Track 7

女奴隷の献上品

# [芽衣]恭しく。しかし慣れてはいない。 00-0「この映像をご覧になられている貴方様。初めまして。わたくしは芽衣と申します」 00-1「厳密に申し上げるならば、一度お目に掛かっているのですが……」 00-2「わたくし、芽衣はこのたび、直属の主人である千月さんのご命令により、 こうして自己紹介用の映像を撮影し、改めて貴方様へご挨拶させて頂きます」 # [芽衣] 01-0「わたくしは今、自宅リビングの床に正座し、千月さんの構えたカメラに向かって、 こうして話しかけさせて頂いております」 01-1「着用しているのは、このお気に入りのネグリジェ一枚のみ」 01-2「ショーツもブラジャーも、下着は一切身に付けておりません」 01-3「このネグリジェも、千月さんに合図を頂き次第、脱ぎ捨てる予定で御座います」 # [芽衣]ここは苗字込みで名乗ります。 02-0「わたくしのフルネームは馬原芽衣(まはらめい)」 02-1「動物の馬に、原っぱの原。草木(くさき)が芽吹く、の「芽」に、衣(ころも)で、馬原芽衣」 02-2「実家住まいで、兄弟はなし。自宅住所は裏川通り(うらかわどおり)西3丁目、5番地の6号」 02-3「秋宮西に通っており、クラスは3年2組。出席番号19番」 02-4「女子テニス部の部長を務めております」 # [芽衣] 03-0「わたくしが貴方様にお会いしたのは、去年の地区交流戦でのこと」 03-1「まだ覚えてらっしゃるかわからないのですが、 あの日、わたくしは会場にいらしていた貴方様に対し、高圧的な態度を取ってしまいました」 03-2「当時のわたくしは、自分がいかに矮小(わいしょう)で愚かな存在か正しく認識できておらず、 高貴な殿方に対して、不遜極まりない振る舞いをしてしまいました」 03-3「今更の謝罪にはなってしまいますが、あのときのご無礼を、 ここに土下座してお詫びさせて頂きたく存じます」 03-4「大変失礼致しました……」 # [芽衣] 04-0「なぜ、今わたくしがこうして改心し、貴方様に謝罪させて頂くに至ったのか、ご説明致します」 04-1「全ては、千月さんの教育によるものです」 # [芽衣] 05-0「あの日、わたくしは貴方様だけではなく、千月さんともお会いしました」 05-1「わたくし自身、その直後はお二人の事を深く気に留めていなかったのですが、 千月さんはあの日、わたくしを見て素養を感じ取って下さったそうです」 05-2「素養。牝奴隷としての素養で御座います」 # [芽衣] 06-0「両親から与えられ、小さな頃からスポーツに励んで健康的に育んで(はぐくんで)きた女の肉体」 06-1「そして――。下等奴隷として蔑まれ、虐げられる(しいたげられる)ことに悦びを見い出す、マゾ性」 06-2「千月さんは僅かなやり取りだけで、わたくしの外見的特徴のみならず、 内面的なマゾ奴隷気質まで見抜かれてしまいました」 # [芽衣] 07-0「あとは簡単だった。と、千月さんは仰います」 07-1「素養のある者を見つけてさえしまえば、堕とすのは造作もない、と」 # [芽衣] 08-0「実際、その通りでした。千月さんはあれから、わたくしの前に頻繁に顔を見せるようになりました」 08-1「下校途中であったり、あるいは他校との試合会場であったり……。 街中で顔を合わせたことも御座いました」 08-2「他校生である千月さんがどうしてあぁも自在にわたくしの行き先を把握されたのか、 わたくしには不思議なのですが、ご本人は教えて下さいません」 08-3「その気になれば簡単なことなのよ、と、千月さんは微笑まれます」 # [芽衣] 09-0「千月さんはわたくしに、好意があるかのように振る舞われました」 09-1「最初から、気づいておりました。嘘だと。 彼女はわたくしに取り入りたいだけで、全部まやかしの言動なのだと」 09-2「ですので初めのうちは、ただ鬱陶しいだけでした」 09-3「なのに……、どうしても。演技だ、嘘だ、と、頭ではわかっていても。 わたくしは彼女に惹かれずにはいられませんでした」 09-4「もともと男性は苦手だったのですが。まさか自分が女の子に惹かれるなんて、思いも寄らず……」 09-5「わたくしは戸惑いました」 09-6「でも。その気持ちすら、違ったんです」 09-7「わたしが千月さんに惹かれたのは、彼女が可愛らしい女の子だから、ではなくて」 09-8「千月さんが持つ、支配者の気質。サディスティックな匂い。 暴力的なカリスマ性に惹かれただけだったのだと、千月さんご本人に教えて頂きました」 # [芽衣] 10-0「千月さんは貴方様の性奴隷である、と、彼女と初めてエッチなことをした際に、お伺いしました」 10-1「わたくしにとって、千月さんはとても美しくて、凛と輝いていて、強くて、恐ろしくて……。 尊敬の対象です」 10-2「そんな千月さん、あれ程の女の子を性処理玩具(せいしょりがんぐ)として支配下に置かれる貴方様は、 きっと、もっとずっと偉大なお方なのだと、今は想像しております」 # [芽衣] 11-0「千月さんに教えて頂きました」 11-1「卑小な人間は、より大きな方(かた)に支配され、お仕えすることに悦びを感じるものだ、と」 11-2「わたくしは千月さんのご指導で、それを実感しました」 # [芽衣] 12-0「千月さんがわたくしを性的に堕とし、ご教育下さった理由はただ一つ。貴方様に捧げるためです」 12-1「千月さんは仰いました。教育が終わり、牝奴隷として恥じない最低限の作法を身に付けたら、 お前をパパさまに新しい牝穴として差し出すのだ、と」 12-2「先日、卒業の許可が下り(おり)ました。 牝奴隷としての出荷基準を満たしたと、千月さんに認めて頂きました」 # [芽衣] 13-0「一度お目に掛かっただけの、しかもそのときは失礼を働いた小娘が、僭越ながらお願い申し上げます」 13-1「どうかわたくし、芽衣を新しい牝奴隷として、貴方様のオマンココレクションの末席にお加え下さい」 # [芽衣] 14-0「牝奴隷の心得。考え方。作法。振る舞い。一通りのことは、千月さんから仕込まれております」 14-1「また、生のオチンポ様なしで学習できる範囲のモノにつきましては、実技も叩き込まれております」 14-2「もちろん、処女。男性との性体験がないのはもちろんのこと、キスや交際、手を繋いだことも、 特別に想った相手も御座いません」 # [芽衣] 15-0「千月さんとは……。そのっ。女同士では、あるのですが……」 # [芽衣] 16-0「わたくしを奴隷コレクションにお加え頂くことが赦されるのか。 全ては貴方様がお決めになることですが、わたくしなりの覚悟をお見せし、 精一杯のアピールをさせて頂きたいと思います」 16-1「まず……。こちらのバインダーをご覧下さい。こちらには、以下の書類をまとめて御座います」 16-2「奴隷誓約書が1枚。労務規約書が1枚。これらは、千月さんにアドバイスを頂きながら、 わたくしが旦那様に牝奴隷として承認された暁にお約束したい内容を自分の言葉でまとめて御座います」 16-3「奴隷誓約書に基本事項を、労務規約書に詳細な内容を」 16-4「次に、婚姻届け。これは実際に市役所で貰ってきた、正式な書面になります」 16-5「奴隷誓約書と労務規約書、そして婚姻届けには、既にわたくしが署名・捺印(なついん)済みです」 16-6「あとは貴方様のお名前さえ入れて頂ければ、私的にも法的にも、わたくしは貴方様の所有物となります」 16-7「もちろん、婚姻……などと、まだ奴隷として囲ってさえ頂いていないのに、 厚かましいことこの上ないのは、重々存じ上げております」 16-8「これは、いかなる法的書類にも無条件にサイン致します、という、わたくしの意思表示とお考え下さい」 # [芽衣] 17-0「それと、銀行の預金通帳。暗証番号を記した紙も一緒に」 17-1「学生の身分なので、小遣い程度の額しか御座いませんが。1円残らず、上納致します」 17-2「また衣服や小物等、全ての私有財産につきましても、目録を作って御座います」 17-3「いつでも自室を査察頂き、徴収して頂けるよう、ご用意しております」 17-4「わたくしの物は貴方様のモノ。わたくし自身の所有権を受け取って頂けた時点で、 わたくしに属する物は全て貴方様の所有物です」 # [芽衣] 18-0「次に、肝心の牝肉の具合ですが……」 18-1「千月さん、宜しいでしょうか?」 # [千月]事務的に。 19-0「どうぞ。服を脱ぐことを許可しますわ」 # [芽衣] 20-0「有難う御座います。下等奴隷の芽衣が、ネグリジェを脱ぎ、全裸をさらけ出させて頂きます」 20-1「んっ……」 # [芽衣] 21-0「このように……。わたくしはカメラの前で自ら全裸を晒す、淫乱痴女で御座います」 21-1「胸は……。大きい、と、思います」 21-2「このおっぱいも……。揉み、吸い、つねり。 主人たる殿方に弄んで(もてあそんで)頂くために膨んだのだと、千月さんに教えて頂きました」 # [芽衣] 22-0「いかが……で、御座いましょうか?」 22-1「こうして全裸を披露させて頂きましたが、こればかりは、やはりお手に取ってご確認頂かないと、 わからない部分かと存じます」 22-2「この映像にて一次審査の後(のち)、 二次審査として面接ならびにボディチェックを実施して頂ければ光栄です」 # [芽衣] 23-0「お名前すら存じ上げない殿方に隷属したいなど、はしたない女だと、わたくし自身、思います」 23-1「ですが。千月さんの教育を受けてしまった今。わたくしは、自分の、より尊いお方に使って頂きたい、 服従したい、という願望を押し止めることができません」 23-2「わたくし、芽衣は、主人である千月さんのさらに主人であらせられる貴方様の、 牝奴隷になることを切に志望致します」 23-3「一生涯(いっしょうがい)貴方様だけに尽くす人生を送ることを、どうかお認め下さいますよう、 平に(ひらに)、平にお願い申し上げます」 # [千月] 24-0「それでは最後に、股を開いて懇願して〆ましょうか」 # [芽衣] 25-0「はい……」 25-1「このように……。処女の身でありながら、自分の指で膣穴(ちつあな)の肉を左右に押し広げ、 オチンポ様に犯して頂くおねだりをすることばかり、何度も何度も、繰り返し練習して参りました」 # [芽衣] 26-0「まだお互いに詳しく知りもしない間柄では御座いますが……」 26-1「どうか千月さん。それに、他にもいらっしゃるという性奴隷コレクションの末席に、 わたくしもお加え下さい」 26-2「芽衣は貴方様の肉棒に貫かれ、処女喪失する日を楽しみにしております!」 # [千月]最後は自分で持っていく。 27-0「よくできました。うふふ……」 27-1「パパさま。ご覧になられますか? 芽衣の綺麗な首元」 27-2「パパさまは芽衣に、一体どんな首輪を授けてくれるのでしょうか」 27-3「きっとこの娘(むすめ)にならどんな首輪だって良く似合うと、千月は思います」 27-4「パパさま。千月からの献上品。新品牝奴隷の芽衣、どうかお納め下さい」