Track 5

半覚醒/予備深化《水と言葉の関係性強化》

《開始ブランク無し/即音源》 助手:ところで、「水」は用意して頂けてますか? 術師:     「水」は用意して頂けてますか? 助手:  ぼーっとしてるかもしれないけど 術師:少しぼーっとしてるかもしれないけど 助手:ちょっとそれを見つめて貰えますか? 術師:    それを見つめて 助手:           じーっと見つめる 術師:そう、じーっと見つめて 助手:             あなたに見つめられている 術師:あなたはそれを見つめている 助手:     満たされてる液体     静止した水面  術師:透明な液体        透ける背景 助手:      眺めながら聞いてて 術師:見つめながら     聞いてて欲しいんだけど 助手:初めの方で  なんて言ったっけ? 術師:     私達なんて言ったっけ? 助手:             前の話…思い出せますか? 術師:落ち着くって言ったのよりも 助手:        自分の感覚には 術師:自分に起きた変化 助手:素直になってください 術師:素直になってくださいって言ったよね? 助手:今、あなたは素直になれていますか? 術師: 助手:      私達に問いかけられた 術師:…って…ほら   問いかけられた事によって 助手:グラスへの意識が削がれている 術師:     意識が削がれている 助手:ちゃんと見つめなきゃ           言ったでしょ? 術師:          眺めながら聞いてって…言ったでしょ? 助手:そうそう、この水がこれから重要な役割を果たしてくれるんだから 術師:       水が    重要なんですよ 助手:ちょっと、グラスを持ち上げてください 術師: 助手:さっきみたいに水を見つめているとなんだか不思議な感覚に 術師:                なんだか不思議な感覚に 助手:       なりますよね? 術師:なりませんか? 助手:          液体も傾く  左に  手前に 術師:グラスを軽く傾ければ     右に  奥に 助手:          液体も更に傾く  左に  手前に 術師:グラスを更に傾ければ       右に  奥に 助手:          液体は大きく揺れる 術師:グラスを軽く揺らすと 助手:     大きな波が作られる 術師:少しの力で 助手:   たった少しのきっかけで大きく反応する 術師:そう、たった少しのきっかけで大きく反応する 助手:         どうでもいいことだったね 術師:なんて、こんな話はどうでもいいこと 助手: 術師:さ、グラスを元の位置に戻して 助手:             また水面が揺れる 術師:グラスを置いたことによって 助手:  ゆら  ゆら  ゆら  ゆら 術師:ゆら  ゆら  ゆら  ゆら 助手:        そうそれを眺めているだけ 術師:ただ揺れてるだけ 助手:              それを眺めていただけ 術師:そしてまた水面は穏やかになる 助手:こうやって         液体を眺めていると 術師:     液体を眺めていると 助手:なんだか不思議な感覚に       なるんでしたよね? 術師:なんだか不思議な感覚になりませんか? 助手:  ゆらゆらという単語が     何故か 術師:まだゆらゆらしてる?  それよりも 助手:穏やかに感じられていた かもしれない 術師:穏やかな気分になってきた? 助手:   揺れていようが 術師:水面が       揺れてなかろうが 助手:私達が  ゆら  ゆら 術師:   ゆら  ゆら  と言うことによって 助手:あなたの感じ方が変化       さっきしていましたよね? 術師:あなたの感じ方が変化していませんか? 助手            大きく反応する…って 術師:たった少しのきっかけで 助手:   実感したから分かるよね? 術師:さっき実感した 助手:私達の言うさり気ない言葉が積み重なっていく 術師:私達の何気ない一言が折り重なっていく 助手:            何かしらの意図があるって 術師:そう、私達の問いかけには何かしらの意図がある 助手:ずっと言い続けてたでしょ? 術師: 助手:笑 自分の心 には…嘘を付いたらダメなんだよ? 術師:笑 自分の身体には…嘘を付かないでね?