第2話 ミズキのためのスクール水着初級講座
デート失敗から数日後
主人公の家のチャイムが鳴ったのでドアを開ける
ミズキ 「来ちゃった……その、この前は急に帰っちゃってごめんね……電話でもさんざん謝ったけど」
ミズキ 「ううん、あっくんは悪くないよ……また少しづつ頑張ってみるよ」
ミズキ 「え、うん、実はね、私もそのつもりで来ちゃった……あのね!……いきなり外でデートとかプールはレベルが高いと思うの……だからお部屋の中から慣れてみるのはどうかなって……」
ミズキ 「だから……ね?今日から夏休みの宿題を一緒にしないかな?」
場面転換
主人公の部屋に入る二人
ミズキ 「お邪魔します……おー、あっくんのお部屋2回目だ」
ミズキ 「うん、そこのちゃぶ台に座ればいい?……あ、でもその前に……スクール水着着てくるね……持って来たから」
ミズキ 「あはは、目の色変わるね、やっぱり……じゃあ私、お部屋の外で着替えてくるね」
ヒロイン部屋の外に出るためドアを開ける
ミズキ 「信用してるけど……覗いちゃダメだからね!」
ドア閉まる
ヒロイン脱ぎ始める
ミズキ 「んしょ……んっ……んっ……」
ミズキ 「ふぇ……なんでピッタリスクール水着を着るタイミングわかるのすごすぎるよ……うん、大丈夫、一人で着れるよ……んっ……」
ミズキ 「肩を通して……んっ……最後に整えて……うん」
ドア開く
ミズキ 「おまたせー、うわっ、携帯電話構えてる!?え、写真なんか撮ったら恥ずかしいよ」
ミズキ 「ううっ、個人観賞用でもダメ! 」
ミズキ 「い、1枚だけ!?……そんなに撮りたいの?……うーん、じゃあ1枚だけだよ」
ミズキ 「ポーズ!?恥ずかしいのはダメだからね……手を後ろに組む?こ、こう?スク水がよく見えるように?……はぁ……私よりスク水が撮りたいんだ……これでいいかな?」
シャッターを押す主人公
ミズキ 「えーっとそれ似合ってるって事なのかな……旧スクール水着って言うんだこれ、知らなかった……古いのってこと?」
ミズキ 「う、うん、確かにかわいいよね……ワンピースみたいにスカートになってるし」
ミズキ 「へー、水抜きっていうんだ」
ミズキ 「え、プリンセスラインって何?……お姫さま?」
ミズキ 「ぜんめんさいほうせん……あ、この前の縫い目の事?……これが私の身体のラインで綺麗に見えるんだ……ホメられてるのかな一応?」
ミズキ 「め、女神って!?さすがに言いすぎだよ……え、もう一枚だけ?……うーん、しょうがないなぁ……ポーズはどうしよっか?」
ちょっとノってるヒロイン
ミズキ 「水抜きをたくし上あげるの!?……おへそ見えちゃうよ……ううっ……チラッとだけだからね……ふぇ、濡らしてほしいの!?……それはちょっと……はい、これでガマンして」
シャッターパシャリ
ミズキ 「ど、どういたしまして……凄い嬉しそうだね」
ミズキ 「あのさ……ずっと聞きたかったんだけどスク水だけじゃなくて、スク水を着た私はかわいいかな?……ちゃんと水着姿を見せるのは今日が初めてなんだし……感想聞きたいな……なんて」
ミズキ 「ど、どうしたの……じっと眺めたまま考え込んで……実は似合ってないとか」
ミズキ 「……すごくかわいい……ほ、本当に!?私も含めて」
ミズキ 「え……えへへ……嬉しいな……私、あっくんにはじめて女の子として見てもらえた様な気がする」