Track 1

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;ハロウィンの準備中です 「んーーー……ハロウィンで遊ぼうってのは判るよ? コスプレもまー判るけど……ハロウィンのコスプレってこーゆーのだっけ? ……いやぁ、ハロウィンってそもそもそーゆーイベントなのかなぁ、って……ま、良いんだけどさー……ていうか時期的に寒くないかなぁ、これ……オシャレは我慢って、そういう意味じゃないと思うけど……えっと、それでこれ着て……うぇ……ま、マジで?」 「だって、パーティーって当然知らない人も来る訳でしょ? その中でこういう格好って……うー、ま、まぁ、これくらいなら平気、かなぁ……え……い、いや、別にそういう人がいるからって訳じゃ……て、てか! そっちこそ付き合い始めたんだし、こーーんな格好してコスプレパーティーとか良いの? ……あ、そ。心配して損した……お楽しみ前提なら、ねぇ? てか、やる事やってんだ?」 「んふふふ、いっつもこっちに変な疑惑かけてきたんだし、とーぜんでしょ。そりゃ、根掘り葉掘り聞きますよ? で、で、で? 実際どれくらい進んだの? もしかしてもう……うわぁ、キスくらいはしてると思ったけど……あー、なるほどね。彼って真面目そうだもんねー……ははーん、だからちょっと露出多めで誘惑、みたいな? ふふ、だと思った……ま、上手くいってるなら何よりだって」 「だって、前にうちの兄貴に気があるー、みたいな事言ってたから心配してたんだって……へ? い、いや、そうじゃなくて……ほ、ほら! うちの兄貴って外から見たらそこそこ良いけど、中身ダメダメっていうか、駄目! って感じだし? ぶ、ブラコンじゃないし! てか、この年になってブラコンとかキモいじゃん! うぐ……いや、まぁ、別に兄貴が誰と付き合おうと……自由、だけどさ」 「……へ? ……い、いやいや、なんで? なんでいきなり兄貴も誘おうって……うっそ!? え、ほ、本当に? だ、だって他に兄貴に気がある人間がいるなんて思って無かったし……あー、ダメダメ! てか、兄貴イベント呼ぶとか妹的にちょー楽しくないし! そうそう、家でさんざん顔合わせてるのに外でもなんて、ねぇ? ……あー、いや、まぁ、話を聞くくらいは良いけどさぁ……でも」 ;徐々にフェードアウト ;3秒程度間