Track 3

猫又さんに舐められる

耳かきは終わりだけど・・・にゃぅ、わたし、ご機嫌ななめよ。 梵天は良くってわたしのシッポはだめなんて納得いかない。 それにあなた・・・くんくん・・・またにおいが消えてる。 ええ、におい。 聞いたことないかしら? お風呂あがりに猫が体をすり付けてくる理由。 甘えてるんじゃなくて・・・消された自分のにおいをつけなおしているの。 だからこうやって・・・。 首筋をこすり付けてにおいをつけるの。 この飼い主は自分のものだって・・・だから近付くなって意思表示。 んぅ?くんくん・・・消えてるだけじゃない・・・ これって他のメスのにおい? 全くもう・・・困った飼い主ね。 におい上書きしなきゃ・・・んぅ、ん・・・ふ・・・。 少し下がって・・・膝に乗せなさい。 にゃによぅ、わたしは猫よ。 飼い主の膝に乗って何か問題があるのかしら? ほら、あご上げて。 んにゃぅ・・・すりすり、んぅ・・・もっと・・・。 動いちゃだめ・・・わたし・・・ゴホン、ワガハイのにおいを擦り付けるんだから。 にゃぅ・・・すりすり・・・ん、ふはぁ・・・それにあなたの耳・・・。 シッポをこすりつけてあげなきゃ。 ほーらほら、どう? 梵天よりずーっときもちいいでしょう? ふわふわの毛並みよ、鳥の羽に負けたりなんかしないんだから。 むむ・・・まだ痒いっていうのかしら。 はむっ・・・くすぐったいっていうなら・・・ 噛んでむず痒いのなおしてあげればいいんでしょう。 大丈夫よこの姿ならそんなに歯も鋭くないから。 かぷ、かぷかぷ・・・んぅ、かぷっ・・・あ、ごめんなさい、痛かった・・・? 血は出てないけど、力入りすぎちゃったみたい・・・。 ぺろ、れろ・・・れる、ちゅぅ・・・お詫びに舐めてあげる。 だ、大丈夫よ。 舌のザラザラも少なくなってるもの、痛くないでしょう? ・・・良かった・・・はむ、れるぅ・・・ちゅ、ちゅぅう・・・。 むしろ、何? ・・・きもちいいの? にゃふふ、梵天の時よりうっとりだらしない顔になってきてる。 ならもっと・・・舐めてあげる。 ちゅぷ、れろれろぉ・・・はむ、んんっ・・・んふ、んちゅ・・・。 反対の耳も・・・ちゅぷ、んむ・・・はむ、ちゅっちゅ・・・ ん?恥ずかしいからそのくらいにしろって。 いいじゃない、耳を舐めあうのは猫の愛情表現のいっか・・・ あ、愛情って・・・ん、んぅ・・・兄弟とか親とか飼い主とか・・・ そういう愛情、かも・・・しれない。 う、うるさいわねえ・・・じゅる、れる、ちゅぷ・・・んんっ。 んぅ?あたってるって・・・なにが? にゃふふ、おとなしく照れてなさいよ若造。 ふわっ?にゃ、何かあたってる・・・ ああ、これ知ってるわ。生殖器でしょ、ここ。 だ、大丈夫よ!け、経験はないけど・・・問題ないわ。 あなたとは年期が違うもの。 大人しくわたしに任せてなさい・・・。 さ、最初に・・・あなたのがどんな風に成長したか見てあげる。 ほら、あなたはちょっと下がって。 わたしこたつにもぐるから。 熱そうだしちょうどいいんじゃないかしら。 えっと・・・こうで良かったかしら。 んぅ、現代の人間の服って複雑ね・・・。 わぁ・・・当然だけど、赤ん坊の頃とは全く違うのね。 大きくってゴツゴツしてて色も濃くって・・・別の生き物みたい。 にゃあ、動いた!? わたしが見てるとこの子勝手に動くの・・・? こ、困った子なのは変わらないのね。 小さい頃のあなたと一緒。勝手に動き回って大人を驚かせるんだから。 び・・・びびる? そんなことないんだから。 任せなさい、どうするか知ってるんだから・・・。 よいしょ・・・こうやって・・・ん?挿れる、って? こ・・・っ、交尾はまだ・・・だめ・・・にゃあ。 んぁ、ふふ・・・しっぽを巻きつけて・・・ふぅ、ど、どうかしら? しっぽ、気持ちいい? おちんちんにぐるってまとわりついて、自由自在にこすこすしてあげられるのよ。 梵天にはこんなことできないでしょう? 熱いわ・・・しっぽの中でぴくぴくしてる・・・。 どうかしら、ちゃんと気持ちいいでしょう。 昔はね、夜中にいやらしい映画とか普通に放送されていたから知識はあるのよ。 ひとりで夜更かしするのにはちょうど良かったし。 いいじゃない、夜行性の生き物だもの。 あのね見た目はわたし方が年下かもしれないけど、 実際は何倍も生きてるんだから。 知ってるのよ・・・こうやって・・・ 人間の女は手で握るのよね・・・ 上下にこすこす・・・んふふ・・・。 わたしの肩に熱い息かかってるわよ・・・気持ちいいんでしょ。 んしょ、んん・・・こうして、確かこうだったわね・・・。 ふぅ・・・んぅ、んんっ・・・どうかしら? これで射精できそうかしら? ・・・ん?これでは無理・・・? ならば奥の手だわ・・・。 他にも知ってるんだから。 ふぇ・・・ふぇー・・・ふぇらちおとかいうのよね? 人間の女が男のものを口でしてあげること。 ぺ、ぺろぺろには自信があるのよ。猫だものっ。 安心しなさいよ。 舌が柔らかくなってるのはあなただって解ってるじゃない。 ちゅ、れろ・・・ぺろっ、ほら、ちゃんと柔らかいでしょう? れろれろぅ・・・ちゅ、ぱぁ、何感心してるのよ。 そりゃ、鼻の皮がすりむけるまで舐めちゃったことがあったけど・・・ あれはあなたが悪いのよ。 なかなか起きないんだから・・・。 ちゅれろ、んぅ・・・れるれる・・・おうちに二人っきりで・・・ お腹が減ったっていっぱいにゃあにゃあ言ったのに・・・全然起きないんだもの。 んぶっ、れぅ・・・思い出したら腹が立ってきたわ。 覚悟しなさい、泣いてもやめてあげないんだから。 あーん・・・んぅっ、はむ・・・じゅる、れろ・・・。 びっくりした? 思いっきりかじってあげるんだから・・・唇で。 牙を立てないように・・・じゅるる、れぶ・・・ぶちゅ、ちゅりゅりゅ・・・ ん、むぅ・・・じゅる、りゅじゅぅう・・・んふ、ん・・・。 どこで覚えたって・・・言ったでしょ、テレビ。 大きなソーセージ咥えて、女優さんが実演してたの。 こうやって・・・舌を絡めて・・・ じゅれろ・・・んぅ、れるれぶぅう・・・確かこんなふうにやってたわ。 んぶぶっ、じゅりゅぅ、じゅちゅ・・・んむっ、れろぅ・・・ しょっぱいの出てきた・・・。 猫は塩辛いもの好きなのよ。 ペロペロしたらしょっぱいお汁くれるなんて・・・ あなたにしては気が利くじゃない。 んぶぶっ・・・れぶぶ、んぐぅう・・・はぶ、んぐ・・・ なかなかおいひいわ・・・じゅぐ・・・じゅりゅぅうう。 何よ、情けない声出して・・・。 言ったでしょ、泣いてもやめてあげないんだから。 じゅりゅぅうう・・・じゅぼ、じゅぼぼぼっ・・・はぶ、れじゅぅううう! こういうのは特別って・・・映画で見てそのくらい知ってるわよ・・・ 本当に馬鹿ね・・・じゅりゅうぅう。 やめない、やめてあげないっ・・・ あなたみたいな鈍感な飼い主の言うことなんて聞いてあげないわ・・・じゅりゅう! んぶぶぶ、んごごっ・・・でる? しってるわ・・・射精するんでしょう? いいからしちゃいなさいよ・・・はぶ、んぐぐっ・・・れぶ・・・ おもいっきり・・・じゅりゅぅううう!! んぐぅうう!? ふぐっ・・・んんぅ・・・んじゅりゅぅう・・・ ふはぁ、けほ・・・れ、れはぁ(出たぁ)・・・。 はぶっ・・・んぐ、んぐぅ・・・んぱぁ・・・けほっ、熱い・・・。 ぶぁ・・・いっぱひぃ・・・。 んく、んぅ・・・それに喉に絡んで・・・こほこほっ、んぐ・・・。 こんな濃厚で苦いミルク飲まされたの初めてよ。 鮎のワタみたい・・・ちゅる、ん・・・。 やっと飲みきれたわ。 にゃふ・・・くんくん・・・うん、わたしのにおいたっぷりついたわ。 それにわたしにもあなたのにおいがついた・・・満足だわ。