Track 4

Track 4

[昼休み、恋研部室にて] ん?助手君じゃないか。 お昼休みに部室まで来て、一体何事だい? 活動に意欲的なのはいいけど、時間外にまで付き合ってくれなくてもいいんだよ? (主「先輩はここでなにを?」) ああ、僕かい? 僕はいつでも、できることをしておきたいからね。 日頃の研究の整理や、活動の準備なんかをしているのさ。 (主「もし良かったらお昼一緒にどうですか」) なんと、お昼のお誘いかい?それは嬉しいねぇ。 ちょうどお腹も空いてきて、そろそろいただこうと思ったところだったんだ。 うむ、では君はソファにでも座って待っていてくれたまえ。 [少し後] 待たせてしまったね。では早速頂くとしよう。 おや、君のそのお弁当、もしかして手作りかい? ふむ、栄養も色彩もバランスが良さそうだね。 これは、自分で? (主「親に作ってもらってます」) なるほど。君は親御さんによっぽど愛されているようだね。 家族愛が感じられる素敵なお弁当だ。見ているだけで幸せになれるよ。 (主「先輩のは……」) ああ、僕のはサンドイッチだ。 こんなでも、一応手作りなんだよ? なんといってもサンドイッチは、作業の片手間に食べやすいからね。 僕みたいな人間にはピッタリの料理だとは思わないかい? ……そうだ、君にも一つおすそ分けしてあげよう。 ふふ、遠慮しなくてもいいんだよ?こんな事もあろうかと、いつも少し多めに作ってる…… ……というのはまあ、嘘なんだけど。 僕は、頭を使ったり実験をしたりすると、とてもお腹が空くのさ。 だから、活動の日はいつお腹が空いてもいいように、少し多めに持ってきてるんだよ。 (渡されたサンドイッチを食べる主人公) ……おいしいかい?んふ、それは良かった。 お返しに僕にも?ん、君は優しいね。 それじゃあ、そのミニトマトをもらおうかな? (弁当箱を差し出す主人公) ……うーん、僕は君から食べさせてほしいなぁ…… (主「「あーん」ってやつですか」) うむ、理解が早くていいね。 じゃあ、はい。あーん………… はぷ…………んむっ(主人公の指が口の中に入ってしまう) れる、ちゅ……君ぃ……指、入れ過ぎだよ?(口にミニトマト入ってます) むぎゅむぎゅ……(ミニトマトを食べてる) ……もしかして、君は女の子の口に指を入れて喜ぶタイプの人間なのかい? (主「まあ、嫌いじゃないですよね、普通」) ふふ、君はわかりやすいなぁ。 随分前にネットで、彼氏にそういうことをされる云々といった書き込みを見たことがあってね。 やっぱり男の子はそういうの好きなのかなと思っていたんだよ。 もっと……してみたいかい? ふふ、そんなにニヤついて……本当に君は…… ああ、では今日の活動はそれについての研究にしよう。 放課後までに幾つかプランを練っておくよ。楽しみにしててくれたまえ。 それよりも早く食べてしまわないと、お昼休みが終わってしまうよ? [更に少し後] あ、そうだ。君、食後のお茶はいかがかな? 今日はちゃんとお茶菓子も用意してるんだ。デザート代わりにどうぞ。 (机からチョコレートを取り出す望愛) ああ、チョコレートだよ。君、甘いのは大丈夫かい? (早速食べだす主人公) ふふ、気に入って頂けたようで何よりだよ。 ……ところで君、こういう話を知ってるかい? チョコレートには媚薬効果があって、それはまるで恋に落ちているような感覚だと言うらしいんだ。 一説によると、それはキスによって覚える興奮の数倍にも登るという…… ……確かめてみないかい?僕と一緒に、そのチョコレートで。 いやなに、難しいことはしなくていいのさ。 まず、この前のキスの感覚を思い出して欲しい。 できれば終盤の、恋人同士のキスのほうがいいだろうね。 ……で、次はそのチョコを口の中でゆっくり溶かすように味わって…… では僕も……はむ。(チョコのかけらを口に入れる) ん…………んる……………… どう……かな?ドキドキ、してるかい? 僕は……そうだね……少し心拍数が高くなってきたような気がするかな……? いや、でもこれはプラシーボ効果かもしれないね……うん。 で、次は………… (顔を近づけてくる望愛、すぐに唇が触れる) ん……ちゅ、ちゅぷ………… このままキスをしてみるとしよう……んちゅ、ちゅる、れる………… (キスしながら) はぷ、れぷ、ちゅるる……ぁぷ……ん……れるれる……んりゅ………… んちゅ、ぷぁ……どう、だろうか……ぢゅる……興奮……してるかい? んふふ……ちゅる、れりゅ……言わずもがなって感じ……だね……れりゅ、んりゅ、んぷ……ちゅぴ…… これは……ちゅる、ちぷ……まさに媚薬……んちゅ、じゅる……凄いよ……ぁぷ、んっ……ぷぁ…… (徐々にゆったりとした、ねっとりめのキスに) れりゅ……んちゅ、ぷゅ……んりゅ、れる…………ぁぷ、はむ……りゅる…… この前とは……ん……また違った感覚…………りゅ、ぢゅる……ちゅ…… 前回は体が痺れるような……りゅる……ちゅるる……ものだったけど……っ………… 今日の……これは、脳が……んぷ、ぅぷ……ぢゅる……溶かされているような……んりゅ、ちゅ…… 本当に…………りゅれ……ちゅぷ……れる…………甘い……キスだね…………んる……ちゅ………… ちゅる……ちぷ…………れりゅ、はぷ…………んぷ、ちゅ…………ぇる……りゅぷ………… ちゅぴ…………んりゅ……れぷ、はぷ……ちゅる…………ぢゅるる………… (/キスしながら) (昼休み終了のチャイムが鳴る) んぷぁっ…………んふ……ふぁ…………ふぅ………… 残念ながら……はぁ……時間切れの……ようだね………… んふふ……結果は…………言うまでもないかな…… でも、一応レポートにはしておかないと…… 君は先に授業に行ったほうがいいんじゃないかい? 教室、ここから遠いんだったよね。 僕はもう少しだけ……することがあるからね。 (主「ではお先に失礼します」) うん、では放課後に、またね。 (主人公部屋から出て行く) …………………………はぁ、全く………… ……この体の火照り、どうしたらいいんだろうね……ふふ…………