第5話 あれから1ヶ月
部室のドアが開いてドタドタとコン狐が駆けてきて襖の扉が開く
コン狐 「わ~師匠~やったよ~」
コン狐主人公に勢いよく抱きつく
主人公 「おわっと……どうしたコン狐!?」
コン狐 「……どうしたのって……もぉ、師匠忘れちゃったの?……今日は変化ライセンスの合格発表日だよ」
主人公 「……そうだった、そうだった……で、どうだった?」
コン狐 「ううぅ……絶対忘れてたでしょ……もういいもん、師匠には教えてあげない……ふーん」
主人公 「悪かった……ほら機嫌直せ……まぁ、その反応は受かったんだろ?」
コン狐 「んっ……頭ナデナデしても遅いんだから……ん……そうだよぉ……受かったよぉ……師匠も
喜んでくれると思ったのに……んっ……だめです……このぐらいじゃ機嫌直しません」
主人公 「ん……今日は強情だ」
コン狐 「……こういう時はどうすればいいかわかってるよね、師匠……んっ……ぎゅっ、じゃなくて……その、もっとすごいやつ……」
主人公 「何それー。言わなきゃわかんないなー(棒)」
コン狐 「い、言わなきゃわかんないの?……ちゅ……ちゅーして……ほしいなぁ……」
主人公がキス
コン狐 「んー……ちゅ、ちゅっ、ちゅ……んっ……もっとぉ……ちゅっ、ちゅ、ちゅっ……ちゅっ……えへへ、機嫌直してあげる♪」
コン狐 「ふふっ、ほら、ちゃーんと合格したよ♪変化ライセンスC免許……ここにCって書いてあるでしょ……あ、写真はよく見ちゃだめ!ちょっと変な顔だから」
コン狐 「あのね、あのね、これで半径50キロメートルは移動OKになったから、隣町まで行っても大丈夫になったんだよ」
主人公 「コン狐ががんばったな」
コン狐 「ううん、私もがんばったけど……あれから一月、毎週耳かきに付き合ってくれたり、座禅を一緒にしてくれた師匠のおかげだよ……滝にうたれて風邪を引きかけたこともあったよね……本当にありがとう」
主人公 「……」
コン狐 「……」
コン狐 「……もう一回ちゅーしよっか……さっきのは仲直りのちゅーで、今回はお祝いのキス!……なでなでしながらチューしてほしいなぁ……ということで、んっ」
コン狐 「んっ……ちゅちゅ、ちゅっ……んっ……ふふ…ちゅちゅちゅっ」
コン狐 「えへへ、今度一緒におでかけしようね」?