Track 3

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■03 はい、我が愛すべき部活動の先輩方々、同輩諸君、本日はこちらの方より、重大発表がありますので、よ~く聴いてください。 では先輩、どうぞ♪ ……何って、私たちのことについてです。 言うことがありますよね? おや、もしかして何もないんですか? 昨日、放課後の校門前で言ったこと、公園のベンチでした……はい、ですから皆さんにもお知らせしてください♪ ……と言うわけで、私は昨日から先輩の彼女になりましたので、私は元より先輩にも余計な手出しはしないよう、心がけてくださいますようお願いいたします。 はい、証拠ですか? では、お見せしましょう。 私と先輩のキス……あっ! ちょっと、何で避けるんですか!? あー、はい。 そうですか、分かりました。 では別れることにしますので、先ほどの話は……。 何ですか? 別にキスくらい、テレビの中でも映画の中でも、現実世界でもみんなしてることじゃないですか。 誰もここでそれ以上のことをしろだなんて言ってませんよ……お詫びは? 私、とても傷つきました。 彼氏にキスを拒まれるなんて、とんだ屈辱です……口先だけのお詫びはいりません。 先輩が今すべきことは、たったひとつだと思うんですが? ……ん、むぅ。 ほっぺですか……まぁいいでしょう。 口づけを見せるのはもったいないですしね……と言うわけで皆さん、これで信じていただけましたね? 先輩は私の彼氏ですので、決して手出しなさらぬよう、お願いいたします……と言うわけで、本日はこれにて早退させていただきます。 何でって……部活よりも先輩と一緒にいることを優先したいからですが、何か問題が? 大丈夫です、そんなに急を要する案件があるわけではありませんし、退部するとは言いません。 付き合いたてホヤホヤの若いカップルのワガママくらい、皆様にとってはどうと言うこともありませんよね? さて……改めて言わせていただくと、私、とても傷つきました。 ちょっと泣きそうでした。 はい……ですから、ご機嫌を取っていただけると嬉しいのですが。 はい、ここで、ですっ。 ですから、ベンチで談笑してるカップルのことなど、誰も気にかけたりしません……それとも先輩、やっぱり私とは……あっ、ん、んん……んちゅ、んんっ、ちゅぷ、んむんむ。 ちゅっちゅ、ん~っちゅ、んむん、んっふ……ちゅぷちゅぷ、んぅ~っぺろん! んふふ、ちゅっちゅ、ぺろぺろ、れろぉ~っちゅ、んむん……んっふ、ふはぁ、はぁはぁ、あっふ♪ 嬉しい……先輩のキス、とっても気持ちいいです……これなら、何でも許しちゃえますね。 んちゅ、ちゅっちゅ、ちゅむん、んん、ちゅっぷちゅっぷ、ん~ん、んん、ちゅぶ、じゅるん。 ふはぁ~、はぁはぁ、先輩、好き……好き♪ ……なんですか、私が好きでもない人とキスしたり交際したりするとでも思ったんですか? はい、好きですよ。 大好きです……っちゅ♪ 私は先輩を好きでいることを恥ずかしいと思ったりしません。 ですから、いつでもどこでもキスして欲しいです……えぇ、本当は、もっともっと……キスより先のことまでも、ね?