第7話 きつねのおもてなし
土曜日の夜
善行部のドアが開く するとコン狐が座ってお出迎え
コン狐 「ようこそいらっしゃいました♪……お客様♪」
主人公 「……なにしてんだコン狐?」
コン狐 「むっ……師匠、今日は私がおもてなしするから、師匠はお客様なの!」
主人公 「あ、あぁ、そういう感じ」
コン狐 「うん♪そういうことだから、師匠は存分にもてなされてください」
主人公 「はいはい」
コン狐 「それでは、お部屋にご案内します……お手を拝借♪……さぁ、こちらですよー」
主人公 「こちらって、いつもの部室だろ?」
コン狐 「……どうせいつもの部室?……ふ、ふ、ふ……お客様、驚いたらいけませんよ……」
襖が開く
コン狐 「……ナナ狐ちゃんに頼んで一緒に模様替えをしちゃいましたー♪……どう?旅館みたいでしょ?」
主人公 「な、内装が完全に変わってる!?」
隣の部屋の襖まで歩く
コン狐 「言葉もでないようですねぇ……でもこっちはもっとすごいよ……えい♪」
襖が開く
コン狐 「囲炉裏のお部屋を耳かき部屋に改造しちゃいました♪」
コン狐 「フカフカのお布団に、各種耳かきグッズ……それに囲炉裏もつけておいたからお部屋も暖かいよ……ということで最初は耳かきでお客様をおもてなしします」
コン狐 「いっぱい勉強したから今日は楽しんでくださいね」