Track 4

Scene04「天眼寺亜子、初めて絶頂する」

…… お、おはよう。 ………今日もさわやかな朝だな。 ……い、一時限目は特殊教室だったかな…? い、行こうか… …… 東校舎は…アレだな…その。空き教室が、多い…な。 …… そこの空き教室…なら…誰も、来ない…か… …… ふぅ、ふぅ…ん、ちゅっ…っちゅっ… 君の、せいだっ… 君が、私を、おかしく、んちゅ…してしまった…っ… ちゅっ…ちゅっ… 休み時間ごとにっ、毎日、こんな…ちゅっ… キスをしないと、た、たまらなくなる身体になってしまった…っ 君のくちびるがっ…恋しくて、恋しくて… ん~~~~っ…ちゅぽっ、はぁ、はぁ、はぁ… 最近、勉学も、剣術も、手につかん…っちゅ…。 はぁ、はぁ… こんなこと、いつまでも続けては…っダメになってしまうっ… ちゅるるるるっ、りゅるっ、ちゅるっ… キスしても、キスしても…こう…胸の奥がモヤモヤするばかりで… どうにか、してくれ…っ… ちゅるっ、ちゅちゅちゅっ…! え…? この、モヤモヤを解消する方法がある、のか…? …? い、イく…? イケばいい、って…どこへ…だ…? ち、違う…? はぁ、はぁ…触る…? ど、どこを…? …… ひゃうっ…! な、ななな、なんだっ…!? ちょっと…! 君っ…! ど、どこを触ってるんだっ…! ダメだ、ダメっ…! そこはっ…そんなっ…! ま、ま、まっ、股…なぞ…汚いっ、汚いからっ、やめて…くれっ…! 最近、変なのだっ… 君とキス…しだしてから、その…凄く「そこ」に…汗をかくようになってしまって… 下着が…っ 汗でぐしょぐしょになって…! だから、さ、触らないでくれ…! 君にっ…きっ……らわれたく…ないんだ…! …… え…? 汗、じゃない…? ほ、本当にスッキリ、するから言うとおりに…じっとしてて…と言われても…っ ! ン! んあっ…! …わ、わかった…っ 君に、まかせる…… うむ…今まで君が、私に間違った事を言ったことなど無い… 信じる…っ ……その…「して」みてくれ…っ んひっ、あっ、あっ、あっ…! ああっ! あっ…! あっ…! …… こえっ、が、出て、しまうっ…! 教室の、外に、聞こえてしまうっ…! んうっ、ううっ、うっ、んううっ…! んうううう~~~~っ んっ、んっ、んっ…! んっ…! んうぅぅっ! ぷはぁ… これは、何っ…!? はぁ、はぁ、はぁ…! ふぅっ、ふぅ~っ、ふぅっ… こんな感覚…初め…て…でぇっ…! (再び手を) んふぅっ! んふーっ、ふーっ、ふっ、ふっ…! ん~~~っ! ンッ!んっ! ンッ! ンっ…! !? ん~~~~~~~~~~~っ…!!!!! ふぅーっ、ふぅぅーっ… ……… なんっ… 何だ、これは…? これ…? これが…、い、イった……イく、という、ことなのか…? はぁ、はぁ、はぁ…っ… スッキリ…したか…と言われれば… …よ、よく、わからない… 頭がぼーっとして…何がなんだか、わからない…… ……あ…… なんだ、これは…? 床が… 汗が、こんなに… こ、これは私の汗か…? あ… あい、えき…? 気持よくなると出る…ものなのか…? そ、そう…なのか… はー、はー、はー…ふぅ、ふぅ… はぁー…はぁー… …… ん… 少しその…落ち着いた、ような…気がする… そ、そうだな… 今まで、イクということを…知らなかったから… 君とのキスで、高まるだけ高まって…高まったまま、だったから、ずっと、こう… やりきれない何かが溜まって、どうしようもなくなっていた…と… な、なるほど… ふぅ~~っ… はぁ… う、うむ… だ、大丈夫だ、落ち着いた…… き、君は…凄いな。本当に…私以上に、私の身体のことが、わかっている、というか… まっ…まっ…股…を、手で…こう…こすられる…だけで、あんなに…あんなに… うう… …… う… そ、そろそろ授業が始まってしまう… 教室に向かわねばな… …… あの…だな… ……さっきの… また、気分が落ち着かなくなったら…その、して、くれるか…? …… あ、あり…がとう… で、では…そろそろ行くか…!