Track 4

第1話 スクール水着生活はじめます!

次の日、ヒロインの家のチャイムを鳴らす主人公 すると申し訳なさそうにヒロインが出て来る ミズキ 「お、おはよう」 ミズキ 「ご、ごめんね家まで来て貰っちゃって……その私、あっくんと付き合った訳だから早速で、デートとかいきたいなって思ったんだけど……その……」 ミズキ 「え……うん……その、服の下にスクール水着着るの恥ずかしくて……家から出る勇気がまだ出ないんだ……ほら……肩の紐見える……かな?(照れ)」 ミズキ 「水着の肩紐の紺が上手く活かせるような服にしてみたんだけどかわいいかな?……って……肩紐ばっか見てる……喜んでくれるのは嬉しいんだけど……複雑だよぉ」 ヒロインの手を取る主人公 ミズキ 「え……手握って……へ、早速行こう?……う、うん!……ど、どこ行く?私の好きなとこどこでも……え、え!?心の準備出来てないよぉぉっ」 場面転換 ミズキ 「とりあえず駅の方まで来ちゃったね……もう私、ずっとドキドキしっぱなしだよ……服の下に スクール水着着てるし……あっくんに手握られてるし……何か訳わかんなさすぎて頭パンクしちゃいそう」 ミズキ 「そ、その、ずっと手握ってくれて嬉しいんだけど……私手に汗いっぱいかいちゃってるし……大丈夫かな?」 ミズキ 「よかった。ふぇ、あっくんもこういうの夢だったの?……あはは、そうなんだ……何かちょっと私も落着いてきたよ」 ミズキ 「ふぅ、でもスクール水着って着たまま動くとけっこう暑いんだね……水着って普通はプール以外では着ないから初めて知ったよ」 ミズキ 「ポリエステル100ぱーせんと?ふーん、そういう素材で出来てるんだ……え?そこの喫茶店で休んでくれるの?い、いいの……おー、今日のあっくん凄く優しいね……スク水効果なのかな」 場面転換 室内でお茶してる二人 ミズキ 「はぁー、建物の中は涼しいねーオレンジジュースおいしいなぁー、うーんでもギョクビタあればなぁー」 ミズキ 「ふぅ……気を遣って貰ったうえに奢ってくれてごめんね」 ミズキ 「スク水ファースト!?……そういうのもあるんだ……覚えとくね……すごいんだねスクール水着」 ミズキ 「うん、ありがとう、エアコンの効いた室内だったら暑さは大丈夫だよ」 ミズキ 「にしても変な感じ……あっくんずっと私の事見てる」 ミズキ 「え、ううん!全然いいよ。ずっとこういう感じになりたかったんだから……凄く嬉しいよ」 ミズキ 「え?うーん、スクール水着を好きになるとかはまだないかな……あ、でもね!今日は目を瞑らないでも水着が履けたよ」 ミズキ 「あ、ありがとう……えへへ、褒められちゃった……じゃ、じゃあ今度私の番ね!」 ミズキ 「私もスク水に慣れるから、あっくんも私に慣れる……交換条件だからね、にへ」 ミズキ 「え、うーん、何すればいいかー……考えてなかったぁ」 ミズキ 「じゃ、じゃあ!私の好きな食べ物はたらこスパゲティです!覚えて!」 ミズキ 「んとんと……私は頭を撫でられるのが昔から好きです」 ミズキ 「あれ?反応に困ってる?んと、じゃあこれだけは覚えてほしいな……私の誕生日は8月31日です!」 ミズキ 「うん、覚えてね……えへへ……ふぅ」 ミズキ 「え……あはは、流石に喫茶店の中は人がいっぱいで緊張するなって……水着を着て外歩くなんて プール以外で初めてだし……ちょっとだけ……(プールの事を思い出す)ね」 ミズキ 「慣れ……なのかな?……そうだよね……わかる訳ないよね!……見た目は普通の服だもんね」 ミズキ 「え、もっと慣れるのにいい場所?……そんなのあるの?」 場面転換 そこは近くの市営プールだった ミズキ 「ぷぷぷ、プール!?」 ミズキ 「う、うん……一回だけこのプール来た事あるよ……小っちゃい頃に……近所だしね」 トラウマがフラッシュバック中 ミズキ 「そ、そう……水着はプールで真価を発揮するんだ」 ミズキ 「ごめん……プールはちょっと……無理かも……(震えながら)」 ミズキ 「プール怖い……ぐすっ……せっかく誘ってくれたのに……ごめん……ごめんね……私帰るね!」 ヒロイン走り去る