Track 2

②縁側 ~膝枕と赤ちゃんごっこと~

--------------------------------------------------- ②縁側 ~膝枕と赤ちゃんごっこと~ --------------------------------------------------- 毎年夏休みになると、塔也はうちに遊びにくる そしてずっと、夏の終わりがくるまで家に帰らない 彼がここにくる目的の大部分が、私と遊ぶこと… 同年代の友達よりも、塔也にとっては楽しいらしい 大丈夫なのかな…と心配すると同時に、嬉しくなる 私にとっても、塔也と過ごす時間は貴重だから…… 【美崎】 「さてさて…今年はなにをしますかねぇ?」 基本的に、私から主張はしない 彼のやりたいことを聞いて、それに付き合ってあげるだけ そんな投げやりな夏が、毎年とても心地いい…… 彼は特になにも考えていなかったらしく…… しばらく視線を彷徨わせた後、私のふとももを凝視し始める なにを考えてるのかな~?と観察していると、彼はおもむろに寝転び、頭をふとももの上に乗せてきた 縁側に投げ出してあった足の上に、サラサラとした髪の感触と、心地よい重みが乗る 本当に、なにをするのか読めない…… まぁ、だからこそかわいいんだけど 私は苦笑を浮かべながら、手に持ったうちわで自分の顔を扇ぎ始めた しばらくそうして重みを堪能していたら…… 不意に、それが全く動かなくなっていることに気づく 【美崎】 (…あれ? 寝ちゃったのかな?) 自分の大きな胸が邪魔で見えなかった塔也の顔を、少し身体をずらして確認する …別に寝ていたわけじゃなかった というよりむしろ、お目目パッチリで、ある一点を…… 私がうちわを扇ぐのに合わせて揺れるおっぱいを……その澄んだ瞳に捉え続けていた… 【美崎】 (…あぁ…もしかして……もうそういう…お年頃……?) 昨年まではなかった傾向だけど…… 年齢的にも、そういうのに興味を持ち始めてもおかしくない…… どうしたものかな…と思案しながら、うちわを扇ぎ続ける… 私のおっぱいを捉えて離さない、彼の視線に気づきながら…… 【美崎】 (本当は立場的に注意するか、無視するべきなんだけど……かわいいな~……) 従弟に性的な目で見始められても、嫌悪するどころか喜び始めている自分に気づく そんな自分に首を傾げながらも、うちわを扇ぐのを止められない… イタズラゴコロが、むしろ手を急かし続ける… 【美崎】 (私の視線に気づかないんだ……そんなに魅力的なのかな~?) 同年代の子と比べると大きいほうなのは自分でも知っていた 男子の視線を集めることも少なくはない 男子の視線は…あまり好きじゃない 露骨にいやらしい目で見られるとウンザリする でも、塔也の視線はなんか…純粋すぎるというか… あんまり悪い気がしないものだった 成長……私の胸が膨らむのと一緒に、塔也の心も…… そう思うと、逆に微笑ましい気持ちでいっぱいになった 【美崎】 (でも…さすがにガン見しすぎっ! んもぅ……イタズラしてやろっかな~?) 私は後ろを軽く振り返って、おばあちゃんがいないことを確認する お父さんはいつもどおり仕事、おかあさんは近所のママ友たちと食事にいってていない 前は2メートルほどの垣根があり、覗かれる心配はまずなし…… ここでなにをしても、誰にも見られない…… 危険なしと判断して、私は空いた手のほうでおもむろにTシャツの裾を……乳首の上までめくり上げた 塔也は、私のありえない行動に身体をビクッとさせ、さらに目を見開いて硬直した 【美崎】 (あ…思ったよりも反応が……これ、ヤバイかも……) 自分でも驚く自分の行動に、心音が跳ね上がっていく…… 体温が上昇して、さらに汗が噴き出す…… 【美崎】 「ふぅ~……あっついねぇ……ん? どうしたの、塔也?」 意地悪く聞いてあげると、彼は私の顔とおっぱいを交互に見やりながら、首を振って否定した 見てない…とでもいいたいのだろうか? そんなにまんまるお目目で凝視しておいて…… 露わになった下乳と乳首に熱視線が注がれ続け…… 内心ゾクゾクしながら、そ知らぬフリをして耐える…… そして私は……初めて、塔也が勃起させているのを目の当たりにした… 【美崎】 (あぁ……今年は、例年よりも特別な夏に、なるかも……) 特別な夏、という言葉を言い訳にして…… 私の手が、自然な流れで彼の股間の上へと伸びる…… 触れると、彼はビクンッと身体を大きく震わせて、信じられないといった様子で私の顔を見た 自分でも自分が信じられない…… でも…そこにとっても楽しそうなことがあるなら、今は飛び込んでいきたい…… 膝上までしか丈のないズボンの上を、私の手のひらがゆったりと行き来する…… 塔也は止めようとしたり、やめたり…強烈な葛藤と戦っているのがわかる…… 彼もまた、その先にある『とても楽しそうなこと』が気になり、私の手を止められずにいる…… 私は、そんな塔也に小さな声で優しく…魔法の言葉をかけてあげた 【美崎】 「大丈夫よ…全部、おねえちゃんに任せて……痛くしたりはしないから……」 抵抗すべきか迷っていた塔也の手が、だらんと落ちた 脱力した彼に優しく微笑みかけながら、ズボンの中へと手を滑り込ませる…… 熱い塊が、そこにはあった…… 私の心音と同じように、期待に震える硬い肉の棒が…… 【美崎】 (これが……オチンチン……なんだ……) 初めて触れるソレは、熱くて、硬くて、とっても卑猥な形をしていて…… 早く見てみたくなって、ズボンをするるっとずり下げてあげた 【美崎】 (う、ぁ……っ、こんな見た目、なんだ……思ったより、おっきぃ……?) ズボンの中から躍り出たオチンチンに、思わず目を見張る… 知識がなく比べるものがないけど、とても逞しいと思った 吸い寄せられるように、竿の部分を指と手のひらで包む… 塔也は小さくうめいて、でもつらいわけではなさそうで… どうすればいいのかわからなかったので、とりあえずゆっくりと上下に手を動かしてみる 塔也の反応を見ながら、手を下のほうへ移動させて袋のようなところを揉みこんだり… 今度は上のほうへスライドさせて、先っぽのほうをいじってみたり… 場所によって反応の強さが違って、私を飽きさせない… 【美崎】 「ね……声、漏れてるよ?  誰かに聞かれるとマズイからさ……」 そう言いながら、かがみ込んで塔也の顔におっぱいを押し付ける… 【美崎】 「今日はね……赤ちゃんごっこ、しよ?  塔也が赤ちゃんで、私がお母さん役ね♪」 そのとき、私は初めて… 塔也に対して、自分のしたいことをねだっていた…… 彼は迫ってくる初めての生乳から逃げるそぶりを見せながら… 最後には受け入れて、口の中へと乳首を滑らせていった 【美崎】 「あっは♪ そうそう…赤ちゃんみたいに、乳首吸ってたら声でませんからね~…♪」 塔也の口の中に乳首を押し込みながら、オチンチンをいじるのも忘れない …自分の変化に驚いていた それは、塔也も同じだったと思う 今までは求めることは全然なくて…… それが自分の性格だと思ってたから…… でも、違った……これがたぶん、本当の私…… 知りたい……エッチになっていく、彼のことを…… 大人の遊びを、してみたい…… 大好きな従弟をいじめて喜ぶ、そういうおねえちゃんになったら、塔也に嫌われちゃうかな? でも、もうとめられない…… だってこの遊び、胸がときめいて仕方ないんだもの…… 【美崎】 「ふふ……ほらほらぁ♪ もっといっぱい吸ってもいいんだよ…私の赤ちゃん♪」 右手に持っていたうちわを床に置き、その小さな頭を撫でてあげる… 塔也はウットリとした表情を浮かべながら、私の乳首をネットリと舐めまわし始めた 【美崎】 「ふ…ぅ、ん…っ…やだ…っ、塔也、舐めるの、上手……っ」 思わぬ反撃に、オチンチンをしごいてる手が緩みそうになる… なんとかこらえ、皮ごとグニュグニュと揉みこんだ そうすると塔也の熱も上がってきて、 舌の動きが激しくなり、チュパチュパと卑猥な音が大きくなっていく…… いつもの夏と変わらず、縁側で風鈴の音を二人で聞きながら、性の象徴を愛撫し合う…… とんでもない背徳感を味わいながら、私はその甘美な世界に没頭していった…… 時折、おばあちゃんが通ってこないか耳を澄ませ、後方の廊下を目でも確認する おっぱいを舐めまわしている塔也を見て、いじってあげてるオチンチンを見て、後ろにも気を配って…… 忙しなく視線を泳がせていると、オチンチンの先端からヌルッとしたものが出てきたことに気がついた 【美崎】 (なに…これ? おしっこじゃ……ないよね……??) 自分のおしっこと明らかに違うそれは、どんどん溢れて私の手にまとわりついてくる…… 構わずしごいていると、それはオチンチン全体に行き渡って滑りを良くした 【美崎】 (すご…っ、ちょっと、エッチすぎる……) くっちゅっ、くっちゅっという、手とオチンチンがこすれる音と…… ちゅぱっ、ちゅぱっという、乳首を舐め転がされる音が交じり合う…… 耳が、エッチな音に犯されて、トロけきってしまいそう……… 極度の興奮に晒されてフラつきかけていると、不意に手の中のオチンチンの異変に気づいた 【美崎】 (あ、れ……? なんか、皮がむけて…きてる…?) 聞いたことがあった… 男の子のオチンチンは最初は皮をかぶっていて、むけて初めて大人になるって話… この液体に助けられて、勝手にむけ始めてるらしい… 私は興味本位で、皮をむくような指の動きにシフトする 途端、塔也の身体のビクつきが激しさを増して…… 刺激が強すぎるんだということを認識した 丁寧に、丁寧に、ゆっくり、ゆっくりと…… ヌルヌルをたくさん使い、むいていく…… 一生懸命おっぱいにしがみつく塔也がかわいすぎて、胸がはちきれそうだった…… くるっ、くるっと徐々にむけていき……くるんっと、傘になっているところまで大きくむけた その瞬間、塔也は溜めていた息を長く吐き出し…私は彼に、大人への第一歩を踏ませてしまったことを実感した 【美崎】 「むけちゃったね、皮……  だいじょぶ? 痛くなかった?」 私の問いに、彼は首を振って否定した その瞳は潤んでいて、強烈に私の嗜虐心を煽る… 気づくと、オチンチンしごきを再開していた むけて露わになった先っぽを手のひらで包み、重点的にこする… 強すぎる刺激で声を上げてしまいそうになる塔也の口を、私の乳首に逃がす 【美崎】 「んんっ…! は、ぁ…っ…とう、やぁ…っ、んっ、ん…!」 激しくすればするほど自分の身に返ってくる…… なんだかそれが楽しくて、しごくリズムが上がっていく…… やがて塔也の腰がだんだんと宙に浮いてきて…… 少し大きな声と共に、白い液体をオチンチンの穴から噴き出し始めた 【美崎】 「えっ? あっ、きゃぁ!?  な、なに、これ、ぇ…っ、ぁ、ふ、んあ、ぁ…っ…!」 白い液体がしぶきを上げる間隔に合わせ、しごき続けて… やがてそれは勢いをなくし、塔也の腰も元の位置へと下りていった 荒い息を吐く塔也を見下ろしながら…… 私は、今までに感じたことのない充足感を得ていた 手にこびりついた謎の液体…… その独特な匂いを嗅いだあと、口に含んでみる…… 【美崎】 「れろ、ちゅぷ、ちゅぷぢゅ…っ♪ れぇる、くちゅぷっ、ぢゅ、ぢゅるる…っ♪」 出した本人に見せ付けるように…… ゆったり、ねっとりと…口の中に運んでいった…… 【美崎】 (あぁ、そうか……これが、セーシ……) 詳しくは知らなくても、本能が教えてくれた これが、塔也の……従弟がもつ、赤ちゃんの元なんだと…… それを本人の前で舐め取り、飲み下す私は…… もしかすると、ヘンタイなのかもしれない…… 風鈴の音が、蝉時雨が、降り注ぐ太陽の日差しが…いつもの夏を演出しようとする… けれどもう私は…私たちは、今年の夏…大きく変わってしまうことを予感した……