Track 5
[その日の放課後]
全く、君はそんなに僕の口を弄りたいのかい?
(主「わかりますか」)
わかるさ、部屋に入ってきてからずっとソワソワしてるじゃないか。
……君はえっちだよ。
ふふ、それは僕に言われたくないって顔かい?
たしかに、その通りだね。
君もえっちで、僕もえっちで。
だからこそ、こうやって数々の実験が順調にいってるんだ。
ならば、この素晴らしき出会いに感謝しようじゃないか。
うむ、では早速……と言いたいんだけど、まずは諸注意を。
僕の方の都合で申し訳ないんだけど、いくつか禁止事項を設けさせてもらいたい。
一応、聞いてくれるかい?
では、まず一つ目、あまり指を奥まで入れないこと。
知ってるとは思うけど、喉の方まで刺激されてしまうとえずいてしまうからね。
こればっかりは生理的な反応だから、注意してくれたまえ。
二つ目、一度に入れる指は二本まで。
これは僕のキャパシティの問題かな。
君の指の太さだと、それ以上を入れられると喋れなくなりそうだからね。
そして最後、これはそこまで重要じゃないんだけど……
僕の舌、あまり引っ張ったり摘んだりはしないで欲しいな。
……先日のキス、お互い調子に乗りすぎていたところはあると思うんだけど、
僕があんな風になってしまったのは、君に舌を甘噛みされたからなんだ。
あの後、色々大変だったんだからね……(小声で)
……ごほん(咳払い)
ともかく、以上の三点はぜひ気に留めていてもらいたい。
(主「わかりました」)
うん、よろしい。
では……んぁ……(口を開けて待機する望愛)
ほら、来ていいよ……(口開けたまま)
(指で口の中をいじられながら)
……ん……んゅ…………ぁ…………ぁふ…………にゅ…………
んふ……ん…………ぁ……ふぅ…………ん…………ぅ…………
んぁ…………は…………ねえ、君…………ん…………
ニコニコしちゃって……ん……ぁぐ……ぇ…………楽しいのかい?……んっ……ふ……
ぁふ……そんなに舌を……責められると……んふ……ぁ……体……震えてしまうね…………ん……っ……
もしかして……ぁ……僕からも……むぐ……んむ……舐めた方がいいの……かな……?
(主「じゃあお願いします」)
ふふ……了解だよ…………ん……ふぁ…………れる……れりゅ…………
(/指で口の中をいじられながら)
(口に入れられた指を舐めながら)
んは……んりゅ、れる……ん……ちぅ……ん……ぅ…………れる……
ぷぁ……はぷ、ちゅる……れる……んふ……ぁ…………ぷぁ…………ん……
こんなので喜ぶなんて……んぷ、ちゅ……君は変態だね……んふふ……れる、りゅる……
ぁぷ、ぢゅる……でもその表情……ん……いいよ…………ぁぷ、ん……
僕はそうやって……ちぷ、ちゅぷ……喜んでもらえるのが……どうやら好きみたいだね……はむ、れるぅ……
ちゅる、ちゅ……んぷ、ふぁぁぷ、ぢゅる、ぢゅるる…………んりゅ……れぇ……ぁぷ……
でも……ん、ふぁ……ぷゅ、ちゅ……こういったのは、その……
「口でする」ことの代償行為だっていう……んぷ、れる……イメージが強いんだけど……
ぢゅる、ちゅぴ……君も……そういった意味で喜んでくれているのかい?
(主「たぶんこっちのほうが好きです」)
……んちゅる、ちゅ……はむ、ちゅ……なるほど……これはこれで……ちゅぷ、ちゅ……また別物なんだね……
れりゅ、ぢゅる……まあ僕としても……こうやって、君の顔が近いほうが……ん……安心するなぁ……
ちゅる、ちぷ、ちゅぷちゅぷ……んちゅ、ちゅ……ぷゅ、んぷ、くぷ……ちゅるる……
うん……好き……ちゅる、ちゅぷ……これ、好きぃ…………(うっとりと、興奮した様子で)
(/口に入れられた指を舐めながら)
(これ以上はまずいと、望愛の口から指を抜く主人公)
んっ……ぷぁ…………
……どうしたんだい、君。
……もう、いいのかい?
(主「はい、満足しました」)
そっか。満足してくれたのなら、僕もやった甲斐があるというものだよ。
しかし君、なんだか顔がぽやっとしてるね。
んふふ、ドキドキしてくれたってこと、なのかな?
だったら今の気持ちを、またレポートにして提出してくれたまえ。
する側とされる側、どちらの気持ちも僕は知っておきたいからね。