半覚醒/予備深化《水と言葉の関係性強化》
《開始ブランク無し/即音源》
助手:ところで、「水」は用意して頂けてますか?
術師: 「水」は用意して頂けてますか?
助手: ぼーっとしてるかもしれないけど
術師:少しぼーっとしてるかもしれないけど
助手:ちょっとそれを見つめて貰えますか?
術師: それを見つめて
助手: じーっと見つめる
術師:そう、じーっと見つめて
助手: あなたに見つめられている
術師:あなたはそれを見つめている
助手: 満たされてる液体 静止した水面
術師:透明な液体 透ける背景
助手: 眺めながら聞いてて
術師:見つめながら 聞いてて欲しいんだけど
助手:初めの方で なんて言ったっけ?
術師: 私達なんて言ったっけ?
助手: 前の話…思い出せますか?
術師:落ち着くって言ったのよりも
助手: 自分の感覚には
術師:自分に起きた変化
助手:素直になってください
術師:素直になってくださいって言ったよね?
助手:今、あなたは素直になれていますか?
術師:
助手: 私達に問いかけられた
術師:…って…ほら 問いかけられた事によって
助手:グラスへの意識が削がれている
術師: 意識が削がれている
助手:ちゃんと見つめなきゃ 言ったでしょ?
術師: 眺めながら聞いてって…言ったでしょ?
助手:そうそう、この水がこれから重要な役割を果たしてくれるんだから
術師: 水が 重要なんですよ
助手:ちょっと、グラスを持ち上げてください
術師:
助手:さっきみたいに水を見つめているとなんだか不思議な感覚に
術師: なんだか不思議な感覚に
助手: なりますよね?
術師:なりませんか?
助手: 液体も傾く 左に 手前に
術師:グラスを軽く傾ければ 右に 奥に
助手: 液体も更に傾く 左に 手前に
術師:グラスを更に傾ければ 右に 奥に
助手: 液体は大きく揺れる
術師:グラスを軽く揺らすと
助手: 大きな波が作られる
術師:少しの力で
助手: たった少しのきっかけで大きく反応する
術師:そう、たった少しのきっかけで大きく反応する
助手: どうでもいいことだったね
術師:なんて、こんな話はどうでもいいこと
助手:
術師:さ、グラスを元の位置に戻して
助手: また水面が揺れる
術師:グラスを置いたことによって
助手: ゆら ゆら ゆら ゆら
術師:ゆら ゆら ゆら ゆら
助手: そうそれを眺めているだけ
術師:ただ揺れてるだけ
助手: それを眺めていただけ
術師:そしてまた水面は穏やかになる
助手:こうやって 液体を眺めていると
術師: 液体を眺めていると
助手:なんだか不思議な感覚に なるんでしたよね?
術師:なんだか不思議な感覚になりませんか?
助手: ゆらゆらという単語が 何故か
術師:まだゆらゆらしてる? それよりも
助手:穏やかに感じられていた かもしれない
術師:穏やかな気分になってきた?
助手: 揺れていようが
術師:水面が 揺れてなかろうが
助手:私達が ゆら ゆら
術師: ゆら ゆら と言うことによって
助手:あなたの感じ方が変化 さっきしていましたよね?
術師:あなたの感じ方が変化していませんか?
助手 大きく反応する…って
術師:たった少しのきっかけで
助手: 実感したから分かるよね?
術師:さっき実感した
助手:私達の言うさり気ない言葉が積み重なっていく
術師:私達の何気ない一言が折り重なっていく
助手: 何かしらの意図があるって
術師:そう、私達の問いかけには何かしらの意図がある
助手:ずっと言い続けてたでしょ?
術師:
助手:笑 自分の心 には…嘘を付いたらダメなんだよ?
術師:笑 自分の身体には…嘘を付かないでね?