第4話 ナナ狐の部屋へご招待
鍵を開けナナ狐の部屋のドアが開く ドアは一般的なマンションによくあるやつ
ナナ狐「さぁ、どうぞ」
主人公「お、お邪魔します」
ナナ狐「ふふ、緊張しないで。中は普通のワンルームよ……人間社会への適応訓練のため、一応一人暮らしの形にはなってるわ」
ギンギンが玄関に向って歩いてくる
ナナ狐「あら、ギンギンお出迎えありがとう……ごめんなさいね、今日はお部屋に置いていっちゃって」
ちょっと拗ねてるギンギン
ナナ狐「ふふっ、ギンギンったらあなたに嫉妬してるみたい……もう寝るの?……わかったわ、明日は一緒に遊びましょうね」
部屋に戻るギンギン
主人公「ね、寝るんだそいつ」
ナナ狐「えぇ、ギンギンだってちゃんと寝るわよ……とは言っても妖力の充電だけど……私達も上がりましょう」
台所、バスルームが配置された通路を通り奥の部屋歩く
ナナ狐「そこはキッチン。食事は出るけど簡単な料理なら作れるわ……そっちがバスルーム……大浴場が上の階にあるから主にシャワー用ね……トイレはそこ……でここが」
仕切りの扉(ガチャ系を明ける)
ナナ狐「私の部屋……まぁワンルームだから寝室も兼ねてるけどね」
主人公「……これがナナ狐の部屋」
ナナ狐「思ったより普通?さてと……変化解除半妖モード」
ナナ狐変化を解除
ナナ狐「ふぅ、一息つけたわ。あなたも荷物ありがとう……そこに置いてくれる?」
主人公荷物を部屋に置く
ナナ狐「……ねぇ、やっぱり女の子の部屋ってドキドキする?」
主人公「ま、まぁ」
ナナ狐「そう、やっぱり。異性の部屋に入るのはエロマンガでも鉄板のシチュエーションよね」
ナナ狐「ふむ、まず気になるのはベッドよね……あなたの目の動きでわかったわ……まぁ目立つし色々と妄想が捗るわよね……とすると次は」
主人公「き、気になってなんかないからな」
ナナ狐「下着はそこの引き出しの2番目よ」
主人公「なっ」
ナナ狐「あら、違ったかしら?……健全な男子なら気になると思ったのだけど」
主人公「べ、別に俺は違うぞ!」
ナナ狐「そう興味ないの……せっかく次する時、あなた好みの履いてあげようと思ったのに」
主人公「……じゃあ俺はこれで(だめだ。この部屋は完全にナナ狐のペースだ)」
ナナ狐「狐手繰り……何そそくさと帰ろうとしてるのかしら?」
主人公「いやさ、長居したらまずいかなって。寮だし」
ナナ狐「ふむ、そうね……確かにあなたが部屋にいるのがバレたらまずいわ……でも今は出入りが多い時間帯だからもう少し大人しくしていた方が安全よ」
近寄るナナ狐
ナナ狐「ふふ、そういう訳だから私とここでゆっくり過ごしましょう……恋人らしく」