TRACK05.『チェックアウトしてお別れ』(03:51)
■忘れ物ありませんか?
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♪SE ドア開く
【美羽】「おにいさん、お待たせしました!」
【美羽】「あーんど、ごめんなさい、お、お風呂結構時間かかっちゃって」
【美羽】「しょ、ショーツのシミとかは仕方ないと思います……」
【美羽】「ていうか、エッチ終わった後にそんなこといわれると、恥ずかしいです……」
【美羽】「ところでそろそろでますけど、忘れ物とかないですか、おにいさん」
【美羽】「ほんとですか? じゃ、これはなんでしょう? ケータイでんわですよ」
【美羽】「はい、どーぞ」
■大告白
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【美羽】「おにーいさん、部屋でる前に、ちょーとだけ教えてくれませんか?」
【美羽】「わたしが、はじめてでよかったですか?」
【美羽】「そーですか、うんうん、それならいいんです」
【美羽】「おにいさん、こーいうこというと、嘘に思われるかも知れないけど……私も、おにいさんみたいな人のはじめてになれて、すっごい嬉しいんですよ」
【美羽】「おにいさん優しかったですし、とっても可愛かったですしね」
【美羽】「あと今日……一個だけ私嘘ついてたんです」
【美羽】「い、いや、恋人とかいうのは私的には嘘じゃないんです……。ただ……ご、ご、ご、ごめんなさい! 私、ピル飲んでるから、絶対に妊娠しないんです」
【美羽】「そのですね、男の人はこーふんが失せちゃうんじゃないかなって……」
【美羽】「むしろわたしがそーだからなんですけど、だから、私も普段は、ピルは飲んでない飲んでないって言い聞かせてるんです」
【美羽】「だからですね、おにいさん、ほんっとーにごめんなさい!」
【美羽】「え、えええっ、せ、責任とりたかったですか……?」
【美羽】「だめですよ、おにいさんみたいな人がそーんなこといっちゃ」
【美羽】「私は誰にでもまたを開くさいってーなビッチなんですから」
■お兄さんの質問
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【美羽】「んー? おにいさんからも質問ですか?」
【美羽】「最初にアドレスから、何回かメールやりとりしたのは、私だってその、色々といいかなとか思ったり思わなかったりするからです」
【美羽】「んー……だからあ、お眼鏡にかなって光栄とか、いわないでください」
【美羽】「私はそーいうの苦手なんです」
【美羽】「だからばしっといいますけど、私のアドレスはもう使えませんし、連絡とれませんからね」
【美羽】「いーですか、わたしは、おにーさんのお手伝いをちょっとして、1万円をもらいたかっただけです」
■bye-bye♪
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【美羽】「じゃ、おにいさんそろそろでましょう。延長料金とられちゃいますからね」
【美羽】「ま、もしも……私と出会うことがあったら、その時はお任せします」
【美羽】「気が向いたら口説いちゃってください♪」
【美羽】「では、最後に……ん、ちゅっ♪」
【美羽】「先に出ますね、ばいばい、おにーさん♪」
(続く?)
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