ・・・」
フー子 「・・・・・・キサマは見た目より背中が大きいのだな・・・抱きしめてみてはじめてわかる・・・・・・」
フー子 「・・・さっきな・・・膝枕をしながらキサマの寝顔を見ていた時にふと思ったんだ・・・恋人らしいこと
をしたい・・・そう思って色々やってみたが、特別なことなんか必要ないんじゃないかってな・・・」
主人公 「・・・・・・」
フー子 「手をつなぐのも、耳かきするのも、ただ見たかったんだ・・・キサマが喜ぶ顔を・・・そして感じてほ
しかったんだ・・・私が・・・キサマのことが大好きだと・・・」
主人公 「フー子・・・」
フー子 「だ、だからな・・・今さらこんなこと言うのもヘンかもしれんが・・・もっとキサマのことを知りたい
んだ・・・そして私のことも知ってほしい・・・」
主人公 「・・・・・・(なんか感動して、ここから主人公がフー子大好きモードへ)」
フー子 「・・・・・・な、何か言え・・・恥ずかしい・・・だろ・・・」
主人公 「・・・フー子・・・・・さっそく知りたいことがある」
フー子 「ん?なんだ早速何か知りたいのか?なんでも答えてやる」
主人公 「今、すごくフー子のキスをした感じが知りたい」
フー子 「な、私とのキスの感覚を知りたいだと!?・・・・・・わ、わかった教えてやる・・・目を瞑れ・・・唇同士
ははじめてだな・・・・・・ん、告白したあの時のキスは唇と頬の間だから無効なんだ・・・だから・・・これが私達のファーストキスだ・・・・・」
フー子 「・・・・・・大好きだぞ・・・んちゅ・・・ちゅ・・・・・・」
主人公 「・・・・・・」
フー子 「どうだ・・・?感想は?・・・へ?」
主人公 「フー子!」
フー子 「んちゅ・・・ちゅ・・・急に盛るな!んちゅ・・・ちゅ・・・はぁはぁ・・・したいならいくらでもしてやる・・・
んちゅ・・・ちゅ・・・ちゅ・・・ふふ、満足したか?」
主人公 「もっと知りたい・・・フー子を全部・・・フー子・・・」
フー子 「・・・へ・・・おいなんだぎゅっと抱きしめて・・・・私を全部知りたい・・・・・」
フー子 「・・・えっち・・・したいのか?」
主人公 「・・・うん・・・フー子が好きすぎて抑えられない」
フー子 「・・・仕方がないやつめ・・・ふふ・・・・・・だめだ!」
主人公 「え?」
フー子 「えっち禁止令、忘れた訳じゃないだろう?だから・・・おあずけだ!」
主人公 「そんな・・・」
フー子 「まぁ、そう残念そうな顔をするな・・・2週間・・・2週間後にえっち・・・しよう・・・もう少しだけ・・・
お互いを知ろう・・・か、勘違いするなよ・・・私だって・・・その・・・したいんだぞ・・・」
主人公 「・・・わかった・・・フー子がそう言うなら」
フー子 「うん、わかってくれてうれしいぞ・・・そのかわり・・・ちゅ・・・キスならいくらでもしてやる・・・ふふ、
もう遅いし部屋の片付けは明日一緒にやるか」