4・初めて、だからね?
;シャワーを浴びて
「ふぅ……格安の宿って考えればラブホテルってすごく良い場所よねぇ……シャワーもあるし、色々あるし……えーと、なんでベッドの上でガチガチになってるの? ……ぷ、あははは! 1回出してスッキリしたら自分がラブホにいるの理解して緊張してきたって……どう考えてもアホでしょ、くすくす……んー? あたし? ……これが初めてに見えるかにゃー? ……くすくす、そゆこと」
「ま、そんなに何度も来た事ある訳じゃないし、一応フォローしとくとあたしだって最初はあんたみたいに緊張してたから、別に恥ずかしがる事もないわよ? ……くすくす……ま、そこそこ合格点かな? 明らかに昔の男を想像させる事言ったのに、あんた我慢出来たみたいだしね? ……結構重要よ? ここで怒り出したり、ぶーたれたり、独占良く丸出しにしたらそこで終わりだったしね」
「……ま、試す様な真似はもうおしまい……てか、嫌でもそうなるし? 今まで一緒に生活してたけど、これからは別々になって会える頻度だって少なくなるし……てか、最後のあたしからのお題をクリアしないと今日でおしまいのつもりだしね?」
「ふふ、そんな難しくないわよ? 最後のお題は……あたしが引っ越してからはこういうのは全部禁止で……あたしと同じ学校に進学すること……くす……そうね、今の成績じゃ無理ね? もちろん判ってるけど、あんたがしようとしてるのはこれよりも無茶な事だし? 別に無理難題なら勉強である必要なんてないけど、これなら……合格したら、あたしと同棲出来るわよ?」
「……本当、単純っていうかなんていうか……判りやすいわね、くすくす……ま、本当にがんばれるかはあんた次第だし、それまでに心変わりして他の女の子と付き合うってんなら今までの事は全部忘れて、お姉ちゃんとして祝福してあげるわ。ただ、そういう『普通』を全部投げ捨てでも、ってんなら……あたしもそれなりに覚悟決めてあげる、ってだけ……ふふ、同情ってだけじゃないわよ?」
「あんたの事、まだ『男』として見れないってのは本当だけど本気で思ってくれてるってのは判ってるし。あたしだってお姉ちゃんだけど女だし? そこまで想われれば悪い気はしない……ってか、あんたが弟じゃなかったらオッケーしてただろうしね? それくらいにはあんたの事、結構気に入ってるんだけど? ……ふふ、そゆ事。別に同情とか、そういうのだけじゃないから安心なさい」
「……さ、て……ま、そういうのはとりあえず忘れて良いわよ。今日は今まで頑張ったご褒美だしね……ふふ、それはそれ、これはこれ。そういうの重要でしょ? と言うわけで……ほら、バスタオル外して良いわよ? ふふ、気になってたんでしょ? ん……くすくす……そりゃ、裸よ。ここで下着着てたら嫌がらせでしょうが……どうかな、久しぶりのお姉ちゃんの身体……ありがと、くすくす」
「ん、良いよ……ほら、キスしよっか……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ふふ……またすぐにダメって言うと想った? 言わないわよ……存分にキスしなさい……あ、んぅ……んちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふふ、どう? 普段出来ないから、こういう時に出来ると嬉しいでしょ? あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅ……ま、ガっつくのも今は許してあげる」
「くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ん、はぁ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ」
「ん……もう、興奮しすぎだって、ふふ……ほら、キスするだけじゃなくて……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……こっちとかも触ってよ……あ、んぁ……ふふ、ちょっとだけ濡れてるかな……あたしだって禁欲生活してた訳だし? 女にも性欲あるんだからね、ふふ……んぁ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ふふ、そうそう……キスしながら、ね?」
「はぁ、ふぁ……あ、んぁ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……くちゅ、ちゅぱ……んぁ、はぁ……んちゅ、ちゅぱ……ふぁ、はぁ……あ、んぁぁ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぅ」
「ふふ、大丈夫……痛くはないって……そういう心配が出来るくらいにはあんたも余裕あるみたいだしね……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……くすくす……悪くないって。むしろ、そういう余裕もなくしてたら困るわよ……んぁ、はぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……しばらくお預けなんだし、あたしも……ちょっとは期待してたりするんだよ、ふふ」
「あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、はぁ……あ、んぁぁ……ん、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅるぅ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ」
「あ、んぁ……ふふ、うん……もう濡れてる、かな……そりゃね。前回だって最後は軽くイカされたし、ちょっとは期待しちゃうって……ふふ、お姉ちゃんも人間だからねぇ? ほら、もう準備出来たし……あんただってそろそろ限界でしょ? ゴムはちゃんと持ってる? ……くすくす……はい、ちゃんと用意してて偉いわね? ま、マナーだしね、そういう事するつもりなら持ってないとね」
「……で、ここでもし今日はゴムなしでも良いよ、って言ったらどうする? ……ぷ、あははは! ちょ、怖い怖い、目つきが怖いって、くすくす……ん、安全日ってのが1つと……アフターピルも用意してるしね、ふふ……そゆ事。二ヶ月の我慢と、これからの我慢の先払い? こっちはどうなるか判んないけど、最後かもしれない訳だしね……ふふ、言ったでしょ。あたしも期待してたってね」
「で、どうする? こんだけお膳立てしたけどゴムしてする? ……くすくす……だよね。あたしだってそういう期待してるから、準備してきた訳だしね……ん、良いよ。大盤振る舞い……生でしちゃおっか……あ、そうだ……あたし、確かにキスもフェラもセックスも初めてじゃなかったけど……生でするのは初めてだからね? ……あ、んぁ……判りやすく興奮したわね? 可愛いじゃん、ふふ」
「くすくす……さ、どうなるかな……あたしもちょっと緊張してるかも、ふふ……ほら、おいで? ……あ、んぁぁ……あ、あああああ……あは……ゴムしてるのと結構ちがうね……これ、結構……ヤバイかも……んぁ、はぁ……あ、あああ……ん、良いよ……ほら、ちゃんと中……奥まで入れちゃいなさい……ふぁ、ああ……あ、あああ……んぁ、はぁ……んぁ、ぁ……んぁ、あ、ああああ……っ」
;叫ぶ程大きな喘ぎ声じゃない感じで
「はぁ、ふぁ……あは、予想外……ってか、マジで……あたしもヤバイかも……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、あああ……ふぁ、あ……ふふ、どうする? 今ならお姉ちゃんに勝てちゃうかもよ? ふぁ、あああ……あ、んぁぁ……ふぁ、あああ……あ、あああ……んぁ、ああああ……判りやすすぎだって、ふふ……激しくしすぎたら辛い、から加減してよ? じゃないと嫌いになるから、ふふ」
「あ、んぁぁ……ふぁ、ああ……あ、あああ……ふふ、上手上手……いや、冗談抜きだって……心配しすぎだって、ふふ……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……あ、あああ……そりゃ、ね……エロ漫画とかだと激しい方が気持ち良い、みたいなんだろうけど……はぁ、ふぁ……あ、あああ……んぁ、ああ……実際は適度なペースで、って方が気持ち良いから……やーよ、叫ぶことしか出来ないとか、ふふ」
「ふぁ、あああ……んぁ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、んぁぁ……んぁ、はぁ……あ、あああ……んぁ、あああ……はぁ、はぁ……ふぁ、あああ……んぅ、はぁ……あ、あああ……ひぁ、あああ……あ、くぅ……んぁ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、んあああ……」
「はぁ、ふぁ……ふふ……我慢出来ててえらいえらい……あ、んぁぁ……ほら、ご褒美にキス、してあげる……ん、ちゅるぅ……ふぁ、ぁ……もう、キスしただけで……元気になりすぎ、ふふ……ふぁ、あああ……んちゅ、ちゅぅ……ふふ、良いよ……ちょっとくらい激しくても……んぁ、はぁ……あ、あああ……ん、ちゅぅ……あたしもさ……そこそこ限界近いから……気持ち良くなっちゃお、ふふ」
「あ、あああ……んぁ、あああ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふぁ、あああ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぅ……あ、あああ……んぁ、あああ……んちゅ、ちゅぅ」
「ん、そこ……かなり、良いかも……ふふ、そりゃあたしだって感じる時は感じるって……これまで我慢してたしね、ふふ……あ、あああ……んぁ、ああ……んちゅ、ちゅるぅ……くすくす……そりゃね。あんたの前だと女だけど、お姉ちゃんでもあるわけだし? 少しくらいはあたしだって格好付けてるかな……あ、んぁぁ……んぁ、はぁ……でも、今日は……そういう余裕もちょっと無いかも」
「ふぁ、ああ……んちゅ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……あ、あああ……ちゅぱ、ちゅぅ……くすくす……そうね、自信持って良いわよ……正直、セックスでここまで感じてるのも初めてだし……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、あああ……生でシたのだってあんたが初めてだからね……あ、あああ……んちゅ、ちゅぅ……あんたが頑張ったら、あたしの事……自分の物に出来るかもね、くすくす」
「ひぁ、あああ……あ、あああ……んちゅ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ふぁ、あああ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……あ、あああ……んぁ、あああ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……れろ、ちゅぱ……あ、ああああ」
「あは……今、ちょっとだけ……本当にちょっとだけだけど……あんたの事、男だなぁ、って思ったわ、ふふ……んぁ、あああ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……あ、んぁぁぁ……良いよ、あたしもイクから……一緒にイキましょう? ふぁ、あああ……んちゅ、ちゅぅ……ふぁ、あああ……うん、良いよ……このまま中に出しちゃえ……あたしが……お姉ちゃんが許してあげる、ふふ」
「あ、あああ……んぁ、あああ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ひぁ、あああ……あ、んぁぁぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、あああ……くちゅ、ちゅぱ……あ、んぁぁ……れろ、ちゅるぅ……あ、あああ……あ、ああああああっ」
「あ、ふぁ……あ、んぁぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふぁ、はぁ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……ふふ……うん、あたしもイった……判ってて聞くな、童貞っぽいからさ、くすくす……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ていうか……出し過ぎだって……そりゃね、判る……てか、判るくらいに出してるんだから、出し過ぎでしょうが、くすくす」
「あ、んぁ……それに、まだ元気だし……ま、確かにね。これでしばらくお預けなら、ちょっと食べ過ぎなくらいでも良いのかな……まだ時間もあるし、良いよ……てか、あたしもちょっとヤバイかも……くすくす……どういう意味かは自分で考えなさいっての……女に言わせるなんて野暮ってもんでしょ? そんなんだからあんたはいつまで経っても弟なんだって、ふふ……ん、ちゅぅ……」
「……あと2時間くらいはさ、時間あるから……その間に出来るだけあたしの中で『男』になんなさい……夢中にすれば、あんたが約束を守ったとき……あたしも細かい事吹っ切ってあんたの女になれるからさ、ふふ……あ、あああ……ん、ちゅぅ……ふふ、結構結構……素直で正直なのはあんたの美点だからね……ほら、頑張って……あたしをお姉ちゃんじゃなくて、女にしちゃえ、くすくす……」
「あ、あああ……んぁ、はぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、ああ……くちゅ、ちゅぱ……あ、あああ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……あ、あああ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、あ……ちゅぱ、ちゅ……んぁ、あああ」
;フェードアウト
;3秒程度間