2コマ目:部長へのだいすきを全部。
[前トラックのひと月くらい後・放課後]
あの、部長……
この前の会誌、読ませてもらいました。
部長のお話、とっても可愛かったんですが……その……
あの主人公の女の子、もしかして、私をモチーフにしてませんか?
(主「あ、バレた?」)
もぅ……バレバレですよ……
「尻尾が敏感な悪魔っ子」って……思いっきり私のことじゃないですかぁ……!
でも、私が告白してから締め切りまで、あまり時間なかったと思うんですが……
あのあと一気に……?
うふふ……部長らしい……ですね。
(主「なんだか嬉しそうだね」)
はい、嬉しいです……
嬉しいですが……やっぱり恥ずかしいですね……えへ。
だって、私の大好きな部長が描いた作品に、私の大好きな絵で、私と一緒になって知ってもらえた事を、描(えが)いて貰えたんですよ?
こんなの……嬉しくないわけ、ないじゃないですか……!
確かに部長のこと……こんなに好きになったのは、比較的最近の事、かもしれませんが……
でも、部長の作品は、もっと前から好きですし……それこそ、私がこの漫研に入ろうって、決めたのも……部長の絵がとってもかわいいなって思ったから、だったんですよ?
ただのファンだった私が、部長の作品の一部になることができた……
こんなに幸せなこと、なかなかないことだって……思うんです。
……こういうことをされると……もっと部長のこと、好きになっちゃいますよぉ……えへへ……
それに、サキュバスって、漫画とかの中だとすごくえっちな感じに描かれたりしてますけど……
部長は、そのことを知った上で、私を一人の女の子としてみてくれて、作品に落とし込んでくれたん、ですよね?
この、「天使だろうが悪魔だろうが、僕は君だから愛しているんだ」ってセリフ……
これ、私宛って思っても……いいん……ですか?
ん……えへ、えへへ……
部長……ありがとうございます。大好きです……
これからもっと……いっぱい……部長と一緒に制作、したいです……v
(漏れ出る魅了の力の影響を受け、少しドキドキしてる主人公に気づくこのみ)
……あ、すみません。ハート、飛ばし過ぎちゃい、ましたね。
(主「あ……ごめん」)
いいえ、私の責任ですし、ちゃんと、してあげます……
キスで……いいですか?
えっと、私……それ以上はまだちょっと……色々勉強して臨みたいなって思うので……
(「わかってるよ」と頭を撫でる)
んふ……部長は優しいです……
……どうしましょうか……部長からですか?それとも、私からしてみても、いいでしょうか?
(主「じゃあ、鵜野さんから……」)
部長……?苗字じゃなくって、名前で……
このみって……呼んで欲しいです……
(主「このみ……」)
んふ……えへへ……
なんだかむず痒い、ですね……
私、ずっと部長にそう呼ばれたがってたのかなって……そんな気持ちです。
耳から入った部長の言葉が、体を巡って……お腹の奥がきゅって、熱くなるんです……
(自分がうっとりしているのに気付くこのみ)
あ、そうでした。キス……ですよね。
では部長……
(主人公の頬に手をやるこのみ)
ん……んむ……
んっ……ちゅ……ちゅむ……ちゅっ……ちぅ……
ちゅぷ、ちゅ……ちゅ、んむ……
(唇同士のキスに舌を混ぜようとする主人公)
んぅ……部長……舌が……
んふ……可愛いです……んちゅっ……ちゅ、ちゅむ、ちゅぷ……(舌先にキスをする)
(切なげな顔になる主人公)
うふふ……わかってますよ……ちゃんと、してあげるって……言ったじゃないですか……えへへ……
んぷ……ちゅ、れりゅ……(徐々に舌を絡めるキスに)
んちゅ、っぷぁ……れる、えりゅ、れる……んりゅ、くぷ……っふ……
んぷ……ぇ……るりゅ、れぁ……っぁふ……んむ、ぷぇ……
ぷぁっ……はぁ……はぁ……ん……ふぅ……
そういえば、部長?
私とキスしたり、手を繋いでる時……気分が悪くなったり、してないですか?
精気を頂くのは、やはりそれなりに体に負担をかけるものらしいので……
(主「ちょっと手が冷えるかな?」)
手が、冷える……そうですよね、末端から冷えますよね……
だったら……えへ……
(主人公の両手をしっかり握るこのみ)
こう、手をぎゅってしてると……冷たくない……ですか?
えへへぇ……はあ、これで……ん……んちゅ、ちゅむ……
んれぇ、りゅる……ちゅる、んぷ、ぁぷ……んちゅ、ちゅ、ちゅぷ……
んちゅ、ぷぁ……部長……もっと体……寄せ合った方が、暖かい……ですよ?ん……
ちゅる、っぷぁ……はぷっ……んちゅる、ぢゅる……れるぇる……れりゅる……
んちゅ、れる……んぁ……部長から流れてくるの……どんどん暖かくなってます……
ちゅる、ちゅ……んぁ、っぷ……れる、ちゅる、ちゅ……ぇりゅ……
んちゅる、ぢゅるる……んぁ……ぁぷ、ちゅる、くぷ……
(水分が増えすぎて唾液が溢れてるのに気づくこのみ)
んっ……ふぁ……ん……っふぁ……
ちょっと……涎、溢れちゃいましたね……んっ……ふぅ……はぁ……
ん……ちゅ、ちゅる……れる……ちぷちぷ……んくっ……(主人公の口から溢れた雫を舐め取り、飲み下す)
ん……別に、体液からじゃなくても、大丈夫、なんですよ?
こうやって……ん……ぎゅってしてるだけで……
部長の精気……どんどん流れ込んできます……
んふぅ……部長……美味しいです……大好き……v
でも、やっぱり粘膜経由で貰ったほうが……効率はいい……かな……?
部長はどっちの方が……お好み、ですか?
(主「どっちも好きだけど……」)
どっちも……えへへ。部長、欲張りさんです……
私は……キス、してると、頭ポーッとして、うまく考えられなくなるので……
とっても気持ちよくって……好き……なんですが……
今は……ぎゅーって、部長をじっくり味わうのも……悪く、ないかなって。
えへ……
……………………(抱き合って主人公を味わう)
こうやって、胸と胸を合わせてると……ドク、ドクって、鼓動……重なるの……気持ちいい……
部長も……ね?わかりますか……?
私の方が、少し早い……ですかね?
部長の鼓動が、私の胸に響く度……とっても暖かい気持ちに、なるんです。
部長……部長……ん……ちゅ、ちゅる……れる、れぇ……ん、んちゅ、れる……
ん、ちゅ、ちゅるる……はぷ……ぁむ、んりゅ……ちゅぷ……
んふ……ふぁ……
……でも、キスの方が……好き……かもしれないです。
お恥ずかしいですが……えへ。