第8話 フー子とイチャイチャパート
第8話 フー子とイチャイチャパート
フー子 「はぁ・・・はぁ・・・風紀・・・活動・・・終わったぞ・・・」
主人公 「ふ、フー子?ど、どうした・・・!そんなに息を切らせて」
フー子 「はぁ・・・はぁ・・・今日・・・一緒に・・・映画見るって・・・はぁ・・・約束・・・しただろ・・・
だから・・・はぁ・・・放課後部まで走ってきた・・・あ、水・・・すまん・・・ごくっ・・・ごくっ・・・ぷはぁー」
主人公 「いつも走ってこなくていいのに・・・」
フー子 「ん?いつも走ってこなくていい?な、キサマが寂しいと思ってだなぁ・・・ほほえましい顔で
見るのはやめろ・・・まぁいい早速一緒に見ようじゃないか」
主人公 「わかった。で、何を見るんだ?」
フー子 「おっと、何を見るのか気になったか?気になるのか?ふふん、いいか?今日見るのはこれだ!」
カバンから勢いよくブルーレイを出すフー子
フー子 「『時をかけろ!少女!』だ!もちろんアニメの奴だぞ!」
主人公 「意外だ・・・フー子そういうのも見るんだな・・・」
フー子 「意外だと?むっ・・・私だって偶にはこういうのも見たいんだ。カップルで見るには
うってつけの映画だって妹が言ってたし・・・」
主人公 「カ、カップルで見る映画か・・・(これは耐えれるのだろうか・・・)」
フー子 「な、なんだ?不満・・・なのか? 私はキサマと一緒に見たかったのだが・・・ダメか?」
主人公 「え?あ、ごめんごめん!もちろん俺も一緒に見たいよ」
フー子 「本当か?なら良かった。ちなみに、もしこれが断られたらエド戦記を出す予定だったぞ、
まだゾブリで見てない映画だからな」
主人公 「それはそれで不満が出ると思う・・・」
フー子 「・・・よし、早速ディスクをセットするか。」
ブルーレイをトレイにセットするフー子
フー子 「OKだ。あっ、キサマは・・・ここに座れ。」
主人公 「え?俺がテレビのど真ん中に座るとフー子が見辛くないか?」
フー子 「いいんだ。テレビの真正面がいいんだ。それに、キサマが真正面に座らないと私も座れない
からな」
主人公 「???わかった。こうでいいか?」
フー子 「うむ・・・あ、脚は広げてくれ。そう、もっと広くだ」
よくわからないまま脚を広げる主人公
フー子 「よしよし・・・では・・・・んしょ・・・そして私がお前の前に座れば完成だ!」
主人公 「え?なにこれは?」
フー子 「ほほ~う?この体勢を知らないのか~?しょうがない。恋愛初心者のキサマに教えてやろう!」
主人公 「・・・・・・(どう考えてもフー子も恋愛初心者だろうが、まぁ言わない)」
フー子 「聞いて驚け~?これはカップル専用の抱き方『あすなろ抱き』だ!」
主人公 「カップル専用?そんなのがあるのか・・・」
フー子 「後ろから男が抱きしめるのが『あすなろ抱き』と言うらしい・・・ヘンな名前だ」
主人公 「な、なるほど」
フー子 「まぁ、あ、あれだな。体を預けてるだけでも結構恥ずかしくなるな。でも体温を感じられて、
いい気持ちだ・・・」
主人公 「・・・そうだな」
フー子 「むー・・・おい・・・何してるんだ?早くしてほしいんだが・・・」
主人公 「そうだな。そろそろアニメ再生するか」
フー子 「いや、ブルーレイ再生じゃなくて・・・むー・・・なんでキサマはそんなに朴念仁なんだ・・・そうじゃ
なくて!・・・は、早く・・・抱きしめて欲しいんだが・・・」
主人公 「あっ・・・すまん」
フー子を後ろから抱きしめる主人公
フー子 「あ・・・フフッ・・・いいなコレ。キサマに抱きしめられるだけで、すごく落ち着いてくる・・・」
主人公 「じ、じゃあ再生するぞ?」
フー子 「あ、あぁそうだな、再生してくれ。それと、見てる間もちゃんと抱きしめといてくれよ?」
徐々にフェードアウト
フー子 「おー、はじまったぞ・・・この映画はな、キャラデザをエガァの貞木さんがしているんだぞ・・・
そして監督はダジモンの映画版、ぼくらのデスゲームの監督を務めた細野さん・・・この二人が組んでつまらない訳はない・・・現にこのコンビはサマーバトルや、おおかみ・・・・」
映画を見終わる
フー子 「うぅ・・・凄く・・・切なくて・・・いい映画だったな・・・」(ちょっと泣きそうな感じで)
主人公 「いい映画だった・・・最後よかった」
フー子 「うん・・・最後のシーン泣けるよな・・・キスを避けたシーン・・・あそこは胸が張り裂けそうだったぞ・・・」
主人公 「俺もやばかったよ。なんていうか偶にはこういうのもいいな」
フー子 「そうだろ?偶にはこういうのもいいだろ?私もキサマと一緒に見れて良かった・・・ふふ・・・」
軽い余韻
フー子 「あ、そうだ・・・おい、キサマ」
主人公 「何?」
フー子 「お前さっき私がアニメに夢中の時、ちょっと胸触ろうとしてなかったか・・・?」
主人公 「い、いやそんな事してない、よ?」
フー子 「隠しても無駄だ、お腹と胸の間ぎゅむぎゅむして悶々としてたよな」
主人公 「そ、そんなことは・・・」
フー子 「触りたければ・・・触らせてやろうか・・・?」
主人公 「え?い、いや、約束は、2週間後って・・・」
フー子 「ふふっ、冗談だ・・・約束は2週間後だからな・・・」
主人公 「・・・うっ・・・」
フー子 「んーっ?おやおや~?何だか残念そうに見えるなぁ~やっぱり触りたかったんじゃないか~?」
主人公 「ぐぬぬ」
フー子 「ふう・・・しょうがない。ちょっとそのまま座ってていろよ・・・よいしょっ・・・と」
対面座位の格好へ移行するフー子
フー子 「こうやって向き合ってキサマのふとももの上に私が座れば、触ることは出来ないが、
胸が当たることはあるかもしれないぞ・・・?もちろん私を抱きしめたら、の話だが・・・」
(ここから顔の距離が近いから声のトーン低め)
主人公 「・・・(無言で抱きしめる)」
フー子 「そうそう・・・そうやって素直になればいいんだ・・・私もキサマに抱きしめられて、
すごく幸せだぞ・・・」
主人公 「うん・・・」
フー子 「なぁ・・・髪・・・撫でてもいいんだぞ・・・いや、キサマに撫でてほしい・・・」
主人公 「わかった。髪サラサラで触り心地がいいな・・・」
フー子 「もっと撫でてくれ・・・キサマにならどれだけ触られても嫌じゃない・・・」
しばらく抱き合いながら髪撫でたりして体温を感じてる二人
少しだけ体を離すフー子
フー子 「なぁ・・・そろそろ・・・その・・・・・・しない・・・のか・・・?」
主人公 「え?な、何を?」
フー子 「何をっ?て・・・その・・・この前もしたアレだ・・・え?分からない・・・?はぁ・・・何でこの距離、
この体勢で分からないんだ・・・?ちょっと鈍すぎるんじゃないか?心配になってきたぞ・・・もう・・・!キスだキス・・・!」
主人公 「あぁ・・・!キ、キスか・・・」
フー子 「こ、こら、照れて視線外すな・・・私だって今結構頑張ってるんだぞ・・・」
主人公 「すまん・・・」
フー子 「で、しない・・・のか?キサマが数センチ顔を近づければ、キス、できるんだぞ・・・
(一拍空けて)私は・・・キサマと・・・したい、ぞ・・・?」
ビビりながらスタンプキスをする主人公
フー子 「ん・・・足りない・・・・・・んちゅ・・・もっと・・・・・・っちゅ・・・まだ・・・・・・っちゅ・・・ん~・・・・・・
ちゅ・・・・・・・・・・・・大好き・・・・・・」
(ここは凄く優しく。息遣いとかあるとOK)
フー子 「んっ~ちゅ・・・・・ちゅ・・・ちゅ・・・んっ・・・ちゅ・・・ちゅ・・・ちゅ・・・・」
盛り上がってきた
フー子 「ぷはっ・・・・・・おい・・・なんでブラのホックを外そうとしてるんだ・・・」
主人公 「い、いや、本番の練習みたいな?」
フー子 「本番の練習?スムーズにやるためにか?・・・ふふっ・・・そうか・・・」
主人公 「そうスムーズに・・・」
フー子 「だーめーだ!キサマのがその・・・凄く大きくなってるのも分かってるが、約束は約束だろ?
このまま外したらたぶんそのままえっちになるじゃないか・・・私だって・・・したいから・・・その・・・我慢できない・・・」
主人公 「う・・・、確かにそうだな・・・」
フー子 「ふぅ~危ない危ない。危うく私も歯止めが効かなくなる所だったぞ・・・しょうがない、
今日はここまでだな。ホラ、そろそろ帰ろう」
主人公 「そうだな・・・帰るか・・・(ションボリ)」
フー子 「あ、帰りTATUYAに返却しに行くから付き合ってくれないか?ついでに次観るアニメも
一緒に選ぼう」
部室の鍵を閉めて帰る二人