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■04
……それで広美? あなた、いつまでついてくるのよ。え、遊びに行きたい?
私の家に? 何言ってるのよ、そんなのいきなり困るでしょ? 何でって、そりゃあ準備っていうものが。
汚くしてるのかって? 馬鹿言わないで、私がそんなみっともない真似を……んっく、してるはずがないじゃない。
え、だったらいいでしょうって……それでも、いきなりは困るのよっ。
ちょ、ちょっと~! 友達と話してるのが分からないの!?
って、そういえば分かってても気にしないわよねアナタは!
前も美智子といる時に……んっく、あぁん。お尻撫で回さないでよぉ。
さすがに座席近くだから、思い切ったコトはしてこないみたいだけど……でもこの痴漢と来たら、やることなすこと無茶苦茶だものね、いつ何をしてくるか分かったものじゃ……。
え? な、なに? 嬉しそう顔してるって、はぁ?
そんなワケ……んっく、別に招くのが嫌だなんて言ってないでしょ?
いきなりは困るって……んんっ、いきなりは駄目なんだってばぁ。
い、いきなり、ショーツの中に手ぇ突っ込んじゃ駄目だってば!
まったくもう~っ、オッパイさわれないからと思って、女性器にさわるつもりね?
ま、まさかオチンチンまでは。
ごくんっ……ここで、オチンチンを擦りつけたりはしないわよね?
あはんっ、ゆ、指が直に肛門に……ちょっと、あぁん! クニクニしちゃ駄目ぇ、お尻の穴なんて恥ずかしいっ。
え、えぇ? そんなに喜んでくれて嬉しい、って……だから喜んでないってば。く、来るのはもういいけど、忙しいんだからすぐに帰ってよね……もっと話したい? そ、そう……んっ。
私の服や化粧品に興味ある? 別に、そんなに特別なモノは使ってなぃ……んんぅ、なっ、なんでもない!
ちょっと変なこと思い出しただけで……え、隠さなきゃいけないモノ?
女の一人暮らしには色々と秘密のモノがあるでしょうって……な、ないわよそんなの。え、じゃあ彼氏の歯ブラシとかは……って、だからそんなものないってば。え、いないのかって。
い、今はいないわね。でもすぐにっ……あんっ!
い、いないわ……彼なんていないから、あぁ、はぁはぁ……ちょっと待ってよ、今、女性器にまで届いた。指が、女性器にぃ。
な、なんだかヌルヌルしてる気がする……なんでよ、カウパー液も精液も出されてないのに、はぁはぁ、あ、汗?
そうよ、痴漢されて嫌な汗かいちゃってるんだわ、脂汗ぇ……。
はぁ? 私も今、彼氏いないから朝までガールズトークしましょうって……朝までいる気!?
駄目に決まってるでしょ、お泊まり用品もないのにそんな……え、持ってきてあるの?
なによ、最初からその気満々だったワケ?
私にだって都合があるんだから……せめて前もって言っておいてくれないと、んんっ、とにかく、今日は……もう勘弁して、今日は駄目なの。
広美もだけど、あぁ、アナタにも言ってるんだからね!?
それ以上指入れられたら、大事なところ全部さわられ……ひゃう!
あ、あ、あっ……指、指が女性器にぃ、はぁはぁん!
んっ、んん……ひゃふん!? 何今のっ、ビリってしたわ、ビリビリって……ンン!
凄い痺れるっ、女性器が手のひらで覆われて、指先がどこか……あっはぁん!
んっ、ンンぅ! ん、んん……え? か、顔が赤い?
そうかしら、そんなことは……はぁはぁ、んん! え、熱があるんじゃないかって、そんなことは……あ、う、ううん!
あるわ、あるっ……かも! そうね、昨日から熱っぽいのよ。そうそう、だから部屋も片付いてなくて……んっく、だから朝まで語り合うとか、ちょっと無理そう。あ、明日か明後日じゃ駄目?
それまでには……。んんっ、それまでには体調も戻ると思うから、部屋も片付けて、お泊まりできるように……んっく、し、しておくからぁ、はぁはぁ……風邪ならしょうがない?
そう、しょうがないでしょう? え、まさか痴漢されてるんじゃないかって!?
え、えっと……その、ちっ、違う、から……違うってば! だから、そんなにキョロキョロしないで!
コホン……風邪よ、風邪だってば。
私が痴漢なんてされるはずないじゃない……あ、あなたと違って、私は痴漢されるほどの女じゃないもの、えぇ、そう……んんっ、そうね。広美は魅力的だから、あぁん、んんぅ……。
だから、ガールズトークはまた今度ね……あぁ、なんだかクラクラして来ちゃった。本当に熱っぽいみたい……んっく、ふぅふぅ。
えぇ、本当に体の奥が熱くって、ジンジンしてぇ……。
く、クリトリスだわ、今さわられてるところってクリトリスぅ、んん!
前に自分でさわった時も、こんな風にビリビリしたもの。で、でも痴漢にさわられてもこんなに……んんっ。
はぁはぁ、グチョグチョしてる、女性器……こ、股間が汗でいっぱい濡れちゃってるぅ、んんっく! ショーツまでびしょ濡れになっちゃいそう。それに、この痴漢の手だって……。
ま、まぁ、前はこいつの精液で濡らされたんだし、今日はこいつの手を濡らしてやってるんだと思えばいいのよね。
勝手にさわって、勝手に濡れてるんだから……あんたも、私の汗舐めればいいのよ!
え? 次で降りる?
真緒の家に行くのね、そう……うん、分かった。よろしく言っておいて……はいはい、私の家は今度ね。じゃ、じゃあ……。またね、うん。また明日。
い、行っちゃった……これでまた、私とこの人だけ……周りにいっぱい人はいるのに、この電車の中に私たちだけみたいな気持ちになっちゃってるぅ……あぁ、指、指がぁ、はぁん!
んくぅうう!? な、なによ、ニュルッて……お腹の中に何か……あぁん、は、入って来た?
なにこれ、指? 指が、どこに入ったの?
お尻の穴、じゃないわよね……それってまさか。
あ、あ、あっ……嘘。女性器? ち、膣の中に、指入れたのね?
そこは、あぁ、そこには……ごくん、旦那様になる人だけが入ってもいいのに、指も……だ、男性器もぉ、ごくん!
あぁ、指っ、痴漢の指が膣の中に入っちゃってるっ、き、気持ち悪い、ウネウネしてる、にゅるにゅるして気持ちい……じゃなくて!
き、気持ちよくなんてないからっ、ないのぉっ!
あふんっ、ん~~……んはぁはぁ、ど、どうしよう。もう立ってられない、これ、絶対に来ちゃう、気持ちいいの来ちゃう、来ちゃぁああっ、はぁあんっ……い、イくぅンン!
んっ、んんっ……い、イった。私今、気持ち良くてイっちゃったぁ、あぁあ……はぁはぁ、どうしよう、痴漢にばれた? 私が気持ち良くなっちゃったの、分かっちゃったかなぁ?
ごくん……あれ、もう動かない?
なんだか、優しく撫でて……んっく、あぁ、指抜いた。ショーツも、んん、直してくれるの?
な、なによ、優しいじゃないの……フ、フン!
アナタが脱がしたんだから、はかせ直すのは当たり前よね。エチケットよ、エチケット……ふぅふぅ。今日は、もう終わりなのね。これ以上されたら、立ってられないからいいけど……。
ンン!? な、なに今の水音……何か舐めてすすったような、え、まさか今の……ごくん。わ、私のヌルヌルしたもの、舐めちゃったワケ?
あぁ、まだジュルジュルさせて、あぁ、あああ。
なによもう、わざわざ耳元ですすらなくてもいいでしょうに……嫌味のつもり?
いつもなら、終わったらさっさと逃げるくせに、今日はなんなのよ、もうっ……ん、んん……んもぅ。
この人、次は何をするかしら……これ以上のことする?
これ以上って、どんなこと?
もしかして、もっともっと気持ちいいことなのかしら……そんなことされたら、私はどうなっちゃうのかしら……ごくん!