おーっ、次は『首筋を攻めてみましょう』と書いてあります。
「ふむふむ、なるほどです。『首筋は動物の急所です。急所を愛撫されることは、相手に心を許し距離を縮めることに繋がります』だそうです」
「とても説得力のある言葉です。確かに、首は大事な血管があってとても大事だとモモも思います」
「そんなに大事な部分は、心を許した相手にしか触らせません」
「大丈夫です。安心してモモに心を許してください。モモはおねーちゃんに愛情たっぷりです」
「モモは、おねーちゃんのこと、大好きですから」
//耳元で囁く感じ
「ではおねーちゃん、首――首筋、なでなでしてみます」
「……改めてみるとおねーちゃんの首筋、細くて透き通るようで……なんだかとてもドキドキします」
「他の人の首筋を触ることも、他の人に首筋を触られることも、ありませんから、余計にドキドキします」
「ドキドキしながら……おねーちゃんの首に……お触り、です」
//おねーちゃんの首筋を指先で撫でる
「……おねーちゃんの首筋……凄く、やわらかです……ふにふにで、やわらかです……」
「やわらかいのにほんのりと筋(すじ)っぽい感じがして……」
「指先ですーっとおねーちゃんの首筋を撫でる感触と」
「爪の方ですーっとおねーちゃんの首筋を撫でる感触」
「どっちも違う感触なのに、どっちも凄くドキドキしてしまいます」
「むむっ、おねーちゃん……少し首筋、熱くなってきましたし、汗をかいてきました?
「……もしかしたら、モモがドキドキして身体がぽかぽかしてきて、お手てがじんわりしてきたのかもしれません」
「……モモはすごくドキドキしてきました。おねーちゃんと一緒だと、凄くドキドキします」
「……おねーちゃんは……ドキドキしてくれているでしょうか?」
「……おねーちゃんはたまに照れ屋さんなので、ドキドキしているかモモが直接確認してあげます」
//頚動脈に触れる
「えーっと……首の血管は……この辺だと授業で習いました」
「……おねーちゃん、結構ドキドキしてます。モモの指がぴくんぴくんって押されてしまうくらいです」
「……なんだか……おねーちゃんの首筋の血管のところを触っていると……とてもドキドキした気分になってきます」
「……とくんとくん、とくんとくん、おねーちゃんの鼓動を凄く凄く近くで感じます……」
「……とくんとくん、とくんとくん、とくんとくん、とくんとくん」
「……おねーちゃん? とくんとくんの場所……あむっってしたら……だめ、でしょうか?」
「なんだか触っていたら……あむってしたくなってしまったんです……」
「おねーちゃん、ダメ、ですか?」
「おねーちゃん、『良いよ』って言いながら、とくんとくんが早くなりましたよ?」
「それでは……おねーちゃん、頂きます……」
「(口唇で甘噛みする感じ 5秒くらい)あむっ、はむっ、あむあむっ……)」
//口唇を離す
「……ふはぁっ……おねーちゃんの首のお肉、柔らかくて気持ち良いです……」
「(口唇で甘噛みする感じ 5秒くらい)」
「……凄い……どきどきしてきました……おねーちゃん」
「あむあむしてると、おねーちゃんの首からとくんとくんが伝わってきて……」
「……もうちょっとだけ強く、あむあむするので痛かったら言ってください」
「(歯で甘噛み 5秒くらい)はむっ、あむっ、あむあむぅ……」
「……おねーちゃん……すごい、おいしいです……」
「(歯で甘噛み 10秒くらい)」
「……はぁ……はぁ……おねーちゃん……おねーちゃん、好き……です……」
「(首筋を吸う 5秒くらい)」
「……はぁ……おいしい……おねーちゃん……とってもおいしいです……」
「(首筋を吸う 5秒くらい?)」
「……はぁ……はぁっ……あっ、あああっ!!」
「お、おねーちゃん、ご、ごめんなさい……つい夢中になってしまいました……」
「あ、あの、おねーちゃん? 痛くありませんでした? だいじょーぶですか……?」
「……あわわっ……ちゅーちゅーしてしまったので首が赤くなってしまいました……」
「え、えーっと……い、痛くないですか、おねーちゃん?」
「こういうときは……そうです。こうすればきっと痛みも収まります」
//首筋舐め
「(舌で首筋を舐める ぺろぺろ)10秒くらい」
「……これでだいじょーぶです。痛いの痛いの、飛んで行ったはずです」
「……痕(あと)は残ってしまいましたが……きっとそのうち消えるからだいじょーぶです」
「……おねーちゃんの首、おいしかったですよ」
「(ぺろり ひと舐め程度)」
「……それではおねーちゃん、次は……きっともっと盛り上がりますよ」