第10話 雪夜さんと耳かきコース お耳の洗浄編
雪夜さんのお部屋の襖を開ける主人公
雪夜 「ようこそお越しくださいました。主……本日は主のお耳掃除を雪夜が丹精込めて努めさせて頂きたく思います」
雪夜 「はい、私のお役目ということで、耳かきの極意というものを学んで参りました……こうして
忍装束に身を包んでいるのは主を癒すという私の覚悟です」
雪夜 「それでは主、お手を拝借致します……さぁ」
雪夜 「……(主人公が恥ずかしがるの気づく)」
雪夜 「いかがされましたか主……(そっと耳元で)どうか気負わず雪夜におもてなしをさせてください……はい、中へ参りましょうこちら」
歩き出す二人
雪夜 「少し暗いので足元にお気をつけください……今日は布団を敷いてお部屋を囲炉裏の明かりだけにしております」
布団の前に到着
雪夜 「それでは主、布団にどうぞ」
主人公寝る 雪夜さんも近くに座る
雪夜 「横になっていただけましたか……いかがでしょうか……かけ布団はありませんが囲炉裏の火が近いので暖かいと思います……主、なぜ布団の匂いを隠れて嗅ぐのですか……ん……(近づいて)私の匂いがお好きならこれから毎晩床を暖めに参りましょうか……いつでもお声をかけてください」
戻り
雪夜 「では、主、こちらの枕に頭を乗せてくださいませ……耳かきの前にまずはお耳の洗浄と按摩を致しますので」
主人公頭乗せる 主人公のやや後ろから語りかける
雪夜 「はい、私の枕ですが……お嫌でしょうか?……よかったです」
雪夜 「では主……目を閉じていただけますか?……はい……ありがとうございます……少々お待ちください」
手袋を脱ぎ畳む雪夜さん
雪夜 「んっ……これでいいでしょう……お顔を失礼致します……んっ」
雪夜さん主人公の瞼の上に畳んだ手袋を置き目隠しの布代わりにする
雪夜 「主、目隠しの布地をかけました……こうすることで余計な喧騒がなくなり落着けるそうです……え?この布がなんだか温かいですか?……はい、私の手袋を畳んで使いました……まだ温もりが残っているのでしょう」
グッと近づいて
雪夜 「くす(微笑)主は私の匂いがお好きなようですから」
雪夜 「本日は私の声とお耳だけを頼りに、ゆるりとくつろいでください」
右or左の耳元で
雪夜 「それではこちらのお耳からはじめてもよろしいでしょうか……はい、では頭を傾けさせていただきます故、身をお任せください」
戻り&右耳の方に移動しながら
雪夜 「失礼致します……んっ……」
雪夜 「まずはお耳を拭いて清めて参ります……お耳全体を軽く湿らせていきます」
雪夜さん桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る
雪夜 「はい、お湯は囲炉裏の茶釜で用意しました……温めに作っておきましたので熱くはないですよ」(効果音中に)
タオルを畳む
雪夜 「主、お耳に失礼致します……んっ……いかがですか?……はい、ちょうど良いですね……では拭かせていただきます」
拭くアドリブ 2分ぐらい
雪夜 「はい、このくらいでよいでしょうか……それでは本格的に耳たぶを清めて参ります」
陶器のようなものをゴトっと取り出す雪夜
洗顔フォームの泡を抹茶の要領で泡立てる雪夜さん
雪夜 「これはお風呂にある洗顔料です……お耳にも泡立てて使うといいそうです……こちらも含め道具は私の判断でお借りしてしまいましたがよろしかったでしょうか」(泡立てながら)
グッと
雪夜 「んっ……はい、ありがとうございます……お耳の中に泡が入るといけませんので綿で蓋を致します……んっ」
耳に綿を詰める
雪夜 「それでは、泡をお耳に付けていきますね……んっ」
茶漉しのようなもので泡をつける
1分泡をなじませるアドリブ
雪夜 「お耳の裏側も失礼致します」
30秒泡を馴染ませるアドリブ
雪夜 「ふふ、主のお耳が泡で包まれてしまいましたね……さぁ、雪夜におまかせください」
綿棒のケースを開けて中身を取り出す
雪夜 「この綿棒でお耳を流して参ります……お耳の外側からぐるりと致します」
綿棒を回しながら外周を掃除するアドリブ1分30秒
雪夜 「そのまま内側の窪みを致します」
綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ1分30秒
雪夜 「お耳の穴の周りもお流しします……」
綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ30秒
雪夜 「仕上げにお耳も裏側を綺麗に致します……」
綿棒を回しながら裏側を掃除するアドリブ1分30秒
雪夜 「ふむ、人の耳は……付け根のところは汚れがたまり易いのですね」(ラスト30秒辺り)
雪夜 「主、綿棒で清め終わりましたので泡を落とします」
桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る
雪夜 「いつまでも泡がついたままですといけませんからね」(効果音中に)
タオルを畳む その後近づいて
雪夜 「主、失礼致します……お耳を包むように落として参りますね」
タオルで耳を拭くアドリブ 1分
雪夜 「裏側もしっかりと落とします故……少々お待ちを」
タオルで耳を拭くアドリブ 40秒
タオルを畳む→その耳の綿を外す
雪夜 「これで一通り終わりましたので綿を外します……んっ……ふふ、お耳の中は後程」
雪夜 「それでは反対のお耳を致しますのでまた頭を傾けさせていただきますね……んっ」
左耳に移動 喋る位置は左耳やや後ろ
雪夜 「では……こちらのお耳も清めて参ります」
桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る
雪夜 「主、喜んで頂けておりますか……はい、なによりです……ふむ、やはり忍装束を着ると身が引き締まります」(効果音中に)
タオルを畳む グッと近づいて
雪夜 「お耳にあてますね……んっ……」
拭くアドリブ 2分ぐらい
雪夜 「こちらもお耳を泡と綿棒で流して参りますね」
洗顔フォームの泡を抹茶の要領で泡立てる
雪夜 「また泡を作りますのでしばしお待ちを……」
雪夜 「んっ……お耳の中に綿を詰めさせて頂きます」
耳に綿を詰める
雪夜 「はい、泡をお耳に失礼します……んっ……馴染ませて参ります」
茶漉しのようなもので泡をつける
1分泡をなじませるアドリブ
雪夜 「裏側も失礼致します……」
30秒泡を馴染ませるアドリブ
雪夜 「ふむ、いいですね……お耳を綿棒で流していきます」
綿棒のケースを開けて中身を取り出す
雪夜 「この綿棒という道具はいいものですね……私の耳にもとても心地が良かったです」
近づいて
雪夜 「ふふ……はい、自分の耳で扱いは覚えました……それでは失礼致します」
雪夜 「んっ、この回すような動きが心地よいのですよね……私もでした」
綿棒を回しながら外周を掃除するアドリブ1分10秒
雪夜 「窪みもお流しします……」
綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ1分30秒
雪夜 「ふふ、ここお好きですか?……穴の近くですね」
綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ30秒
雪夜 「裏側に参りますね……」
綿棒を回しながら裏側を掃除するアドリブ1分30秒
雪夜 「ふむ、やはり付け根のところはよく汚れがとれますね…」(ラスト30秒辺り)
雪夜 「主、清め終わりましたので泡を落として参ります」
桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る
タオルを畳む
雪夜 「お耳失礼致します、こちらも包むように拭いていきますね」
タオルで耳を拭くアドリブ 1分
雪夜 「主はこうして洗われるのがお好きですか?……ふふ、ではいつか主のお背中もお流して差し上げたいですね……もちろん主がよろしければですが」(ふきながら)
タオルで耳を拭くアドリブ 40秒
タオルを畳む→その後耳の綿を外す
雪夜 「綿を外します……これでお耳の外側は清め終わりました……一度頭を戻します」
中央へ
雪夜 「気持ちよかったですか?……はい、それは何よりです」
雪夜 「次は主のお耳を按摩させて頂きます……はい、まだまだくつろぎは序の口です」