お嬢様のおもちゃ1
3. お嬢様のおもちゃ1
「じゃあ、おまえここに仰向けに寝なさい」(命令するように)
「ああ、もう普通にしゃべってもいいわよ」(めんどくさがりながら)
「わかったら『わかりましたお嬢様』って必ずいいなさい」
「わかった?」
「はい、じゃあ仰向けになったわね。」
(ここから楽しそうに)
「とりあえず、そのおまえのそのグロいやつあるじゃん」
「それ・・・もっと大きくなるのみたいなー」(ニヤニヤしながら)
「ふふ・・・いい? 今から私が『スタート』といったら全力でそれ大きくしてみせてね!」(楽しそうに)「好きなやり方でいいからさ・・・わかった?」
(わくわくしながら)
「よーい・・・スタートっ!」
(ここから一気にまくし立てるように)
「きゃははは! 何その動き、きもーおまえ何してんだよ!きゃははははは」
「いやー、はっずかしーーーさいてーーーきゃははは」
「見られながらよくそんなことできるね! おまえきもいよ」
「ほら、もっとおおきくしてみなさいよっ」(あおるように)
「あ、でもイったらだめだからネー」(意地悪っぽく)
「大きくするだけだからネー」
「ほらほらほらほらー」(あおるるように)
「まだまだおおきくなるよー」(楽しそうに、あおる)
「きゃははは!うわーきもーさるみたーい。あたまがわるいさるみたーい!きゃはははは」
「はーい、ストップ!」
「そのままゆーーーっくり手をうえにあげてーーー」(わくわくしながら)
「きゃー! なにこれ! 糸引いてるっ!サイテーーーっ! めちゃぬるぬるしてる!きもーーーー! こいつきもーーー!」(このセリフは一気に読む)
「ふふ・・ふふふ・・・きゃははは! これすごいね!」
「こんな大きくなるんだ・・・しかもぬるぬるが先っちょからでてる」
「うわー・・・脈うってる・・・きもー」
「これ、まだおおきくなるかなー・・・」(興味津々な感じで)
「よーし、じゃあ私が10(じゅう)まで数えるから、それまでにこれもっと大きくしなさい!」
「あ、あと、ぜったいにイっちゃだめだからね! 大きくするだけだからね」
「わかった?」
「じゃあ、はじめるよ?」
(ここから楽しそうに、馬鹿にするように)
「せーの・・・いーち・・・・」
「うわ、きもー・・・にー」
「あほみたーい・・・さーん・・・よーん」
「よだれ垂らして変な顔ー・・・ごー・・・ろーく」
「ほらもっと早く、もっと早く・・・なーな・・・はーち」
「きゃははは、もうすぐよー・・・きゅー・・・」
「きゅーてんいーち、きゅーてんにー、きゃはははは、まだまだよー」
「もっと大きくしなさーい・・・きゅーてんさーん」
「はーち・・・なーな・・・ろーく」
「ほら、もっと大きく! もっと大きくっ!」(あおるように)
「なーな・・・はーち・・・きゅー」
「もっと! もっと! もっと!」(馬鹿にしながらあおる)
「じゅーーー。・・・はいおわりーおてておろしてー」
(こっから一気に)
「きゃははははは、すごい! さきっちょぬるぬるー!やだー! こいつさいてー」
(以下しばらく笑い続ける)
(フェードアウト)