サンオイルは大切だよ?
;浜辺にて
「ふふ、どうだい? 移動費はちょっとかかったけど、なかなか良い場所だろう? うん、僕も親戚に聞いて初めて知ったんだ……ふふ、以前はなかなか賑わっていたらしいんだけどね、ちょっと離れた所がドラマの影響で観光地化したらしく、お客さんもそっちに移動してこっちはこんな風に人があまり居なくて、それでも必要な設備がある海、というなかなか素敵な場所になったらしいんだ」
「ふふ、喜んでくれてるみたいで何よりさ。僕もせっかく君と2人で来るなら、芋洗い状態の海よりもこうしてゆっくり出来る場所が良いからね……それにこの人目なら……ん、ちゅ……ふふ、これくらいしたって平気だろ? くすくす……まだキスしただけだよ、そんなに慌てなくても平気さ……ほら、近場に居たカップルは海で遊んでるみたいだし……見られたってお互い様だよ、きっとね」
「それで……水着についての感想、まだ聞いてなかったけど? それはそうさ、君に見せる為に用意してるんだからね、君の感想を聞かなくちゃ……一応、君の好みを考慮しつつ、僕のセンスもそこに上乗せして……と、こういう時はご託は良いね。どうだい?」
「……ふふ、ありがとう。そう言ってくれると選んだ甲斐もあるという物さ……ふふ、確かにね。これじゃ褒める事を強要してるみたいだ。でも、好みじゃ無いなら素直に言ってくれても良いんだよ? 僕はそれくらいじゃ怒らないし、むしろ来年、早ければ今年中にまた海やプールにでも行った時に君の意見に合わせて用意するというだけだからね」
「ところで、海に行かないのかない? ……ふふ、確かにね。海で日焼け、というのも1つの楽しみだね。じゃあ、僕も一緒に少し焼こうかな……ふふ、小麦色の彼女はお嫌いかな? くすくす……良かった。でも、そうなるとちゃんとサンオイルは塗ったかい? ……ふふ、だと思った。しないと斑(むら)が出来たり、何より日焼け後が辛いよ? ほら、塗ってあげるよ」
「はい、じゃあまずは前から……ふふ、自分で濡れると思うだろう? でもね、自分でやると意外と濡れてなかったりするのさ。塗ってすぐ、鏡で見れば判るんだけど……ま、大丈夫。僕に任せて、ふふ」
;サンオイルを塗ります。合間に呼吸音を。ほんのちょっとだけ荒い呼吸という感じで。
;また、距離が近いので囁く感じで
「ん……はぁ……ふぅ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……ふふ、胸板、結構厚いね……ん……はぁ……ふぅ……ふふ、知ってるさ……何度君に抱かれてると思っているんだい? そのたびに実感しているさ、ふふ……はぁ……ん、はぁ……はぁ……ん……ふぁ、はぁ」
「ほら、今度はお腹だよ……ふふ、くすぐったりしてしないから、そう警戒しないで欲しいな……はぁ……ん……はぁ、ふぁ……ん……ふふ、ちょっと腹筋には自信無し、かな? 僕はこのお腹、大層お気に入りだけどね、ふふ……はぁ……はぁ……ん……ふぅ……」
「さて、お次は腕と行こうか……ふふ、腕は特に塗るのが片手になるから斑になりやすいんだ。ほら、腕伸ばして……ん……はぁ、ふぁ……ん……はぁ……ふふ、今日はずいぶんと抵抗しないね? あまり人目が無いからかな……はぁ……ん……はぁ……はぁ、ふぅ」
「ん……首と顔もね……ふふ、ダメだよ? ここもちゃんとしないとね……ほら、まずは首から……ん……はぁ、ん……ふぁ、ん……ふふ、くすぐったくても我慢だよ。ほら、後ろの方塗るから……はぁ……ん……ふぅ、はぁ……ん……はぁ……ふぅ……はぁ……」
「じゃ、顔だよ……目、閉じて。ん、それで良いよ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……くすくす……いや、無防備に目を閉じられたからつい反射的に……ごめんごめん、ほら、今度はちゃんとやるから……ん……はぁ……ん……はぁ……ふぅ……はぁ……ん……」
「はい、後は……そうだね、足もやってしまおうか……ん、はぁ……はぁ、ふぅ……ん……はぁ……ふふ、こうやって足に塗ってるとまるで君に傅(かしづ)いてるみたいでちょっと気分が出てくるね……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……」
「意外かな? 僕はSでもMでもなくて、君が好きなだけだからね……はぁ、ん……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……君に何かする、っていうのが一番興奮するのさ、ふふ……はぁ、はぁ……ふぅ……はぁ……ん、はぁ……ふぅ、はぁ……残念、そろそろ脚も終わりだね」
「さて、残るは背中だね。じゃあ、うつぶせに寝てくれるかい? ふふ、もちろん寝転がらなくたって濡れるけど、どうせなら寝転がってそこに塗る方がらしく良いじゃないか。僕もそういうシチュエーションに憧れがあるのさ……ふふ、理解してくれてありがとう」
「うん、それで平気さ。じゃあ、背中に乗るから重かったら遠慮無く言って欲しいな。ちょっと腰浮かせたり、帰ったらダイエットするから……ふふ、冗談……ではないけど、それでも素直に行ってくれる方が僕としてはありがたいさ……じゃ、失礼するよ……ん」
「重くないかい? ふふ、それなら良かった。じゃあ、このまま背中を塗るよ……ん……はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……ん……ん、相変わらず……女の僕と比べると広くて寝そべり甲斐がありそうな背中だね……ふふ、冗談……かな? はぁ……ふぅ、はぁ」
「ん……そうだ……くす……まぁ、まぁ、悪巧みしてる事は認めるさ。でも、普段よりはだと思うけどね、ふふ……ん……ふぅ、やっぱり寝そべり甲斐のある背中だ……くすくす……そうだね、暑いだろうね……でも、汗が流れれば海に入れば良いし……僕とこうやって触れあうのは嫌かい? ……くすくす……君は本当に僕好みの回答をしてくれるよね……うん、僕の我が儘だから観念してね?」
「ああ、でも……こうやってただ寝そべるだけじゃないんだ……ふふ、どういう事か判らないかな? つまり、こう言う事さ……ん…ふふ……はい、これなーんだ……うん、水着の上……ブラの部分だね……くすくす……そういう事、今、降りたら僕は胸丸だしになってしまうね……ふふ、遠くから見ればすぐには判らないだろうし、カップルがイチャついてる程度にしか思われないさ」
「うん、どうしてこんな事をしたかっていうと……サンオイルを胸にも塗らないとな-、って……だから、こうやって垂らして……ん、はぁ……あ、んぅ……乳首擦れて……ちょっと声、出ちゃいそうだね……はぁ、んぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……」
「くすくす……いや、最初からこういうつもりではなかったよ? ただ、君にサンオイルを塗ってる間に妙な気分になってね……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……はぁ、はぁ……悪巧みが更に発展進化してしまった、といったところかな……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……」
「それに周りの目が少ないからこれくらいなら大丈夫だろう、と甘い算段もあるかな……んぁ、んぅぅぅ……乳首、スゴイ引っかかった……今のは声、本当に危なかったかも……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……ふふ、でもこのスリルがクセになってしまいそうだよ……」
「はぁ、はぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……あ、んぁ……んぅ、はぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……はぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……あ、ああ……んぁ、はぁ……はぁ、んぅ」
「ふふ、そうだね。この前のデートでも外で少ししてしまったし、僕はそういう願望があるのかもしれないね……はぁ、ふぁ……んぁ、あ、はぁ……ふふ、野外でのプレイ願望といえばそうかもしれないけど、見せつけたいのは僕の痴態じゃなくて君との関係性だよ?」
「それに君だって全くの無反応という訳じゃないみたいだからね……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふふ、大きくなってるんだろう? 腰がもぞもぞしてたからね……ふふ……だから、平気さ。イチャつくカップルなんて珍しくないだろうし、何よりここは穴場だから人目も少ない……まぁ、バレても旅の恥はとも言うし……普段よりも大胆な事をしてしまいそうだよ……ほら、手……入れるよ?」
「ん……ふふ、やっぱり大きくなってた……ここにもちゃんとサンオイル、塗らないと……ふふ、だーめ……僕はもうそういう気分になってしまってるからね……どうしても嫌なら力尽くで僕を振り落として欲しいな……そしたら諦めるよ、ふふ……手、動かすよ?」
「はぁ、ふぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、ぁぁ……ふふ、ぬるぬるしてるから普段よりも気持ち良く出来そうだね……はぁ、ふぁ……ふぁ、んぁ……うん、多分君以上に僕の方が気持ち良くなってると思う……ふふ、僕主導だからね、気持ち良いのは当然だったかな?」
「んぁ、はぁ……ひぁ、あ、んぁああ……んぅぅ……気を抜くと本当に声が漏れちゃうね……ふふ、君の背中が気持ち良いのがいけないんだよ? んぅ、はぁ……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……うん、言いがかりだね……でも、悪い気分じゃ無いってところかな、ふふ」
「はぁ、んぅ……あ、んぁ……はあ、ふぁ……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、は……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……あ、んぁ……んぅ、はぁ……はぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……あ、んぁ……ん、はぁ」
「ふふ……外での刺激がくせになりそうなのは、実は君もなのかな……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……あ、んぅ……ふふ、だって……君の物、こういう状況なのに全く萎縮する様子も無いし、何より……普段以上に元気に暴れてる気がするのは僕の勘違いかな、ふふ」
「はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ほら、君も遠慮せず気持ち良くなって良いんだよ……むしろ、なって欲しいな……あ、んぁぁ……ふぁ、んぅぅぅ……だって、このままじゃ僕1人で気持ち良くなって、僕1人で達してしまいそうだからね……それは寂しいだろう?」
「んぁ、はぁ……あ、んぁぁ……ふぅ、はぁ……だから、どうせ達するなら……君も一緒が良いな、ってね……んぁ、はぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぅ……はぁ、はぁ……ふふ、汚れたって海に入って洗い流してしまえば判らないよ……人に付く事もないだろうしね」
「んぁ、はぁ……はぁ、ふぁ……んぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、ああ……ん、んぅぅ……はぁ、ふぁ……はぁ、ふぁ……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……あ、んぁ……ふぅ、はぁ……んぁ、ああ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふぁ、はぁ……あ、んぁぁ……」
「あは……先走り出てる……のかな? サンオイルでぬるぬるになってるから、ちょっと判りづらいね……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……んぁ、ああ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふふ、でも……気持ち良いのは間違いないみたいだし、それが重要だね、ふふ」
「んぁ、はぁ……あ、んぅ……はぁ、はぁ……ごめん、正直僕は……もう、限界だね……一緒にイケるように頑張るけど……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……あ、んぁ、ん、んぅぅ……もし、僕1人だけイったらごめんね? でも、我慢出来そうにないよ」
「はぁ、はぁ……あ、んぁぁ……んぁ、ああ……はぁ、ふぁ……んぁ、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、あああ……ひぁ、ああ……んぁ、はぁ……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……あ、んぁ……ふぅ、はぁ……あ、ああ……んく、んぅ……ん、んぅぅぅ」
「やっぱり、無理だね……もう、イっちゃう……頑張って、みるけど……もし、僕だけだったらごめんね……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……んぁ、んぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、んぅぅ……はぁ、ふぁ……あ、んぅ……ん、んぅぅぅ……っ」
「っ……はぁ、ふぁ……はぁ、ふぁ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……はぁ、はぁ……やっぱり、僕だけイっちゃったね……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……我慢しようとしたけど……無理だったよ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……ん、はぁ……んぁ、はぁ」
「ふぅ、はぁ……ああ、もっと早めに悪戯するべきだった、それなら間に合ったかも知れないのに……それともこのまま続けて……ふふ、そういうと思った……ん、そうだね……軽くとはいえ、イったから上手に出来る自信も無いし今は止めとくよ……ごめんね、僕1人でイって……その代わり、君が望んだタイミングでスッキリさせるから、そういう気分になったら遠慮無く言ってくれよ?」
「くすくす……ま、そういう気分になったら、で良いよ。もしくはそういう気分なんだろうな、と思ったら僕がちょっと無理矢理にでもスッキリさせてあげるから……くすくす……親切の押し売りじゃないよ。ただ、僕だけ気持ち良くなってスッキリして悪いな、って思ってるのが……半分? 残りは……ふふ、君とそういう事をするのが、僕は結構好きだから……隙あれば、ってね、ふふ」
「ん……それじゃ、今度は僕にサンオイル塗って貰おうかな……あ、もちろんこのタイミングで悪戯して仕返ししてくれても……くすくす……まぁ、お任せするよ……うん、それじゃ体勢を入れ替えて……と、ブラが外れてるから気を付けないとね……ふふ、ま、少しくらい放り出しても今は誰もこっちを見てないよ……多分だけどね、ふふ……」
;3秒程度間